クリンが亡くなった 翌日の夕方
散歩から帰ったモモコが するりと玄関に飛び込んだ
キョロキョロ 眺め廻して
クリンが 何処にもいないと
問いかけるように 私の顔を見る
モモコも ツライね～
クリンは 小さな桐の箱に入ってしまったの
いやいや・・・ そうじゃない・・・
背中に 羽が生えたので
クリンは嬉しくて 今まで知らなかった世界を飛び回ってるのよ
そのうち やっぱり家が良くて 帰ってくるわ
そして 私たちの中で もう一度一緒に生きるの
それまで 待ってようね
昨年のフウセンカズラの種から もう花が開きました
１年前は 何をＵＰしていたのだろう？
ふと 過去を覗きたくなった
ギボウシねぇ・・・
そう言えば このところ よく見かける！
東アジア原産 ユリ科 ギボウシ属
美しい葉も入れて 今年も撮りましょう 
緑のなかに 鮮やかな朱の色
鍵盤打楽器みたい
きっと
燃え上がるように 情熱的な音が
響き渡る
アヤメ科
別名 ： モントブレチア
夏を思わせる 暑い一日だった
風が流れる 藤棚の下では
気持よさそうに 猫がお昼寝
近づいても ピクリともせず 寛いでいます
永遠の眠りについた クリンの枕辺に
アナベルの花束を・・・
「ありがとう」
私の両手のなかの 小鳥が
大空へ 飛び立った
重いからだを 脱ぎすて
軽やかになった 喜びに溢れて
祈りは 聞き届けられたのに
なぜ 涙が止まらないんだろう
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クリンは １７歳４ヶ月の命を終えました
写真は 昨年の９月に 撮ったものです
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スコールのような雨が上がると 夏の日差し・・・
草は すくすくと 空に向かって伸び
木は 思う存分 枝を張る
菜園に 久し振りに行ったら
びっくり
ジャングルのように なっていた 
巨大化したキュウリが ごろごろ～
具合の悪い犬の世話に 明け暮れているうち
すごい状態 
ジャガイモ 土の中で腐っていたら・・・ どうしよう・・・
あっ・・・ アベリアに 全然関係なかったね
気がつけば ネジバナの季節
写真を始める前は
足下にあっても 目にも留まらない花でした
今では 這いつくばって 撮っています
いったい 何をしてるんだと 思われているでしょうね・・・
やはり 今の季節 撮りたくなるのは
アジサイですよね～
山手西洋館の庭にも いろいろなアジサイがありました
心惹かれたのは
こんな パステルカラーのアジサイ
お洒落し始めた 少女たちって 気がしませんか？
いよいよ お別れの時がきました
2009年の 「花と器のハーモニー」
素敵でした 
時間に余裕があったなら
もう 一日だけ
カメラを持たないで ゆっくりと観て廻りたかった
長い間 お付き合い下さり 有難うございました
