アジサイの花は 七変化といわれるけれど
今シーズン 撮るアジサイは 白い花ばかり・・・
王子様は とうとう 古い塔の下にやって来ました
らせん階段を上って行くと
上り終えたところに 閉ざされた扉がありました
扉をひらくと
そこに 今 開き始めた花のように 美しいお姫さまが眠っていました
王子様が そっとキスをすると
お姫さまは 長い眠りから覚め 静かに目を開けました
そして
まるで この日が来るのを 待っていたかのように
王子様に 微笑みかけたのです
グリム童話の 「 いばらひめ 」の エンディングに
イメージが 重なりました
山沿いの道を 歩いていると
風に運ばれてきた 濃密な香り～ 
見上げると
ヤマユリが 微笑んでいた
夏山の女王
ヤマユリ 
深い緑のなかで
その場所だけが
スポットライトを浴びたように
華やいでいた
かなり距離があるのですが・・・
成鳥にしては 色がくすんでいるような気がします
この春生まれた カワセミの一番子でしょうか？
4年前（2008/5/23 ）に撮った写真は 下
巣立ったばかりの子は こんな色 ・・
それから 一か月で 一枚目の写真まで成長するでしょうか？？？
悩む～ 
「 此処に 置いておきますね 」
と 声がして 障子をカラリと開けると
縁側の端に きちんと畳まれた衣服が 置かれてあった
アイロンをあてられた シミ一つない 真っ白な夏衣
肌寒さを感じるほどの 気温だけど
もう そんな季節なんだ～
いつも 季節の変わり目に ピタリと合わせ さりげなく 用意してくれる
いったい 誰なんだろう？・・・
サラサラとした夏衣の 袖を通すと
影の色が ひときわ 濃くなる気がした
以心伝心
もう17歳に近い モモコは 眠ってばかり
それでも
通りかかると つい 撫でてしまう
触られても 反応はゆっくり～ 
古い機種のPCが 立ち上がりに時間がかかるように
深い眠りから ゆっくり 浮かび上がってくる
やっと目を開けた モモコに
「 ずっと ずっと 一緒だよ 」って 囁く
モモコは頭をもたげ 私の鼻に 湿った鼻先を 軽くタッチ
「 分かってるよ！ 」 だって・・・
*** 一年前の写真から ***
何と・・ 庭に ネジバナが咲いたのです 
何処から 種が飛んできたのか
いつの間にか チャービル（ハーブ）の鉢に ネジバナが・・・
感動～ 
雑草と思って 抜かなくて良かった～
モモコ！ 分かる？
これが ネジバナだよ 
可愛いでしょ？
エッ！ 可愛くないって？
モモコも ネジバナも アナベル（アジサイ）も
みんな 大好き
昔 お日さまは とっても寒がりだったんですって
夏が過ぎ 秋風が吹くと
お日さまは 夜は 寒くて寒くて 青いホオズキの家に泊めてもらいました
青いホオズキの家の中は暖かくて 一晩ゆっくり休んで 元気を取り戻しました
次の日も その次の日も お日さまは 青いホオズキの家を訪ねました
ホオズキは 次第に お日さまの色に染まり 赤くなっていったそうです
そして 真ん中に ポッ！と 真っ赤なちょうちんの灯も灯りました
今でも お日さまは寒がりで 夏が終わると 青いホオズキの家に泊まりに来るんですって
だから 秋になると ホオズキは 赤くなるんだね
（山形の昔話より）
空と 水が 融け合って・・・
一年前 大沼国定公園で撮った写真を眺めているうちに
旅心が 羽ばたき始めました
人のいない処へ 行きたい
大きな自然に 抱かれたい と
時々 思うのです
今朝の空は ドラマティックでしたね
久し振りに 見惚れてしまいました
吹き荒れた風に叩き落とされた 木の枝や葉が 一面に散らばり
草も なぎ倒されています
そして
南からの風に
咽るような 草いきれ・・・
夏色の瓶の中に すっぽり 入り込んでしまったみたい
ホタルブクロの花も 大分 傷んでしまいました
台風 来る！ 来る！
なんて 思って
今朝 収穫しました
トマト・・・
今季 初トマト です
キュウリも 2本 採れました
夕食に食べたら
トマトも キュウリも 瑞々しくって 優しい味
心 ほっこり～ 
