また 此処に来ていました
横浜 大さん橋
12月になると 何故か この場所で夜景を撮っている
5年前 此処で夜景を撮ったのが このブログの始まりでした
その時と 見る光景は変わりないのに
その間に どれだけ沢山のことが あったでしょう
今日の 大さん橋は 拍子抜けがするくらい 普通です
穏やかな夕暮れ ビルの間には 富士山のシルエット
写真を撮る 観光客や 家族連れ カップル・・・
みなとみらいのビルの ライトアップは 大きくダウン
（ 但し 12/22だけは オフィスビルが全館ライトアップだとか ）
ここに立つ度 自分自身や周囲の変化 時の流れを ひしひしと感じるのです
昨夜の木枯らしが 嘘のよう
穏やかな 青空が広がり
冬うらら
すべてから 「 臨時休業 」出来たら いいのにな～ 
と思いながら コツコツ用事を片付けた 一日でした 
プラスティック製品を 整理しようとする度 思います
軽くて いつまでも壊れない
でも 使わない・・・
ゴミに出すのも 気が重い
「 なぜ 買ってしまったのかな～ 」と 後悔する
もちろん 仕事の上では 有用ですよね ！
酒屋さんの ビール瓶を入れて運ぶ コンテナなんか・・
でも 家庭では ほかの自然素材であっても 構わないはず
経年変化があって いつか壊れるものだけど
花も 本物そっくりのアートフラワーや プリザーブドフラワーは 確かに素晴らしい
けれど 私は思います
朽ち果てるものだからこそ 美しいのだと
秋から 冬へ
行ったり 来たり
翻弄された日々でした
「 ここらで 一服 お茶でも如何 ？ 」と
お茶を差し出す 美しい手もとに
ふと 目を上げれば
笑み浮かべた ふくよかな面差しの乙女
「 お名前は？ 」
「 はい 椿と申します 」
・・・もう 春のお局 ？・・・
まあ いいか～
一幅の 美しい花の絵を愛でながら
先ずは 一服のお茶を戴きましょう
今年は 美しい紅葉に 出逢えないかも・・・
と 思っていました
ところが やっと 三溪園（横浜）で 出逢えたのです
うっとりするような 紅葉 黄葉のグラディエーション
広い園内に点在する古建築と 自然が 融けあって
ため息が出るほど 美しい～
下の写真は 銀杏の大木が 辺り一面を 黄金色に染める場所・・・
まだ 少し早かったようです
初めて その光景に出逢った時は 息をのみました
まるで 大雪が降った後のように 黄金色の銀杏の葉に すべてが覆われ
薄い木漏れ日に 輝いて・・・
その時の記憶に 引き寄せられるように
つい また三溪園を訪れてしまうのです
冬のバラというと
凍てつく冬の空に 凛と咲く姿を 思い浮かべるでしょう？
けれど この「 モナリザ 」というバラは
ふくよかで 温かな微笑みを 浮かべているように思いませんか？
眺めていると
緩やかな気持ちに なってくる
モナリザの絵を みるように
吐く息が 凍る
辺り一面 真っ白な 霜野
見慣れた 野が
まるで 魔法をかけられたように
すべてが 眠りに落ち 凍りついた
静寂の世界
姿が見えなくなった モモコが
遠くから 駆けてくる
必死になって
こちらの世界へと
駆けてくる
お～ さむ
すっかり 冬らしくなってきました
長い夜を 暖ったかに過ごしましょう
モモコも お布団にくるまって
くうくう 眠っています 
雨上がり ヤツデの花が きらきら輝いていました
結婚式の 記念撮影のようですね 
