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写楽・・話楽・・・な日々

マメ母退院 マメ子休園 

2020-02-29 18:26:16 | 小さなおはなし

娘がマイコプラズマ肺炎で入院 

もちろん マメ子(孫)の通う幼稚園には 大筋は伝えているのだが  

私が迎えに行くと いつも先生方は細かな部分まで知っている 

きっと マメ子はスポークスマンとなって 何でもお喋りしているのだろう   

昨日の夕方 預かり保育(幼稚園の終わった後の)に迎えに行くと 

案の定 先生がにっこり 

「 お母さま 退院ですってね おめでとうございます 」 

マメ子「 ばーば 今日は早かったね! 」と駆け寄ってきた 

先生に挨拶を終え マメ子と浮き浮き気分で手をつなぐ  

「 だって マメちゃん 早くママに逢いたいでしょう?  」 

「 うん 

「 だから 早く来たの 」

マメ子が持って帰るのは いつもより ずっと沢山の荷物だ 

というのは コロナウィルスの蔓延で 幼稚園は来週から4月に始まるまで休園になる 

しばらくの間 預かり保育は 時間を縮小して行われるが 

それも 状況次第で変わるかもしれない 


LINEのビデオ電話では毎日みているが マメ母は実物のマメ子と逢うのは久しぶり 

「 大きくなったね~! 」と びっくりした   

私が 傍から口を添える 

「 背が高くなっただけではないわよ 中身もお姉さんになりました   」 

マメ子が テレビの前に クッションやら毛布で マメ母が横になれる特等席をこしらえた  

「 ママ ここに一緒に入ろう! 」 

良かった 良かった・・・ 

やっと この家族のアクシデントにも 休止符が打たれたのだ 

 

「 それで3月はどうなるの? 」 

自宅に帰り 食事をしながら 夫が私に訊く 

「 しばらくは 今と変わりないと思うわよ 」 

「 毎日? 」 

「 そう 退院したからって元通りに動ける訳ではなく 一人で歩くのもヨロヨロ・・ 」 

「 寝たきりになると あっという間に筋力衰えてしまうからね 」 

「  無理をして  また入院なんてなったら・・    

とにかく  どういう風に回復していくか 今の時点では分からないわね 」 

「 私たちだって コロナウィルスに罹らないとも言えないし・・ 」 


とにかく 自分の事は出来るだけ気をつけるが 明日の事は分からない 


 

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黄昏時のスカイツリー 

2020-02-24 21:52:28 | 東京

もう 厚手のコートはそぐわない季節になりました 

春が 前倒しで 押し寄せています 

花粉症も早く終わるといいな~   


休日には 仕事  

電車の中が 一番の休息です   

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回復途上です 

2020-02-23 23:15:52 | 小さなおはなし

*** 前記事に続きます *** 


転院して 娘はマイコプラズマ肺炎だと分かり 治療が始まった 

しかし かなり重症だったので 容態は横ばいを続け 

良くなる糸口に辿り着いたのは 一週間後の事だった 

「 この病院に来てから 不安に思う事は 何ひとつないの  

先生たちも 看護師さんたちも 本当に信頼できる 」 

という娘の言葉に 本当にほっとした 


少しずつ 少しずつ 娘は回復していった 

やっと もうすぐ退院できそうだ 

「 こんな事態に陥って みんなに迷惑をかけて 私は自分に自信が持てなくなった みんな上手に生きていて 私だけあっちこっちぶつかっている気がする 」 

ベッドの上で 娘はいろいろ考えるらしい 

そうね 私だって・・・ と口を開く 

「 振り返れば 無駄と間違いと後悔が山のよう! 

その上 関わってきた人の病と死が累々と連なっている 

でも それに拘っている暇はないの 

躓いても 一歩一歩前に歩いていく 

それが生きているって事じゃない? 

経験は役に立つわよ 

他の人がどうかなんて 自分には関係ないでしょう? 」 


娘が救急車で運ばれた時から もうすぐ1ヶ月が経とうとしている 

その間に コロナウィルスが世界中に広がろうとしている 

退院しても 新たな危機が降りかかるかもしれない 

そして それは 私たち誰もにいえることなのだ 

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危ないところだった 

2020-02-22 21:35:23 | 小さなおはなし

*** 前記事に続きます *** 


夜中 娘が救急車で搬送され 肺炎との診断 

入院したが 容態は悪化していく そこで 転院することにしたが・・ 


週末で事務的な手続きはできず 月曜日に 地域医療連携センター?を通してから転院する事になった  

ここまではスピーディーだったが 為すべく事もなく待つ間にも 数値は悪くなっていく 

「 この病院から出て 何処にも行くところがなくなったらどうしよう  」 

弱気になり 尻込みをする娘 

「 大丈夫 あなたは病人なのだから 何も考えないで私たちに任せて! 」 

やっと 月曜日になった 

「 連絡はできた? 」と マメ父(娘の夫)に訊く  

電話をしているが なかなか繋がらないという  

「  医者は『 転院は水曜日頃 』と言っていますが・・ 」

と 気弱なマメ父のつぶやきを聞き 私はきっぱりと向き直った 

「 マメ父さん! 夕方までに転院できなかったら 今夜を越すことができないわよ 」

まるで 誰かが 私の口を借りて言っているような感覚に陥った  

私のすべての経験が蘇り 亡くなった人たちの声が 私の中で一つに重なる  

「  転院することは家族で一致した事でしょう? 

ならば その意志を押し通さないとね 少しでも早く! 

私は 後から こうしておけば良かったという後悔をしたくないの  」 

 

後から知ったことだが 刻々と悪くなる数値を懸念している人たちが  

「 何でもいいから 早く患者を送り出せ! 」と マメ父に檄を飛ばしていたそうだ 

その上 私にも詰め寄られ マメ父一人に降り注ぐ 

気の毒だが すべての要が彼なのだから仕方がない 


こうして転院した娘は その時 重症の肺炎   

人工呼吸器という段階だったが まだ若いので少し様子を見ようということになった 

ここで 肺炎の原因は マイコプラズマという細菌だと分かった 

珍しいものではなく 風邪の症状を長引かせるタイプの細菌  

こじらせると肺炎を起こすこともある 

これに効く抗生剤は一種類だけ 

今までの治療は それに気づかずにいて ここまで悪化させてしまったのだった 


*** 続きます ***

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娘の危機に 夫が目覚めた!?

2020-02-16 17:38:26 | 小さなおはなし

*** 前記事に続きます *** 


「 果たして あの病院で大丈夫なのだろうか? 」 

私が家に帰り たくさんの心配と疑問をぶつける前から  

夫は LINEで娘の様子を見て 一人 考えていたのだろう  

1週間振りに逢った夫の髪が 急に白さを増したと感じたのは 

気のせいだけではなかったのだ  

夫は10歳の頃 母親を亡くしている 

父は間もなく再婚し 郷里を離れ 夫は 母方の祖母の許に残った  

きっと 夫は 思ったのだ 

「 もし娘が死んだら 同じことが繰り返される 」と・・ 

とにかく 私の話を聞き終えると 

眠りから覚めたように テキパキと電話をかけ 相手に事情を説明した 

転院先が決まり それを娘夫婦に伝える時も 決して押しつけでないよう気を配っている 

素晴らしい! 

(  夫の能力は衰えていなかったのか・・・  ) 

? 

娘夫婦も同意したので 

医師に転院を了承してもらい 今までのデータをもらわなければならない   

土曜日のうちに マメ父(娘の夫)が それを進めた 

医師は「 転院は水曜日頃でいいんじゃない? 」と 呑気だったそうだ 

一体 この医師は 患者を見ているのだろうか??? 

転院先の病院からも こちらからも 地域医療センター?に連絡して 初めて転院出来るのだが 土日が休みなので それは月曜日になってしまう 

道筋が見えて来たのでホッとすると同時に 

日曜日 その一日に悪くならなければ良いがと祈る気持ちだ  

ところが 治療している筈なのに 数値は段々悪くなっていく 

いつもはポジティブな娘が 気弱になって行く 

新たな苦難が待っているのではないかという不安・・  

それならば いまある苦痛を耐えた方がいいと思う あれだ! 

マメ父には 医師の楽観的な見方が伝染したようだ 

最悪の状態がある筈はないという あれだ!


*** 続きます ***

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働き盛りでも 油断禁物 

2020-02-16 17:27:15 | 小さなおはなし

コロナウィルスでの重症化は 高齢者と糖尿病などの既往歴がある人といわれている 

でも それに当てはまらなくても重症化した人達の足取りを見ると 症状があるのに休まず(休めず?) 仕事し 出張までしていたのだ 

本人にとっても それによって感染した人たちにとっても 悲惨な結果だ 

人間だもの 突然に具合が悪くなることもある 

ならば 代わる人がいて みな それを許容する社会にならないかなと思う

勤勉だけが美徳ではない 

効率だけを追い求める社会であったら 少子化を止めることはできないだろう 

だって 子どもを育てるのは 本当に 時間と手がかかるものだから 


さて 少し前(1月の終わり)にあった事を 書いてみようと思う 

武漢でコロナウィルスの患者が増えているというニュースが流れ出した頃 

娘が高熱を出した 

夜中に42℃にもなって 救急車で運ばれ入院することになった 

肺炎を起こしているという事で 治療を受ければ良くなるだろうと思ったが 

一日経ち 二日経とうとしているのに 良くなるどころか 悪化しているようにみえる 

「 最強の抗生剤を使えば大丈夫です 」という医師の言葉を マメ父(娘の夫)から聞いた時に 背筋が寒くなった 

冬のこの時期で どの病院のベッドもいっぱい 救急患者の受け入れ先はここしかなかった 

だが 果たして この病院で大丈夫なのだろうか? 

週末だったので マメ子(孫)はマメ父に任せ 横浜の自宅に戻った 

今は SNSがあって良かった 

昔だったら きっとこうだ 

マメ父が医者の話を聞き 家に帰り 娘の様子を私に伝える 

私が夫(ジージ)に電話で説明する 

伝言ゲームではないが 人から人へ伝わる時 主観が入るので どこまで正確に理解できるか疑問だし 時間もかかる 

そして 今・・

主にLINEだが リアルタイムで 入院中の娘の顔色を見れるし 病院が出した数値も知ることが出来る 

その遣り取りを家族で共有できるので 話をしても理解が速い 

そんなこんなで 家に帰り 今までの経緯と 私の心配を話すと 夫はすぐさま行動に移った 

最近の夫のゆっくリズムからしたら 突然変異したかのようだ! 

ひどく老化が進んでいたと思っていたが・・  

 

*** 長いので 何回かに分けると思います ***

 

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爽やかな香りが 口いっぱいに・・

2020-02-15 21:27:43 | 自然

前々記事の フキノトウを頂いたMさん 

また この週末に 甘夏を手に訪ねてきて下さった  

きっと 病気の娘を心配する私たちを 励ましてくれているのだろう 

甘夏を剥くと 爽やかな香りが広がり 口にすると Mさんの心遣いが身に沁みる 

若い娘さんを亡くされた経験を持つMさんだからこそ 尚更だ 


娘は 少しずつだが 良い方向にむかっている 

昨日は  「 病気になって初めて気分よく迎えた朝だった 」と LINEで伝えてきた 

でも まだ 薬の力に依るものなので ベッドから起き上がっても 歩くのはやっとだ 

半月余も寝たままだったので 筋力がなくなってしまっている 

もう少し全体の状態が良くなったら リハビリが始まるだろう 

「 コロナウィルスが大変みたいね! ジージもバーバも気をつけてね 」

と 娘から反対に気遣われる私たちだが 

一体 これからどうなるのだろうね

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ウェットティッシュも無い!?

2020-02-14 22:35:45 | 東京

必要なものを揃え 入院中の娘の元へ 

足りないものは途中で買えばよいと 出掛けた 

新宿の街は 私の最も苦手とする処 

でも ドラッグストアはたくさんあるので 問題ないだろうと思った 

 最後の買い物は「 ウェット・ティッシュ・・ 

それも アルコールを使ってないものだったなあ 」と 見て回る 

訊いた方が早いと思うが 訊くような店側の人がいないのだ 

仕方ないので 化粧品を並べている美容部員さんに訊くと 

「 3階にあると思います 」と教えてくれた 

3階は 2、3人の客が スマホで相手と中国語でやり取りしながら 買い物かごに商品を入れている 

一つ一つの棚を 穴のあくほど注意深く見るのだが 何処にもウェット・ティッシュは見当たらない 

とうとう諦め 1階へ 

ここには やっと3台のレジに店の人がいた 

レジに並び 私の番になって やっと「 ウェット・ティッシュが欲しいのです 」と言う  

店員さん レジから離れ「 こちらです 」と案内してくれたが 

「 あれっ 無い・・  申し訳ありません 売り切れです  」 

マスクが無いのは当たり前だが ウェット・ティッシュまで無いとは 


気を取り直して 次のドラッグストアへ 

ここも 売り切れ 


3軒目へ 

すぐに 店員さんを捉まえ 訊く 

それが手っ取り早いと 分かってきた  

ところが このお兄さんは 日本語が分からなかった 


これ以上  探しても 無駄だ 

新宿は 日本であっても日本でない 特殊な地域 

それにしても マスクの買い占めの次には ウェット・ティッシュ??? 

不安になる 

しかし 翌日 東京の別の場所では ウェット・ティッシュを普通に手に入れることが出来た 

大丈夫  大丈夫

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蕗の薹をいただく

2020-02-11 22:40:20 | 自然

ピンポ ~ ン  

は ~~ い ! 

インタホーンの画面をみると  Mさんだった 

Mさんは70代半ばの男性 私の元畑仲間で 夫の釣り友でもある 

急いで出ると Mさんは「  ハイ! これ・・ 」と 手にした袋を差し出した 

中を見ると フキノトウ   

「  もう そんな季節なのね ありがとう 」 

昨夜遅く 東京の娘の家から帰って来た私は きっと疲れ果てた様子だったのだろう 

Mさんは さりげなく「 どう? 」と訊いてくる 

「 娘が病気で ちょっと忙しくしてます 夫は 今 娘の病院に行ってるの 」 

Mさんは 一瞬 沈黙・・ 

そこに ちょうど 夫が病院から戻って来た  

「 ああ どうも・・ 」 

Mさんに挨拶する夫をつかまえ 私は さっそく「 どうだった? 」 

「 だいぶ良くなっていたよ 」 

良かった・・! 

ホッとする私に 

いつもは長話をするMさんだが 「 また! 」と帰って行った 


私が 数年前のMさんとの事を思い出したのは 夫から娘の様子を聞き終えた後 

手にしていた袋に これ何だったっけ? ああ フキノトウ・・ 

それを冷蔵庫の野菜室に仕舞いながらだった  


数年前のその時 Mさんは 私に話を聴いてもらおうと必死だった 

話は丁寧なのだが 主語から述語までが長い・・ 

この話は 何を目的として 何処に辿り着くのだろうと途方に暮れてしまう 

状況説明が延々と続いたが やっと 小銭入れ?を落とした事が分かった 

でも お金は大して入っていない 

( 細やかな描写が続く・・ ) 

小さなポケット?が 幾つか付いている 

そこに  大切なものが入っていた 

( それは何なの? ) 

・・・・・ 

( 何なの? )

・・・・・ 

(  早く言って! 気が狂いそう! ) 


「 大事な写真なんだ!」 

「 どんな写真?」 

( 私 グッタリ・・

「 娘の写真 」 

「 娘さんがいらしたの? 知らなかった・・ 」 

「 俺に似ない 目の大きな可愛い子だった 」

「 まだ若かったのに 死んでしまったんだよ 」

・・・・・ 

「 だから 写真は肌身離さず持っているんだ それを落としたのが問題なんだ  」 


幸いにも 小銭入れは 拾って下さった方が届け Mさんの元に戻った 

大事な娘さんの写真も・・ 

Mさんに こんな辛い経験があった事を この時初めて知った 

Mさんには息子さんもいるが だからといって 娘さんの死を癒されるわけではない 

きっと 生きていたら 今はこうなって・・ と思うだろうな 

一人の死は 周りの人の人生も変えてしまう 


なぜ こんな事を考えるかというと 

今回 私は 娘が死ぬのではないかと思った時があったからだ 


Mさんから頂いたフキノトウは その晩 天ぷらにした 

ほろ苦い 春一番の味覚

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日一日と 日が伸びる

2020-02-09 21:39:06 | 

「 まだ 明るいね! 」マメ子(孫)が言う 

そう  1ヶ月前  幼稚園からの帰り道 この時間は  もう暗くなっていた 

「 もうすぐ春だよって 教えてくれているのね!と 私 

マメ母(娘)が入院して10日が経つ 

良くなってきているが  退院のめどはまだ立たない 

初めのうちは ママが元気でいる頃と同じく 我儘いっぱいだったマメ子 

テーブルの下に潜って 「 すみっこぐらし 」 

「 お風呂でパパが待ってるわよ! 」 

「 やだ 」 

「 じゃあ お風呂入らなくていいから・・  時間になったら寝ましょうね 」 

( それも嫌なんだよね!? ) 

オヤオヤッ? 服を脱ぎ始めた マメ子 


ご飯も  「 お腹 空いてない! 」「 食べたくない!」 

「 大丈夫! 一日二日食べなくても  無理に食べる必要ないから・・ 」 

と 私は励ます 

すると いつの間にか マメ子は食卓について食べている 


今 私には マメ子の我儘を教え諭す暇がない 

主婦が欠けたマメ子家を 何とかまわして行かなければならないし 

マメ母の病院にも行き 幼稚園の送り迎え 

自分の仕事も 週一回は行く  

一人でいる夫のことも心配だ 

休む間もなく働き 動き 幼稚園の預かり保育に迎えに行った時の事 

その日は金曜日で 持って帰る荷物がたくさんあった 

マメ子はリュックを背負っているので 私が手提げを持とうとすると 

「 ばーばは持たなくていい わたしが持つから! 」マメ子が言う 

「 でも 重いわよ!? 」 

「 大丈夫! 」 


車に乗ると いつも寝てしまうマメ子 

「 今日は絶対に寝ない ばーばが大変だから・・  」 

( 本当かいな? ) 

時々  マメ子を見ると  目がくっつきそう 

でも 家に着くまで寝ないで頑張った 

そして 帰り着くと ソファに丸くなり眠ってしまった 


幼児から脱皮し 急激に成長していく  マメ子 

マメ母が退院し 家に戻る頃には どんなマメ子になっているだろう? 

「 ママに逢いたい 」 

「 ママも マメちゃんに逢いたいって言っていたわよ! 

日曜日 ママの調子が良くて マメちゃんがお咳をしていなければ パパが連れて行ってくれるわ 」 

「 お咳してないもん 」 

「 じゃあ 大丈夫! 」 


今日は日曜日 

マメ子は 久し振りにママと逢って どんな話をしているだろう? 

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