もう要らないだろうと 今日はジャケットなしで出掛けたら 体が冷え切ってしまった
桜の花が咲く頃の冷え込みを「 花冷え 」というが
もう日本には そんな繊細に表現する季節はなくなり 「寒い」「暑い」のどちらかになってしまった気がする
最近 私は 暇さえあればにスマホでニュースを確認している自分に気づき ハッとする
目的がある訳ではなく 何となく そうしていないと不安なのだ
ニュースは もちろん コロナ一色で 社会は閉塞感いっぱいだ
重症化するのは 高齢者や 既往症を持つ人といわれていたが 若い人や子どもも 健康に問題がなかった人も そうなっている
若い患者が 酸素吸入しながら 自分の状態を伝え 「罹らないで!」と注意を促す動画を見ると 胸が痛む
「 息をしようとするのにできない 」「 胸に割れたガラスを詰め込んだような辛さ 」
1月末に 肺炎になった娘が そうだった
娘の肺炎は コロナウィルスではなく マイコプラズマ細菌に因るものだったのだが
みるみるうちに悪くなっていくというところは同じで その時のことを思い出すと 今でも頭を抱えたくなる
その時の危機は何とか乗り越えたが 再び 目の前にはコロナウィルスが立ちはだかっている
この戦いでは 世界中で数十万人の犠牲者が出るだろうと言われている
自分も 周りの人たちも その数に入るかもしれない
今の私には それが かなりリアルにイメージできてしまう
皆さんも どうか 十分気をつけてくださいね