MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

春の終わり

2019-05-31 22:31:03 | その他


爽やかな季節とは もうお別れですね 

今日は もう 梅雨の気配を濃く感じます 

紫陽花の花が いつの間にか 彩りを始めています 

 

 

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気持ちが沈みます

2019-05-30 22:51:27 | その他

寒かったり 真夏のようだったり・・ 

初夏らしい日に なかなか めぐり逢えずにいたのですが 

今日は やっと その爽やかな美しい一日  

それなのに 気持ちが沈みます 

川崎の無差別殺傷事件が 頭から離れません 

加害者は死んでしまったので 犯行動機は推測するしかないのですが・・ 

幾つか原因が重なり 社会的に孤立していたこと 

依存していた伯父夫婦が年をとり 自分のこれからに絶望したこと 

世間への恨みつらみ 

それが ある日 粗暴な怒りとなって 何の罪もない子どもたちに凶器が振り下ろされる 

亡くなった2人は 本当にお気の毒です 

重軽傷を負った17人は 身体だけでなく 心の傷をずっと抱えていくでしょう 


どうしたら このような事件を防げるのだろう? 

孤立させない社会をつくる・・・ 

それは とても難しいことです  

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ニュースに凍りつく

2019-05-29 00:05:27 | 

朝 いつものように出かけて行った家族が 理由もなく凶悪な事件の被害に遭う 

そんな事があるのですね⁉ 

登戸の児童無差別殺傷事件のニュースに 心が凍りつきました 

突発的な残虐性とは まったく正反対の学校 と 事件の起きた場所を思い浮かべます 

それは  今朝 起きたことなの 

まだ24時間も経っていないのよね? 

長く感じる一日でした

家族を失われた方々の気持ちを思い 胸が痛みます

 

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東京は厳戒態勢 !

2019-05-26 23:01:53 | 東京


日曜日ですが 仕事です  

 

帰り道で トランプ大統領が国技館へと向かう車列に遭遇! 

もちろん動画を撮りましたよ 

どうでしょう? 

観てください 


  

 

 

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窓を開けると・・ 

2019-05-25 22:50:51 | その他


小鳥のさえずりが 窓から流れ込んできた 

まるで 人と人が 楽し気におしゃべりをしているみたい 

花粉症でずっと窓を開けなかったのだが この暑さで窓を開けたら 外も内も繋がっているという一体感がやけに新鮮! 

赤ちゃんの泣き声も聞こえるし 近所の気配も感じられる 

昔の日本の家は みな そんな風だった 


***** 

この写真は 我が家ではありません! 

以前 横浜の山手西洋館で撮ったもの 

*****

 

 

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南西の風

2019-05-24 21:24:20 | 


今日は暑かったですね! 

窓から吹き込む 南西の風が 夏を連れてきました 

玄関わきのラベンダーの花が 香ります 

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読み聞かされる

2019-05-23 22:16:13 | 小さなおはなし


寝る時間になると  マメ子(孫)は私の布団の中に潜り込んできます 

「 じゃあ 絵本を読もうか 」 

と読み始めるのですが すぐ眠くなってくる  

私が・・ なのです   

文字がぼんやりとしてきて 自分の声が遠くに聴こえてきます  

「 〇 〇 で  し  た ・ ・ ・ 」( 沈 黙 ) 

その途端 

「 寝ちゃ ダメ  」 

マメ子の 厳しい声に  眠りから引き戻される 私 

続きを読み始めますが またすぐ

「 ・・ ・ ・  ・ 」

必死に読んで やっとのことで本の最後まで行き着き  ホッ! 


「 今度はマメ子の番ね 他の本を持ってきて! 」 

マメ子が読み始めます 

私は うつらうつら・・ 遠くにマメ子の声を聴いています 

マメ子の声が途切れました 

「 続けて! 」 

それを何回か繰り返しているうち マメ子が布団から抜け出しました 

「 ママのところへ行く 」 

「 そう おやすみ・・ 」 

それから まったく記憶がありません   

ハッと気づくと 部屋の電気は煌々とついたまま 

時計を見ると あれから4時間も経っていました 

廊下に面したドアが マメ子の身体の分だけ細く開いていました 

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小判草(コバンソウ)

2019-05-19 22:22:48 | 自然


花粉症は ヒノキが終わり イネ科が始まったそうです 

そういえば  少し前から 小判草の花序がサヤサヤと揺れていました 


私は 今のところ イネ科のアレルギーはないので 間近で眺めますが イネ科花粉症の人はそれどころではなく 辛い時期ですね  


金 土 日は 仕
事を片づける為 出勤しました 

さすがに ちょっと疲れました 

 

 

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大きな屋根になるという生き方

2019-05-18 22:57:41 | 小さなおはなし


*** 前記事に続きます *** 

生前 樹木希林さんがTVで 「 映画は監督のもの  俳優は監督に言われた通りに演技すればいいの 」と話していたことを覚えている 

でも 彼女が黙って従っていたとは とても思えない 

正面切ってではなく 斜って ボソッと 自分の考えを言っていたに違いない 

この「万引き家族」という映画でも きっと・・  


血の繋がりのない この家族が みなで海水浴に行くシーンがある 

りんの誘拐がニュースになり 治は建設現場で怪我をし 信代はリストラされるという四面楚歌の状況 

それも どこ吹く風というように みな屈託ない笑顔で 砂浜を走り 波と戯れる 

家族を満足そうに眺めながら おばあさん役の初枝(樹木希林)がぽつりと言う 

「 ありがとうございました・・ 」 

この言葉に ちょっと違和感を感じる 

「 ありがとね さよなら・・・ 」位が ぴったりではないかな? 

翌朝  初枝は布団の中で冷たくなっていた 

初枝は 年老いてはいるが みなの世話になっているわけではない 

むしろ この疑似家族(が適当な言葉か分からないが・・)の大きな屋根といった存在なのだ 

屋根が 雨風からみんなを守るという役目を果たすには それを支える柱が必要だ 

その柱は 初枝の年金  そして  治と信代の稼ぎ  信代の妹役「亜紀」の風俗のアルバイト料 等々 

その上 初枝はちゃかりと 家出している亜紀の両親から 預かり料まで貰っている 

自分も活き みなも活かすという 現実的な大らかさだ 

きっと この家は 初枝という大きな屋根があるだけで 壁はないに違いない 

風が吹き通っていて 出入り自由! 

初枝自身も ずっと家にいるわけではない 

主に パチンコ店? 隣の人の玉をネコババしたりしている 

そうであっても この初枝という重しがあるからこそ 家族という形に成り得たのだと思う 

血の繋がりはなくても  互いを思いやり 身を寄せ合って暮らしていた家族は 社会の法規によって裁かれ バラバラに引き裂かれてしまった 


亜紀は もう誰もいない家を訪れる 

何もないガランとした家の中・・ でも  そこにあった温もりは嘘ではない 

治と信代は それぞれ「 祥太の父 りんの母にはなれなかった 」と失意の底に沈む 

でも その愛は灯となり  祥太とりんが これから生きていく道の導となるだろう 


*** 自転車に乗ろうとしたら キリギリス科(ヤブキリ? ウマオイ?)の幼虫がいました  ***

 

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灯をかかげて

2019-05-16 23:36:39 | 小さなおはなし


生きることは  哀しみ  苦しみ 

忘れてしまいたい過去を もう一度たどり 修正したくなる 

先日おはなしした 映画「万引き家族」の父親役「治」の本名は「しょうた」

パチンコ店の駐車場で 車上荒らしをした時 車の中に置き去りにされ死にかけていた男の子を連れ帰り「祥太」と名づけます  

祥太に「父ちゃん」と言われたい 

切ない治のその気持ちは 自分が父親と親子の絆を築けなかった過去を 修復したいからなのです 

祥太を過去の自分に重ねているのですね 

一方 母親役の「信代」は 治が見かねて連れ帰った 親に放置されていた女の子に「りん」と名づけます 

りんの身体に残る傷をさする信代 

同じ傷が未だに残る信代には それが何であるのか分かるのです 

空腹のりんに おばあさん役の初枝が 熱々のお麩をふーふーして食べさせるシーンは まさに樹木希林の独壇場の場面! 

信代もりんに愛情を注ぎます 

やっと りんが居ないことに気づいた親が届け出て誘拐事件に発展しても 信代はりんを手放そうとはしません 


そして 祥太 

りんは祥太の後をくっついてまわります 

「お前は りんの兄ちゃんだよな!?」

「違う!」と言っていた祥太ですが 次第に兄としての自覚が芽生え始めます 

りんが祥太の指示なく 自ら万引きをしようとした時 それをさせまいとして怪我をしてしまいます 

病院に駆けつけた治と信代 警察の事情聴取に逃げ出しますが すでに遅く・・・ 


すべての罪を一人で被った信代 

「私は母親にはなれなかった」

静かに涙を流します 

怪我が治り 児相から学校に通うようになった祥太と会った治 

「おれはお前を残して逃げてしまった 父親失格だ」

二度と会うまいと心を決めるのですが 

祥太の乗ったバスが走り出すと 追いかける治 

バスの中から振り向く祥太

「とうちゃん・・・」小さく呟きます


さて りんは・・・ 

DVの親許に帰り 治に拾われたのと同じシーンで終わります 

でも 手には信代にもらったものを握り そして 手すりに掴まり何かを見た? 

その先には きっと りんを気にかけている誰かがいるのでしょう 

そう思いたいです 


家族とは何だろう? 

この問いかけに 誰もが心を動かされます  

 

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