夏休みの自由研究

　「朝顔の観察」、「昆虫採集」、「木工工作」、これらの研究でどれだけの子供たちが本気で関心を示し、自分たちで考え、取り組んでいるか？
夏休みの勉強も消化試合で、現状に適合し、人並みの大人になるよう育て、そうした時代の子供が今既に社会の中枢に位置している訳であります。
なんの発想も持たず、それを金で誰かに委任し、偏差値教育の申し子だけでは国の将来、世界の平和を守れるのだろうか？

今の小・中学生に、本気で地域や環境等の現状と未来を考えさせるのも「自由研究」にしてはどうか。
子供が政治や社会問題について口出しするのは生意気なのか。

「地域の発展」とか「環境問題」について発言し、大人が慌てふためく、そんな姿を見てみたい。
「子供議会」を開催し、市政の課題を取り上げ質問したら、議会はじめ市職員も安閑としていられないはず、
夏休みの自由研究に、そんな試みも必要かと思います。