goo blog サービス終了のお知らせ 

仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ドリームガールズ

2018年11月12日 | ムービー
『ドリームガールズ(原題Dreamgirls)』(2006年/ビル・コンドン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「1962年。音楽界での成功を夢見るディーナ・ジョーンズ(ビヨンセ・ノウルズ)、エフィ・ホワイト(ジェニファー・ハドソン)、ローレル・ロビンソン(アニカ・ノニ・ローズ)の仲良し三人組は、女性ボーカルトリオ、"ドリーメッツ"として活動していた。エフィの兄C.C.ホワイト(キース・ロビンソン)が作詞作曲した楽曲で地元デトロイト劇場の名物企画"タレントコンテスト"に出場するものの惜敗。しかし、彼女達の可能性を見出だし、マネージメントを買って出たカーティス・テイラー・ジュニア(ジェイミー・フォックス)によって、人気歌手ジェームス・サンダー・アーリー(ジミー/エディ・マーフィー)のバックコーラスに起用された。それを機に、一躍スター街道を歩み始めることになった三人だったが・・・」という内容。
タレントコンテストのステージでの三人はとても自信に満ち溢れていて、彼女達の魅力が爆発していた。
(^o^)
それだけに勝ち残れなかったのがよほどショックだったのだろう。
ステージ前にはとても前向きだったディーナが、「12歳の時から歌を始めて、C.C.からも100曲以上の提供を受けたのに全然売れない。こんなことは無駄だ」というような弱音を見せたのだから。
しかし、運というのはどこで開けるのか分からない。
中古車ディーラーのカーティスが音楽産業に興味を持たなければ、彼女達のプロデビューはなかったし、アマチュアコンテストで選ばれなかった十数分後に、10週間のツアーに出て週給400ドルを保証されるなんてことにはならなかった。
ローレルに「浮き沈みのある仕事ね」という台詞があったが、それを実感することになるのはデビュー後相当の時間が経ってからになるのだろうし、エフィとジミーのほうが身に染みることになったかもしれない。
ジミーが歌っていたが、ショウビズ界というのは永遠に終わることがないゲームなのかもしれない。
ブロードウェイミュージカルが原作とのことだが、これは面白い作品だった。


ブーメラン

2018年07月26日 | ムービー
『ブーメラン(原題Boomerang)』(1992年/レジナルド・ハドリン監督/アメリカ)を見た。
物語は、「マーカス・グレアム(エディ・マーフィ)が広告担当副社長をしている化粧品販売会社シャントレス社が創業50年を迎える同業のレディ・エロイーズ社に買収され、ジャクリーン・ブロイア(ロビン・ギヴンズ)がマーケティング部の新責任者として赴任してきた。自分が就任すると信じて疑わなかったマーカスは、格下げともいえる待遇にショックを受け、退社しようとも考えたのだが・・・」という内容。
新体制を御披露目するレセプションパーティーの会場で同僚との恋愛はしないと宣言され、ダブルショックのマーカスは、それまでの豪快な仕事ぶりが影を潜めてしまう。
美術担当アンジェラ・ウィス(ハル・ベリー)が二人をうまくいかせようと気を効かせるのだが、どうみてもアンジェラのほうが女性としての魅力がありそうだし、彼女もマーカスも実はトレッキーで、とても話が合うというエピソードは面白かった。
(^_^)
また、会社にはマーカスの幼馴染みの二人も勤めているのだが、タイラー(マーティン・ローレンス)はセックスと黒人差別の話しかしない男で、「白い球がすべての球を支配している。これは差別だ」というビリヤードをしている時のタイラーの話は馬鹿馬鹿しくて楽しい。
ジェラード(アラン・グリアー)は生真面目で少しばかり退屈に思えるような男だが、彼の両親の強烈過ぎるキャラクターが彼の人格形成に相当影響を与えたのではないかと想像できて妙に面白かったのだった。
(^。^)
恋愛だったり、友情だったり、仕事だったり、なかなか欲張りな展開の物語で、テレビの連続ドラマを見ているような気もしてきた。
妙に懐かしさを感じる雰囲気のそこそこ楽しめる作品だった。

ビバリーヒルズ・コップ 3

2017年11月24日 | ムービー
『ビバリーヒルズ・コップ3(原題Beverly Hills Cop Ⅲ)』(1994年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ミシガン州デトロイト。アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)は、自動車盗難事件の犯人グループのアジトを捜査しようとしていたが、上司ダグラス・トッド警部(ギル・ヒル)の指示を無視し、犯人たちは非武装だからとSWATを呼ばなかった。ところが運悪く、武装した別の犯罪グループが居合わせたことから銃撃戦となり、トッド警部は射殺されてしまった。犯人を追跡したアクセルだったものの、シークレットサービスのスティーヴ・フルブライト(スティーブン・マクハティ)により、別件の捜査妨害になるからと追跡を止められてしまうのだった。トッド警部が殺された現場から、テーマパーク"ワンダーワールド"のタオルを発見したアクセルは、葬儀後、その施設があるビバリーヒルズに向かったのだが・・・」という内容。
楽しいテーマパークだというのに、ワンダーワールドの警備員は皆、実弾を装着した拳銃を携帯しているし、これはどうにも怪しい。
ジョン・フリント刑事(ヘクター・エリゾンド)が警備主任のエリス・デワルド(ティモシー・カーハート)に連絡を取ってくれているはずなのにチケットを買わなければ入場させてくれなかったし、オーリン・サンダーソン警備部長(ジョン・サクソン)などは、警備員に銃撃されたというアクセルの言葉をマッタク信じず、銃撃場面が映っているはずのビデオ映像も加工処理されているのだから、これはもう怪しいというより真っ黒だ。
(^。^)
これは、前作『ビバリーヒルズ・コップ2(原題Beverly Hills Cop 2)』(1987年/トニー・スコット監督/アメリカ)の7年後に制作された続編だが、この頃にはすでにエディ・マーフィの人気が不動のものになっていたからか、アクセルがまともな人間に描かれてしまっていて、前作、前々作ほどの面白さがなくなっていたのが残念だった。
過去2作品が面白かったのは、アクセルの無茶苦茶さと、ビバリーヒルズ警察の真面目なのかボケているのかよく分からないビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)という登場人物の存在が大きかったと思うのだが、どちらにも"パワー"が感じられないのだった。
また、ジョン・ランディスは、『ブルース・ブラザース(原題The Blues Brothers)』(1980年)、『サボテン・ブラザーズ!(原題Three Amigos!)』(1986年)の監督だし、エディ・マーフィ主演の『大逆転(原題Trading Places)』(1983年)、『星の王子ニューヨークへ行く(原題Coming to America)』(1988年)でも監督をしていた。
とても面白い作品ばかりだったのだが、どれも1980年代の作品だ。
1990年代になって、この監督自身のパワーが落ちてしまったということだったのだろうか。
確かに『ブルース・ブラザース2000(原題Blues Brothers 2000)』(1998年)も、前作とは比較にならないほどの内容だったのだが、それは考え過ぎであって、続編というのは難しいということなのかもしれない。

ビバリーヒルズ・コップ 2

2017年09月26日 | ムービー
『ビバリーヒルズ・コップ2(原題Beverly Hills Cop 2)』(1987年/トニー・スコット監督)を見た。
物語は、「3年前の事件の後、親交を持つようになったデトロイト市警のアクセル・フォーリー刑事(エディ・マーフィ)と、ビバリーヒルズ市警のアンドリュー・ボゴミル警部(ロニー・コックス)、ジョン・タガート巡査部長(ジョン・アシュトン)、ビリー・ローズウッド(ジャッジ・ラインホルド)だったが、捜査の都合により、釣りに出かける予定が立たなくなった。事件のからくりを解明しつつあったボゴミルだったものの、重大事件の捜査中ながらテッド・イーガン市長(ロバート・リッジリー)の都合を最優先するハロルド・ルッツ新署長(アレン・ガーフィールド)により、指揮官として不適格であり、さらに上司に盾突いたとの理由から、ボゴミルが停職処分を科され、タガートとローズウッドの2人は交通係に配置転換されてしまうのだった。そんな折、捜査中の"アルファベット強盗"の犯人マックスウェル・デント(ユルゲン・プロホノフ)、カーラ・フライ(ブリジット・ニールセン)らによってボゴミルが襲撃され、生死をさまよう。いてもたっても居られないアクセルは潜入捜査中ではあったものの、上司ダグラス・トッド警部(ギルバート・R・ヒル)の目を欺いてビバリーヒルズへと応援に駆け付けるのだったが」という内容。
前作ではローリングストーン誌の記者を騙って超一流ホテルのスイートルームに滞在したアクセルだったが、今回は建築物捜査係を名乗り、改築中のプール付き大邸宅に入り込む。
工事が済むまでの1週間、そこの家主がハワイに滞在して留守になるので、好き勝手に使えるというわけだが、警察官なのか犯罪者なのかまったく分からない人間なのがアクセルだ。
(^_^;)
デトロイト市警でも、捜査に投入している真っ赤なフェラーリを同僚のジェフリー・フリーマン(ポール・ライザー)に乗り回させて、自分のアリバイを偽装するのだから、普段から無茶苦茶なやり方で捜査をしているようだ。
また、そんなアクセルの影響を受けたビリー・ローズウッド刑事がどんどん過激になっていくのが楽しい。
脇役ながらも、なかなかに面白い演出がなされていて、彼が主人公のスピンオフ作品が造られたとしてもそこそこヒットしたのではないかと思ったほどだ。
(^。^)
そういう人気もあって、第3作『ビバリーヒルズ・コップ3(原題Beverly Hills Cop III)』1994年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)が作られたのではないかとも思える。
これは面白いシリーズ作品だ。

ビバリーヒルズ・コップ

2017年08月28日 | ムービー
『ビバリーヒルズ・コップ(原題Beverly Hills Cop)』(1984年/マーティン・ブレスト監督/アメリカ)を見た。
物語は、「幼馴染のマイケル・タンディーノ(マイキー/ジェームズ・ルッソ)がミシガン州デトロイト市警察勤務の刑事アクセル・フォーリー(エディ・マーフィ)を訪ねてきた。刑務所を出た後、やはり幼馴染のジーネッテ・サマーズ(ジェニー/リサ・アイルバッハー)を頼り、彼女が支配人をしているカリフォルニア州ビバーリーヒルズにある画商で警備員をしているという。ところが、一緒に酒を飲んで帰宅した際、マイキーが何者かに射殺されてしまった。殴られて気を失っていたアクセルは、同殺人事件の捜査を希望したものの、ダグラス・トッド警部(ギルバート・R・ヒル)に受け入れられなかったことから休暇を取り、事件の糸口を見つけるため、ビバリーヒルズのジェニーを訪ねたのだが・・・」という内容。
当然、宿泊先の確保などしているはずもないアクセルは、どうにも高そうな豪華ホテルのフロント係とわざとにいざこざを起こし、スイートルームをシングル料金で泊まれるように持ち込んでしまう。
シングル料金と言っても235ドル(1ドル=110円として約2万5,000円)もするのだから、安くはない。
正規料金だといくらくらいなのだろうか。
(^_^;)
画廊のオーナーだというヴィクター・メイトランド(スティーヴン・バーコフ)は地元の名士ということだが、随分とワル顔で、アクセルがマイキーのことを聞いたとたんに事務所から放り出すし、何より、マイキーを殺害したザック(ジョナサン・バンクス)という男が彼の用心棒なので、これは謎解きという展開にはならない。
地元警察のジョン・タガート巡査部長(ジョン・アシュトン)、ウィリアム・ローズウッド刑事(ビリー/ジャッジ・ラインホルド)やアンドリュー・ボゴミル警部補(ロニー・コックス)等と"じゃれあいながら"、復讐を図るという物語だ。
これを見たのは20年以上ぶりだったが、随分と無茶苦茶な展開がやはりとても面白くて、第2作どころか第3作まで作られたのには充分納得だ。
(^_^)

大逆転

2017年07月17日 | ムービー
『大逆転(原題Trading Places)』(1983年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「ウィンソープ・ルイス3世(ダン・エイクロイド)は、創業47年になる商品ブローカー"デューク&デューク社"で幹部として働いていた。創業者の兄ランドルフ・デューク(ラルフ・ベラミー)と弟モーティマー・デューク(ドン・アメチー)の孫娘ペネロープ・ウィザスプーン(クリスティン・ホルビー)を婚約者とし、身の回りのことはすべて執事のコールマン(デンホルム・エリオット)に任せきりという優雅な生活を送っていたのだが、兄弟の気まぐれから、すべてを失ってしまう。代わって1年目の年棒8万ドルで彼の後釜に収まったのは、傷病兵を装い詐欺行為で逮捕されたビリー・バレンタイン(エディ・マーフィ)。兄弟は、"ウィンソープは育った環境が良かっただけであって、劣悪な環境の産物であるバレンタインに正当な環境とチャンスが与えられれば彼も同じように働けるはずだから、それを証明しよう"という"化学的な実験"を行うのだが・・・」という内容。
第1ナショナル銀行に15万ドル以上の預金があるというウィンソープだったが、兄弟に依頼されたクラレンス・ビークス(ポール・グリーソン)の計略により、窃盗の嫌疑をかけられたばかりでなく、麻薬の密売人として逮捕され、婚約者も彼のもとから去って行ってしまい、もちろん会社は解雇。
本当に何もかも失ってしまったのだが、オフィーリア(ジェイミー・リー・カーティス)のおかげで何とか人生を踏みとどまることができた。
「金づるは守らなきゃ」とは言っていたものの、彼女はとても優しい女性で、ウィンソープにしてみれば、真っ暗闇の中に見えた一筋の光だったことだろう。
大きな屋敷に住んでいるデューク兄弟は、使用人たちを並ばせて「おはようございます」と挨拶をさせるのだが、それには一切返事をすることなく出掛けていく。
行先は会社ではなく、280年の歴史を誇るという"ヘリテイジクラブ"だ。
兄がクラブのボーイに「クリスマスボーナスだよ」と5ドルを渡し、弟は「半分は私からだよ」と言う。
強欲な人間とはそういうものなのかね。
(^_^;)
ウィンソープも将来はきっとこの兄弟のようになっていたのかもしれないが、絶望的な状況を体験したことで、人間として随分と成長できたことだろう。
これはとても面白い物語だ。
(^_^)

ホーンテッドマンション

2017年04月24日 | ムービー
『ホーンテッドマンション(原題The Haunted Mansion)』(2003年/ロブ・ミンコフ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「妻のサラ(マーシャ・トマソン)と2人で不動産業を営んでいるジム・エヴァース(エディ・マーフィ)は、好調に営業を続けていた。結婚記念日の夜は、早く帰宅しようと努力していたものの、仕事が途切れることがなく、ついつい帰宅時間が遅くなってしまいサラを怒らせてしまった。指輪のプレゼントも効果なしだ。埋め合わせのために週末の家族旅行を提案したジムだったが、チラシを見たという執事のラムズリー(テレンス・スタンプ)と名乗る男から、エドワード・グレイシー(ナサニエル・パーカー)の屋敷を売りたいとの電話が入る。ジムよりサラのほうが信用できそうなのでサラが1人で来てほしいとの客の希望だったが、旅行に出かけるついでに娘のエマ(ディナ・ウォーターズ)と息子のマイケル(マーク・ジョン・ジェフリーズ)も連れ、家族4人でグレイシー邸に出かけたのだが・・・」という内容で、各ディズニーパークにある人気アトラクション"ホーンテッドマンション"を映画化したものらしい。
グレイシー邸は随分と町から離れた場所にあるらしく、移動途中の「ここってまだアメリカ!?」には笑ってしまった。
到着すると、そこは大豪邸なもののとても古びた屋敷で、裏庭にはたくさんの墓がある。
アメリカの歴史などはたかが200年余りのものなのだから、グレイシー家先祖代々ということではなく、たぶん屋敷の使用人たちの墓も建てられているということなのだろう。
突然の豪雨で敷地内の道が寸断され、一家は屋敷に一晩泊めてもらうことになるのだが、どうしたってお化け屋敷にしか見えない建物なので、これは怖い。
と思いきや、口数が多くて父親にそくっりの13歳のエマも、蜘蛛が怖くて少しおっとりとした10歳のマイケルも、子供は特に怖がる様子もなく、何事にも一番ドキドキしていたのは父親ジムのようだった。
「屋敷の維持が困難になってきた」との台詞があったが、あの蜘蛛の巣だらけの様子じゃ納得だ。
実は売却話に裏があるなどとは不動産屋のジムも思わなかっただろう。
(^_^;)

底抜け大学教授

2014年04月09日 | ムービー
『底抜け大学教授(原題The Nutty Professor)』(1963年/ジェリー・ルイス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「化学には精通しているものの、からっきし体力がないジュリアス・ケルプ教授(ジェリー・ルイス)は、講義中にアメフト部の学生から馬鹿にされ、途中で講義を打ち切ってしまう。そのクラスのステラ(ステラ・スティーヴンス)からボディビルで身体を鍛えることを勧められた教授は決意してジムに通い、いろいろマシーンを使ってみるのだが、効果が出ないことから、様々な文献を読み漁り、一瞬にしてたくましい男に変身するというクスリを発明するに至るのだった。クスリを飲んだ後の教授は社交的な性格に変貌し、すべてにずば抜けた才能を発揮する。"バディ・ラブ"と名乗り、瞬く間に学生達の人気者になったのだが・・・」という内容。
二重人格者の物語『ジキル博士とハイド氏』をモチーフとした作品だそうなので、教授変身後のバディ・ラブは陽気なハイド氏というわけだ。
変身後は確かに変身前と違う方面の才能が開花して、いつもやり込められていたウォーフィールド博士(デル・ムーア)を反対に手玉に取るのだが、見た目に関しては「そうかぁ!?」という感じでもある。
しかし、ビジュアル的な問題は時代が違うので仕方がないところだろう。
(^_^;)
監督・脚本・主演の3役をこなしているジェリー・ルイス(1926年~)という人は随分と才能がある人のようなのだが、マッタク知らないので少し調べてみると、父親が芸人だったこともあって5歳で初舞台を踏んだ有名なコメディアンとのことだった。
確かに、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年/ロバート・ゼメキス監督/アメリカ)の劇中、「今の大統領はレーガンだ」「大統領がレーガンなら、副大統領はジェリー・ルイスで、ファーストレディはジェーン・ワイマンか?」というマーティとドクの会話がある。
(^。^)
この作品は、のちにエディ・マーフィ主演『ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合』(1996年/トム・シャドヤック監督)としてリメイクされている。

星の王子ニューヨークへ行く

2010年05月27日 | ムービー
『星の王子ニューヨークへ行く(原題Coming to America)』(1988年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「アフリカ大陸、ザムンダ王国のアキーム王子(エディ・マーフィー)は、生まれた時から妻になることを決められていた相手との結婚を拒否し、本当の自分を愛してくれる相手を探すべく、ニューヨークへと旅に出た。ある時、従者・セミー(アーセニオ・ホール)と共に参加した慈善イベントでリサ・マクドーウェル(シャリ・ヘッドリー)に一目ぼれしたアキームは、彼女の父クレオ・マクドゥーウェル(ジョン・エイモス)が経営するハンバーガー店で働き始める。しかし、彼女にはダリル・ジェンクス(エリク・ラ・サル)という彼がいて・・・」という内容。
エディ・マーフィーは1人4役をこなしているのだが、それは彼の自己満足的演出であって、見る側がくすっと笑うのはきっとそこでは無い。
アキームがアフリカからやって来たということで"クンタ・キンテ"とあだ名されるのだが、そのアフリカからやって来たクンタ・キンテを『ルーツ』(1977年/テレビドラマ)で演じていたのがジョン・エイモス(クレオ・マクドゥーウェル役)であったことや、映画『大逆転(原題Trading Places)』(1983年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)の登場人物、破産したランドルフ・デューク(ラルフ・ベラミー)とモーティマー・デューク(ドン・アメチー)がホームレスとして登場したことにくすっと笑ってしまうのだ。
(^_^)
毎朝クラシックの生演奏で目覚めたり、着替えもすべて従者がしてくれたりと、アキーム王子はとても優雅でこの上ない生活を送っているのだが、歯磨きする王子がうがいをしやすいように喉を撫でる係や、大便後のお拭き係といった設定にも笑える。
しかし、そんな仕事で給料を貰う人生って嫌だなぁ。
(^o^)