西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

20年9月定例会、一般質問(環境問題の件)

2008-09-08 18:42:04 | Weblog
Ⅱ、環境問題について
1、 環境教育・学習における課題と方向性について
「環境問題」については子供たちの将来を考えた時、現状のまま、これを放っておけば、加速度的に地球全体を破壊していくという大きな課題があり、危機的状況の今日、是非とも児童生徒に教育・学習として積極的に取り組んでいただきたいと願うものであります。当市は今までは「環境美化」に関して、市民への啓発活動等、行政の方の努力もあり、常に「環境先進地」として他市より優位にあり、誇れる状況であったわけですが、今は追いつかれ、そして追い抜かれる有様でないでしょうか?
この問題は、昨日今日始まったわけでもありませんし、早急にできる課題でもありません。したがって教育現場で「環境問題」を考える時、先程の集中豪雨やアメリカのハリケーン等の地球温暖化という地球規模の大きなテーマを扱うことより、先ず身近なことから始め、子どもたちに、ごみの減量・リサイクル(回収・分別・再生など)に関心を持ってもらい、知識を高め、実際に参加して慣れ親しんでもらう方が先決のような気がいたします。
学校として環境学習の目標を定め、教師同士でも意思の疎通を図り、一緒になって児童生徒たちとゴミ拾いをし、資源ごみの収集に励み、汗を流し、それも一過性の楽しさ、体験学習・イベントで終わってはならないと思っております。
それには、これからの子供たちへの「環境教育・学習」の推進、クラブ活動を通じての教育なども重要なことではないでしょうか。
花壇で花を植える、育てる、皆で大掃除をする、小鳥やウサギを飼う、ということも立派な環境へ配慮した教育であります。
そこで質問いたします。
先ず、今まで当市では「環境」に対する教育・学習について学校現場への働きかけを積極的に行ってきたのか。過去において環境教育モデル校の事例も含めまして、「環境問題」に取り組んできた実績を教えてください。
これはじっくり取り組む課題であると同時に、連続性のある学習でなければ意味がないと思うわけでありまして、今後「環境」についての目指すべき方向性がありましたらお示しください。

次に地域の環境美化に向け、そのためにも、「津島の行政でできることはなにか、」を探り、行政運営の仕組みを整備するなどして、再び他市に誇れる先駆的な「環境モデル都市」を目指す考えはないのか、その考えがありましたらお聞かせください。
地域の環境活動促進の整備、民間・ボランティア団体との協働、環境に関する総合的・計画的な管理等、今までの知識と経験で、その力を存分に発揮していただきたい。
創意と工夫により、地域の環境美化を目指し、より一層環境に配慮した資源循環型社会、環境モデル都市の構築に向けて努力すべきであります。