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第4回 仁淀川流域"宇宙桜の会" を開催しました(その1)

2010-06-29 | 仁淀川流域のイベント情報
6月25日、仁淀川町の中央公民館をお借りして、第4回 仁淀川流域"宇宙桜の会" を開催しました。

これまでの3回の会議を踏まえて、仁淀川流域を活性化させるための具体的なアクションを起こそうと言うねらいで、会議が進められました。



仁淀川の活用を図っている「仁淀川お宝探偵団」の城下さんが参加されて、取り組みの報告をしてくださいました。

また、土佐茶中でも仁淀川流域の茶にこだわって販売されている高知市の「若草園」・上島会長さんや、仁淀川流域の茶業振興策を、産業振興計画の一つとして取り組まれている県の責任者の西尾さんや岡本さんも参加してくださいました。



前半の約1時間は、土佐茶中でも仁淀川流域の茶にこだわって販売されている高知市の「若草園」・上島会長さんの仁淀川茶に対する思いや現状の報告に基づき、

仁淀川流域"宇宙桜の会"としても、仁淀川流域の茶業生産者の所得アップにつながる"仁淀川茶の販売促進と品質の一層の向上策で、販売単価のアップを図る取り組みを応援する"など、

消費者と生産者をつなぐ取り組みの第1弾として、

①お茶の美味しい入れ方と試飲会  ②関係者が現状認識を深めて、消費拡大を目指すシンポジュウムをセットにした取組みの提案をしました。

このような取り組みを、地産地消・地産外消を進める立場から、消費者団体や生産者・販売者・研究機関・大学など行政とも相談し、連携しながら企画していく事を話し合いました。



以下は、参考資料です。

第3回 仁淀川流域"宇宙桜の会" 開催しました(その2)

(第3回の会議報告の中から抜粋しました)



4、仁淀川流域の土佐茶ブランド "仁淀川茶" を応援する取組み

お茶の関係者にお尋ねしました。

初夏の冷霜で被害を受けたところが多い、仁淀川流域の茶生産ですが、

お茶に適した地質で、大きな川の流域で霧が深くて、朝晩の温度差が大きく、雨量も多いと言う好条件の気候風土の中で、土佐茶ブランド "仁淀川茶"が生産されている。

老齢木を植え替えて、若木で勢いのあるお茶の葉にすると品質もアップするし、製法の仕方についても、買い手ニーズをふまえて取り組むと、もっと高い値段で・・・

ペットボトルのお茶に慣れて、キュウスで飲むお茶が減った・・・最後にはお茶ッ葉を食べてもらいたい・・・

抹茶をヨーグルトに入れて毎日食べている人いわく・・・"お茶を飲んだらガンにならん!"などなど・・・・・熱く語られていました。

流域の関係する団体や行政機関とも連携して、お茶離れが進む現状の中で、消費者と生産者の距離をちじめる普及啓発・情報発信など、消費拡大を図る取り組みを応援して行きたいと話しました。

例えば、「香典返し」のお茶は美味しくない!しかも県外茶が多い中で、

美味しくてもらって喜ばれる土佐茶ブランド"仁淀川茶"に!などの取り組みは・・・など。



高知新聞 特集 土佐復燃   

(2009年9月1日・朝刊・・・現在のWEB上では削除されています)


■仁淀川流域

ブランド茶で知名度を 苦境打破へ地産地消

本県が中四国最大の茶産地であることをどれだけの人が知っているだろう。栽培面積約600ヘクタール。生産量は年間3,000トン余り。その7割近くを仁淀川流域で生産している。

伝統ある茶産業を守ろうと県茶業試験場、高吾農業改良普及所、JAコスモスなど茶に関わる各団体が結束。仁淀川流域茶産地振興協議会(谷脇洋輔会長)の結成に至った。現在、製品茶の小売拡大で所得増を目指す新たなビジネス型産業に活路を求めている。

価格低迷、重油や資材高騰。それに高齢化が追い討ちをかけ、茶農家は苦境に立つ。そんな状況を打破しようと関係機関が結束した折、県の産業振興計画が持ち上がった。渡りに船だった。同協議会は「産振での浮揚が茶産地を守る最後のチャンスかもしれない」と力を込める。

同流域の茶葉は長らく静岡、京都などの茶師に愛される高品質の「地産外商」商品。香りと味、長年築いてきた生産、製茶技術は西日本でも有数のレベルを誇る。

だが、ブレンド茶に利用されたため、産地としての知名度は皆無。一方で、同協議会などの調査で本県消費茶葉の半分以上が県外産だったことも判明した。地産地消には寄与していなかったのだ。

同協議会のテーマは「ブレンド茶からブランド茶へ」。現在、9割以上を占める静岡市場への出荷分を減らし、地元で売る製品茶を3年間で生産量の7%から15%に増やす。

各産地で独自に仕上げ茶やティーバック化などで小売しているところもあり、これらを同協議会が販促、広報などで後方支援。仁淀ブランドで紅茶やペットボトル化など、新商品も考えている。

茶に含まれるカテキンの健康効果も注目を浴びる。「どこに出しても恥ずかしくないお茶。ぜひ飲んでほしい」。同協議会の取り組みに期待が集まる。


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