MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

そっと そっと 春にキッス! (•ө•)♡

2017-02-28 20:42:41 | 自然


待っても 待っても なかなか来ない 

諦めていたら 暖かな息吹が そっと頬を撫でていく 

追いかけていったら 君の姿は消えてしまった  

いいよ 僕は 君の残した香りのなかで 君が来るのを待っている 

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春目前 寒さが身に沁みる

2017-02-27 23:02:09 | 


「 夜明け前の闇は深い 」と いいますが 

もうすぐ春という 今  

ひときわ 寒さが身に沁みるのです 

梅の香に惹かれて 立ち止まると 

その傍らに咲いている オトメツバキ(乙女椿)に気づきました 

幾重にも重なる花びらが なんとも愛らしい姿です 

亡くなった母が 好きな花でした 


その母と どこか似ている友人のお見舞いに 昨日 行ってきました 

私より5歳ほど年上の彼女と 最後に逢ったのは3か月前でした 

その後 電話がかかってきて 

「 もし 私が死んだら・・・ 」

「 今 伝えておかなければと思って 」という率直さに圧倒されて 私は ただただ 聞く立場にいました 

今は もう はっきりとした会話はできなくなってしまった彼女 

自宅で一番好きだった窓辺に ベッドを置き 過去の世界を行ったり来たりしています 

久し振りにみた彼女の姿に 私は始め衝撃を受けましたが 傍にいるうちに 彼女の本来の形が浮かび上がって来ました 

それは その日の朝みた 乙女椿の花に似て ふんわりと温か いつも 微笑んでいて 他人を気遣い 遠慮する姿で 

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雪を割って咲く福寿草は 私たちには特別な存在なの

2017-02-25 23:06:02 | 小さなおはなし


3回にわたる「 クナウとひばり 」のおはなしを聴いて下さり ありがとうございました 

ちょうど 今は 福寿草が咲く季節   

この おはなしをする機会が2回ほどあり 聴いて下さった方から こんな声を頂きました 


北海道出身の方から・・・ 

北海道に住む人たちにとって 福寿草は特別な思いがある花なの 

雪が融けはじめ やっと顔を出した大地に 一番初めに咲く花ですから 

福寿草が咲く → 長い冬が終わり 春が来る  

このおはなしに その ときめく気持ちを思い出しました 


ご主人が北海道出身の方・・・ 

彼は 福寿草のことを「雪割草」というのよね 

雪を割るように咲く花だから 


そんな話を聞くと 私にも 新たなイメージが湧いてきます 

来年 福寿草が咲く季節に また何処かで このおはなしをすると思いますが その時は もっと良いおはなしになりそうです  

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クナウとひばり - 3 -

2017-02-24 21:37:30 | 小さなおはなし


さて みんなは「 ひばりは どうなったの? 」って 思うでしょう? 

大空の神も ひばりのことを忘れてはいませんでした 

ある日のこと 大空の神と ひばりが 空でばったり出逢いました 

大空の神は 言いました 

「 ひばりよ お前は なぜ私の言いつけを守らなかったのだ? 」 

「 神さま アイヌの国はとても美しいのです つい 歌い 遊びながら暮らしているうちに 日が過ぎてしまったのです 」 

「 ならば ひばりよ  お前はアイヌの国の鳥になるがよい 二度と大空の国には戻れないようにしよう 」 

「 それはひどい! それはひどい! 帰りたい! 帰りたい! 」 

ひばりは 大空の神に訴えました 

けれど ひばりの願いは 聞き届けられませんでした 

ひばりは 今でも「 帰りたい!帰りたい! 」と 言いながら 空に向かって飛び立つのですが  行くことは出来ず 舞い戻ってくるのです 

その声が 私たちの耳には「 ピイチク!ピイチク!」と 聴こえるのだそうですよ 


*** おしまい ***
 

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クナウとひばり - 2 -

2017-02-23 22:09:08 | 小さなおはなし


さて 次の日 大空の神が クナウを迎えに 中空の国へ降りてきました 

ところが クナウの姿がありません 

大空の神は たいそう怒って 大空の国へ帰っていきました 

そして ひばりを呼んで こう言いました 

「 ひばりよ アイヌの国に降り クナウを探し出してくるのだ よいか 日が暮れるまでに戻るのだぞ!」 

「かしこまりました」 

ひばりは 小さな羽をせわしなく羽ばたかせながら アイヌの国へ降りて行きました 

それっきり その日も 次の日も 次の次の日も帰って来ませんでした 

大空の神は けもののテンを呼んで 言いました 

「 テンよ アイヌの国に降り クナウを探してくるのだ よいか 日暮れまでに必ず戻るのだぞ!」 

テンは 大きなしっぽを振り振り アイヌの国へ降りて行きました 

そして その素早い動きで アイヌの国中を走り回り とうとう 国の端にある まだ雪の残った岩陰に隠れているクナウを見つけ出したのです 

けれど クナウは テンと一緒に 大空の国へ行こうとはしませんでした 

テンはクナウよ お前は神に背き 親に背いた罰として アイヌの国の草になるがよい 」と言って しっぽでクナウを叩きました 

すると クナウの姿は みるみるうちに 小さな草に変わりました  

そして その先に小さなつぼみがついたかと思うと それはふっくらと膨らみ 美しい黄金色の花がひらきました 

フクジュソウです 

春 まだ雪の残る大地に 誰よりも早く花ひらくフクジュソウは クナウなのです 

一目でも早く アイヌの国が見たいと咲くのです 

そして 人々に 春が来るよと知らせているのです 


*** つづく ***  

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クナウとひばり - 1 -

2017-02-21 23:13:31 | 小さなおはなし


むかしむかし 北の大地に アイヌの国がありました 

アイヌの国の上には 風が流れ 雲がわきおこる「中空(なかぞら)の国」がありました 

中空の国には 雨や 雪や 陽の光を 地上に届ける役目もありました 

中空の国の上には どこまでも高く広がる「大空の国」がありました 

青い青い空の世界です 

ある日のこと 大空の国の神さまが 足もとの 中空の国を眺めていると キラキラ輝くものが目に留まりました 

「何だろう?」 不思議に思い 大空の神中空の国へ降りて行きますと・・・ 

それは 中空の国の美しい女神「クナウ」だったのです 

一目惚れした 大空の神は クナウのお父さんの「中空の神」に クナをお嫁さんに欲しいと申し込みました  

中空の神は つり合いの良い結婚を喜びました 

そして クナウに 春までに 楡の木から採った糸で 嫁入りの晴れ着を織るようにと命じました  

それからというもの クナウは 楡の木の皮を採るため たびたび アイヌの国へ降りて行くようになりました 

行く度に クナウは アイヌの国の 美しい森や 湖や 野原が大好きになりました 

そして 大空の国へいくのが 死ぬよりも嫌になりました 

いよいよ明日は 嫁入りの日 

クナウは 立派に出来上がった 黄金色の晴れ着を着て 別れを告げる為 アイヌの国へ降りて行きました 

それっきり クナウ中空の国に戻っては来ませんでした 


続く

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土色の砂塵が 西から押し寄せてきた 

2017-02-20 21:47:06 | 


強風 春の嵐の一日でした 

窓からのぞいたら 西から 土色の砂塵が押し寄せてくる様子が 目の当たりに見え ゾクゾクっとしました 

埃っぽい風にさらされると 身も心も ぱさぱさに乾燥していくようです  

そんな時には・・・ 一杯やる    

といっても 今の私は ホットレモンですけど・・・  

レモンの酸味と 蜂蜜の滋養が 潤いを取り戻してくれる気がします  

 

春になるまでは まだ 幾つもの寒暖の日を越えて行かねばなりませんね  

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鳥のさえずりが 賑やかに

2017-02-19 23:08:16 | 


鳥たちのさえずりが ひときわ賑やかです 

藪の中では ウグイスの 「チャッ チャッ」という地鳴きの声 

シジュウカラや メジロや エナガや コゲラで編成されていた「カラ集団」も 段々と分かれ つがいになってきました 

元気者のヒヨドリは カップルで 忙しそうに飛び回っています 

畑のブロッコリーの葉を齧っているのは 誰? 

それは 多分 ムクドリ  

声は聞こえるのですが なかなか犯行現場を押さえることができません 


 恋の季節です  


*** 写真は エナガ *** 

 

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畑で 体ならし 

2017-02-18 22:58:36 | 自然


冬と春を  行ったり来たりですね 

そんな時には 思い切り 身体を使った方がいいのです 

ジムで エアロビやるよりも 

自然の中で 開墾なんて どうでしょう? 

ついつい 甘やかしがちな身体を 極限まで追い込むと 

あらあら・・ 精神まで若返り シャンとしました!  

「畑」効果には 素晴らしいものがあります  


***** 

今日は  地元のグループの活動日 

「 朝9時から ビシッと行くよ! 」という方針で 畑の開墾をしました 

作業が終わる頃には ヘロヘロだったみんなも 

昼食が終わった後に それぞれが また何やら始めたのには ビックリ 

やっぱり 体を使うこと 必要ですね  

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春一番

2017-02-17 22:42:56 | 自然


まさに 春の嵐 

自転車をこいでも 向かい風に押し戻されました 

これだけの風だと 何かが飛んできて当たり 怪我をすることがあるかも・・・ 

と思っていると 「 パキパキ 」という音がして 

すぐ傍に 木の枝が落ちてきました 

ぼんやりしていられないですね!? 


明日は また 冬に逆戻りだとか 

当分は 冬と春の綱引きですね 

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