MONAのフォト・ギャラリー

写楽・・話楽・・・な日々

眠り絵

2012-08-31 22:00:42 | 小さなおはなし

 
「 どのような眠りが お好みでしょう? 」  

黒服の男が 物音ひとつ立てず 傍らに立ちます 

優雅な身のこなし 吸い込まれそうな眼差しの ネムリエです  


「  お薦めは? 」  

「 こちらは 如何でしょう ?」  

グラスに注がれたのは 濃い黄金色の液体 

口に 含めば・・・ 

身体が重くなり 深い眠りの底へと 落ちていく 

浮かび上がろうという意識と 沈んでいく身体の 落差 

小舟に乗って トロピカルな大気の海に漂いながら  

そよそよと 微かに吹く 秋風に 帆を操る 

そんな感じ ? 


「 夏の終わりに相応しい 眠りかと 」  

ネムリエの 囁き・・・ 
 

 

「 最上質の眠りとは どんなものなの? 」  


「 それは・・・ 」 

ネムリエの顔に 微笑みが広がりました   


「 お客さまの心を開放してあげること 

そして 

心の奥底にある夢や願いを 眠りの中で叶えて差しあげる事でございますね  」   

 

*** 以前撮った 写真です ***

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稲穂

2012-08-29 23:24:07 | 自然

初めて作った ミニミニ田んぼ 

たった一つの 稲穂から 

たくさんの苗が 出来ました 


実るだろうか? 

実らないかも~ 


そんな心配も この穂を見て 消えました 

稲は 強い  

自分でやってみて 初めて分かること 多いですね 


採れたお米で ご飯を炊いて 

湯気のたつ 新米を食べてみたい・・・ 

 

 

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夏の果て

2012-08-28 22:30:38 | 自然

ジ ジジジ・・・ 

パタパタと 窓を打つ羽音 

蝉は 力尽き 

でも  

また 飛び立とうとする 


夏の輝きが 

ふと 翳った 

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こんなん・・どう?

2012-08-27 20:34:06 | その他

冬瓜は 切らなければ 冬までとって置けるんですって ! 

薬膳料理の素材としても よく使われるらしい・・・ 

邪魔者あつかいして ゴメンね  

来年は きちんと苗を植えて 食生活の一環に加えましょう 


デカサイズの2個は そのままにして 

前に収穫した 冬瓜の皮を キンピにしてみました 

皮むきで薄く剥いた皮を 千切りにして 胡麻油で炒め 砂糖と醤油で味付けしました 


冬瓜
のワタと種を 圧力鍋で軟らかく煮て 味噌汁の具に・・ 

これも 美味しかったですよ 


捨てるところ 無いのですね  

今の時代に ぴったりじゃないですか !?

何の世話もしないのに~ 

まだまだ これから大きくなる冬瓜が 畑にはゴロゴロしています 

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で 出た~!

2012-08-26 22:19:53 | 自然


長いこと 雨が降っていません 

畑の作物の葉も そろそろ 枯れ始めました 

今まで生い茂っていた カボチャと 冬瓜も  

さすがに 葉がスッキリしてきました 

今朝 畑に立ち寄ると・・・ 新たに 冬瓜を発見  

デ・・ デカイ~ 

それも ふたつ・・・  

昨日まで せっせと 冬瓜の貰い手 探し歩いて 

やっと 配り終えたところだったんです~ 


当分  冬瓜フルコース料理になりそうです・・・ 

 


ところで・・・ 

冬瓜を植えた覚えないんですけど  

いつの間にか 畑を占拠されていました 

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蠱惑

2012-08-25 23:48:43 | 自然


みな 足を止め  

携帯や カメラを出して 撮り始めました 

今日の夕暮れ 


丘の上から眺めれば  

ちょうど 丹沢の山の連なりに 日が沈むところでした 

すこし 目をずらすと 

淡い暮色に染まる薄雲をたなびかせた 富士山のシルエット 

この 蠱惑的な姿に 心を奪われてしまうのです 


「 そろそろ帰らない? 」 

と 子ども連れの家族のお母さん  

「 刻々と変わっていくのを観てると 飽きないよ 」 

と お父さん 

この夫婦は 子どもを遊ばせながら 

長い間 この場所にいました 
 


こんな ひとときを持てるって 幸せですね 

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綻び

2012-08-25 00:14:04 | 自然


夏の権勢に ただひれ伏し 汗を滴らせてばかりでしたが 

さすがの夏にも 綻びが・・・ 

時折 通り過ぎる 秋の影 


空の青は冴え 流れる雲が美しいでしょう?   

滝のような 蝉しぐれが 耳を打ちますが 

役割を終え 地に落ちた 蝉のなきがらも目につくようになりました  

そして 

いま 開けている窓からは 賑やかな 虫の音が  



*** 写真は 以前の撮ったもの ***

 

 

 

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雨乞い

2012-08-22 19:53:48 | 自然


東京は 雨が降っても 

横浜の この辺りは 降らない 

どうなってるの?


焼けつくような日射しにも 畑の作物は耐えています (エライ!) 

頂いた 秋野菜の苗は 枯れてしまったけれどネ・・  


空を見上げては 


雨恋 

雨来~い

雨乞い 


降らないかな~  


*** 以前撮った写真です ***

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カワトンボ

2012-08-21 23:21:33 | 自然


ジリジリと 焼けつくような日射しですが 

空はすっかり 秋です 

ついつい 空を見上げて 

雲の美しさに うっとり~  


ひらひらと 蝶のように飛ぶ カワトンボにも・・・ 
 

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下関へ

2012-08-20 21:55:18 | 旅行

 

下関は 行ってみたい処でした 

夫と別れ 

一人で 自転車と歩きです  

本州の最西端に位置し 関門海峡を挟んで九州は手が届きそう  

海路 陸路の要所であり 

海外情勢がいち早く伝わる 開かれた都市  

数々の歴史の舞台になった場所ですものね


長府にある 「 功山寺 」は 鎌倉時代に遡る 歴史ある寺 

仏殿(上)は 1320年に建立されたそうです (国宝) 

大内氏最後の当主 大内義長は この境内で自害 (1557年) 

幕末 尊王攘夷派の7人の公家が 京の都から追放され この寺に5人が滞在 (下の写真) 

高杉晋作が 長州藩俗論派打倒のため この寺で挙兵しました (1865年) 



そして さらに そのまた昔 

この 下関の壇ノ浦では 

平家源氏の 最後の戦いが繰り広げられました (1185年) 

敗れた平家は 次々に船端から入水 

その中には 8歳の安徳天皇の姿もありました 

平家が滅びて 3か月後 京の都を大地震が襲います 

人々は 安徳天皇 平清盛の祟りと 恐れました 

安徳天皇の御霊を鎮めるため造られた御堂が 後に阿弥陀寺になり 

明治時代に 現在の「 赤間神宮 」 (下) となったそうです 

 


安徳天皇と 平家一門は 海の底の竜宮で 今も生きている 

人々の間では こう信じられ 伝えられたそうです 

だから このような 建築様式が採られたのでしょうね  

華やかな神宮の片隅に 粗削りな平家の武将の墓が ひっそりとありました   

耳なし芳一 」の話の舞台は 此処なのです 

 


 

山口の旅は ここが最終地点 

下関は初めてだけど 

今は亡きブログ友が住んでいた処です 

この海で 毎日魚を釣っていたんだと 懐かしい気がしました 

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