今朝 雨上がりの空を見上げたら 虹がかかっていました
急いで 浜辺に行くと
陽は 再び 厚い雲間に閉ざされ 虹は みるみる薄れていきます
静かな波の打ち寄せる この西伊豆の浜からは
晴れていれば この岩の向こうに 絵のように美しい富士の姿が見えます
最悪の一年だった 最後の日にみた虹に
未来への希望を失ってはいけないと 言われたような気がしました 
最近 ニュースを見て 引っかかっていました
福島の原発事故は 地震で壊れたのではなく 津波によるものだと強調していること
次への目的の 布石？
今日 テレビ朝日の報道スペシャルをみて ああ そうだったのかと・・・
地震で壊れたのなら 日本中の原発は 今のストレステストで不充分という事になります
でも 現場の作業員や 原発の開発 設置にかかわった人たちの話や 海外の観測データを見ると
地震で損傷を受けた可能性は 高いようです
もう一度 その時に戻ってみると
混乱の時とはいえ 責任のたらいまわし 隠ぺい・・・ 呆れるばかりです
記憶の風化をいいことに またもや繰り返されそうな 利益優先 人命軽視
私たちは 何故こうなったのかを 決して 忘れてはいけません
***** 以前撮った写真です 2日間ブログをお休みします 
*****
コサギ カワウ カルガモの 大きな群れ
今朝 川辺の散歩の途中 出逢いました
去年は 確か １１月半ばだったと・・・
やっと 冬の針が 進み始めたようです
「 この人 あなたの何なの？ 」 と
98歳のおばあちゃんFさんは 私の母のことを訊く
「 お母さんよ 」
10秒後に また
「 この人 あなたの何なの？ 」
「 お母さんなの 」
「 そんな筈ないわ 」
Fさんは 絶対に納得できないらしい
テーブルの向かい側の 80歳近くの男性Aさんが にこにこしながら話しかける
「 いやあ 今日は すごくいい夢みたよ～ 」
T大卒で 子供の頃から勉強ばかりしていたというAさんは
現役だった頃のプライドが染みついているが 根はきわめて温和ないい人だ
話は テレビのチャンネルが変わるように 飛んでいく
眠ると 楽しい夢の続きが始まるそうだ （いいね
）
そして C子さん
ジッと黙ったまま 無表情な90歳近くのおばあちゃん
初めは 話せない方なのかと思った
でも 行くと 私に向く視線を感じる
ある時 山形で生まれ育ったC子さんが ポツリポツリと民謡を唄い始めた
低い小さな声で・・・
華やかな 元唄とは雰囲気が違うけれど その節回しはミジミと心に迫り 真似の出来ないもの
何と C子さん 昨日は 私と一緒に 幾つもの歌を歌ってくれたのだ！ 
９０代後半の困ったサン
子供のように自由奔放なD子さんの辞書には 「気遣い」という言葉はない
腫れ物に触るように接してしまう D子さんだが
「お手手つないで」を歌いながら 手を繋いだら 嬉しそうな顔をした
母は 私の隣で 黙って微笑んでいる
母のいる介護施設で過ごした 冬の午後
玄関を出ると 鮮やかに色づいた蔦が 目に飛び込んできた
長い年月 人々の日々の営みを・・
喜びを・・ 悲しみを・・・ 見つめてきた家は
その記憶を 秘めたまま
静かに 佇んでいます
しんしんと 冷え込む日です
どうぞ お入りください
暖炉の火が燃える 暖かな部屋で
クリスマスを 一緒に過ごしましょう
この場所で この時を
あなたと共にいることに
感謝します
今年も クリスマス・シーズンの山手西洋館に 行って来ました
少し前のことだけどネ！
年々 飾り付けは 地味に・・ （ 良いことです ）
人出は 多く・・・ （ 多くの人に知られるようになったのですね ）
冬に向かう この時期は 心が俯きがち・・・
そんな時
クリスマスの飾り付けは
気持ちを 明るくしてくれる
冬の陽が差し込む 暖かな部屋で・・・ 飲み物は 何がいい？ ケーキは どれにする？
こんなテーブルで お茶したら 楽しいね
「 サンタさん まあだ？ 」
「 もう すぐそこだよ 」
うさこは 窓ガラスに ぴったり顔をくっつけて
サンタさんが来るのを 待ってます
プレゼントは 何だろう～ 
早く クリスマスの日
になるといいね
*** 山手西洋館のクリスマスより ***
ふわふわ 心が さまよい出ている
集中力に 欠けている
そんな時って ありますか？
何故か分からないけど 今日の私は 危うい感じ・・・
自分の役割から 解き放たれた時
どうなってしまうのかな～
無重力？
*** 写真は 葉ボタンに降りた霜 ***
キーンと凍りついた 朝の空気
いつもと違う山道を
モモコと一緒に サクサクと 霜を踏みしめて歩きます
時々 モモコが ふがふがと 夢中になって嗅いでいるのは 何かの動物の匂い？
木に巻きついたアケビの蔓や ヤドリギを探しながら
私は ゆっくり 歩いていく
あった～！ 桜の老木に 半透明の薄緑色の実をつけた ヤドリギが！
でも 高い場所・・・
今度 時間がある時に 採りにこよう
微かに聴こえたのは サンタさんの鈴の音かしら？ 
