仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

星の王子ニューヨークへ行く

2010年05月27日 | ムービー
『星の王子ニューヨークへ行く(原題Coming to America)』(1988年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「アフリカ大陸、ザムンダ王国のアキーム王子(エディ・マーフィー)は、生まれた時から妻になることを決められていた相手との結婚を拒否し、本当の自分を愛してくれる相手を探すべく、ニューヨークへと旅に出た。ある時、従者・セミー(アーセニオ・ホール)と共に参加した慈善イベントでリサ・マクドーウェル(シャリ・ヘッドリー)に一目ぼれしたアキームは、彼女の父クレオ・マクドゥーウェル(ジョン・エイモス)が経営するハンバーガー店で働き始める。しかし、彼女にはダリル・ジェンクス(エリク・ラ・サル)という彼がいて・・・」という内容。
エディ・マーフィーは1人4役をこなしているのだが、それは彼の自己満足的演出であって、見る側がくすっと笑うのはきっとそこでは無い。
アキームがアフリカからやって来たということで"クンタ・キンテ"とあだ名されるのだが、そのアフリカからやって来たクンタ・キンテを『ルーツ』(1977年/テレビドラマ)で演じていたのがジョン・エイモス(クレオ・マクドゥーウェル役)であったことや、映画『大逆転(原題Trading Places)』(1983年/ジョン・ランディス監督/アメリカ)の登場人物、破産したランドルフ・デューク(ラルフ・ベラミー)とモーティマー・デューク(ドン・アメチー)がホームレスとして登場したことにくすっと笑ってしまうのだ。
(^_^)
毎朝クラシックの生演奏で目覚めたり、着替えもすべて従者がしてくれたりと、アキーム王子はとても優雅でこの上ない生活を送っているのだが、歯磨きする王子がうがいをしやすいように喉を撫でる係や、大便後のお拭き係といった設定にも笑える。
しかし、そんな仕事で給料を貰う人生って嫌だなぁ。
(^o^)