晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

フクロウ巣立ち?

2010年06月30日 | フクロウ
今年もフクロウが巣立った感じがします。

去年見たのは、家の近所の通称「浄水場の森」でしたが、
今日気づいたのは、また別の「学校の森」。駅への途中にある森です。

姿は見えませんでしたが、昨年同様「キィ…」と鳴いていました。


これは去年見たフクロウ。

3キロほど先に環境アセスメント会社に勤めている知人がいるのですが、
その人の住んでいる団地脇の小さな森でも、フクロウが繁殖しているとのこと。

住宅地に囲まれた小さな森でも、たくましく生きているんですね。
今年も姿を見たいなあ。。。。



蒸し暑い…

2010年06月28日 | その他
こんなこと書いてもしょうがないのですが、蒸し暑いですね。
夜10時半ぐらいに帰ってきて、家内外の温度計を見ると、27度とか。。。
熱帯夜じゃねえか!

うちにはクーラーもないし(テレビもない)、
今年も扇風機一本の寝苦しい夜が始まったわけだ。

寝間着を綿のTシャツから登山用の化繊のものに変える。
朝方、汗が冷えて意外と寒いんで、綿のシャツは。

ふう。

尾瀬の生きもの2010

2010年06月26日 | 
尾瀬に行くと、何種類かの生きもの見たくて一生懸命探します。

去年行ったときはニッコウキスゲがよいころで、
個人的にはハッチョウトンボ探しを頑張っていました。
何匹が見たのですが、去年探したのに見られなかったのがゲンゴロウ。

いるんですよ、尾瀬には。本物のでかいゲンゴロウが!
池塘をなんだか不器用に、えっちら、おっちら泳いでいるんです。
前に一度見たことがあって、いつも探すのですが、、、、。

今回はいました! 写真は撮れませんでしたが、でかいのが!
大きくて深めの池塘にいました。よく考えると、前見たときもそうでした。
エサとかの関係でしょうか? 今回は2匹も見て大満足です。



これは木道で休んでいる、、、カナヘビ。
ぜんぜん逃げませんでした。

今回の尾瀬は、このシーズンらしくカエルがよく鳴いていました。
交接中のモリアオガエルも見ましたね。
人も少なくて、カエルの声や鳥の声をゆっくり楽しみました。
何度行っても尾瀬はいいです。

カッコホッ?

2010年06月25日 | 
尾瀬が好きな理由はいろいろありますが、
ひとつには野鳥が見やすいところでしょうか?

今回もホオアカやノビタキ、ヒバリなどが見られました。
特に好きなのがカッコウとオオジシギですね。

意外と、シュン!と細長くてかっこいいカッコウですが、
今回は3羽のバトルを見ました。
「カカカカカカッ」と鳴くんですね、バトルのときは。
ギューンと飛んで追いかけっこをしていました。

そのカッコウですが、当然、ふつうは「カッコウ!カッコウ!」と鳴くわけですが、
今回は一部に「カッコホッ カッコホッ」と鳴くのがいるのを発見しました。
1羽だけじゃなくて、何カ所かで聞いたので、そういう鳴き方があるのだと思います。

単にヘタなのか、なにが別の意味があるのか?
興味深い発見でした。

オオジシギは、遠くで鳴き声を聞いただけで、
「カミナリシギ」の別名の由来となったディスプレイ・フライトは見ることができませんでした。

とりあえず同行者には、その魅力を伝えるべく、
「ズービー!ズービー!ズービャク、ズービャク、バババババババババッ(羽音)」と
わたしの物まねを堪能いただきましたが、
別な意味で受けていたようです。。。おかしい、、、あんなにすごいのに。。。

クマに会った!

2010年06月24日 | 
尾瀬ヶ原でツキノワグマに会いました!
話は聞いていたけれどびっくりです。

ぶっちゃけ、場所は目撃例が多いヨッピ橋周辺。
おそらくクマ対策だと思うのですが、木道が高く設置されていて、
鉢合わせても、それほど危険ではないようになっています。

じつに距離5、6メートル!

見たのは背中だけですが、けっこう小さめの若グマでした。
ヤブの中をそそくさと逃げていきました。

毎年、尾瀬に入っているのですが、ここ10年でずいぶんと変わりました。
今回は、シカを2頭見たし、各所でシカの警戒音を聞きました。
クマも普通にいるし。。。。

ま、いろいろ問題をはらんでいますね。

尾瀬の花 つづき

2010年06月23日 | 
尾瀬ヶ原はミズバショウがほぼ終わりで、
ニッコウキスゲにはまだ1ヶ月早いということで
超人気花の端境期ですが、いろいろ花はありました。



左上:ヒメシャクナゲ
左下:ミツガシワ
中上:ワタスゲ(果穂)
中下:イワカガミ
右上:ハクサンチドリ
右下:オオタチツボスミレ


尾瀬の花々

2010年06月22日 | 
日月で尾瀬に行ってきました。
ちょっとアヤメ平をのぞいて、人の少ない尾瀬ヶ原を歩きました。
たいして雨も降らず、なかなか楽しい山行でした。

そこで出会った花たちのポートレートです。



左上:チングルマ
右上:タテヤマリンドウ
左下:リュウキンカ
右下:コツマトリソウ

葉っぱの寿命

2010年06月20日 | 生き物
ワールドカップ開幕戦の夜に咲き始めた部屋のサクララン(ガガイモ科のつる性樹木)ですが、
妻がふとこんなことをつぶやきました。

「葉っぱ、落ちないね。。。」

「あれ? そういえば記憶がないな」

で、そもそもこのサクラランがいつウチにきたかを思い出すと、おそらく2004年。
つまり、6年は葉っぱが落ちていないということ。

ええっ!? そんなに葉っぱの寿命が長いの!!??


そろそろ疲れてきているサクラランの葉っぱ


葉っぱの寿命は落葉樹なら半年ぐらいだし、、、、
昔使った教科書『森林生態学』(朝倉書店/堤利夫著)を引っ張り出すと、
樹種によっては推定の寿命が10年近いのもあるよう。

ふーむ、このサクラランの葉っぱの寿命はどれぐらいなんだろう?

ゴーヤ2010 順調

2010年06月19日 | 
今年のゴーヤは2株だけですが、花も咲き、順調です。



1年目は1プランタに2株×2プランタで計4株。結果、キュウリ級ゴーヤ20本超。
2年目は1プランタに3株×2プランタで計6株。結果、やっぱりキュウリ級ゴーヤ20本超。

さて今年はどうなるでしょうか?

タコが好き

2010年06月17日 | 
タコが好きです。
表情があって、くるくる色が変わって、平気で陸上を逃げていくその姿が。



この日は、小さいのを2匹発見。
タコ釣りおじさん(約2名)に気づかれないように、
適当に追っかけたりしていじめたりして(すまんです)。

追い詰められて、カーッと怒るところがたまりません。。。

タツナミガイの産卵

2010年06月15日 | 
あいかわらずタツナミガイがあふれんばかりに棲息する磯。
ぐにっと踏んでは、紫色のイヤイヤ液を出されて、げんなりします。

そんなタツナミガイですが、今回はおもしろいものを見ました。
産卵風景です。



なんか汚くてすみません。。。やつにも悪気はないのです。。。
ちなみに水中ではなくて、水面のすぐ上で産卵してました。

さて、何がおもしろかったかというと、
想像に反して、頭の方から卵を産んでいるのです。
とがった方、というか細長い方です。

そもそもお尻の方から卵を産むなんて、人間的発想か。。。
交接器も横から出てたしな。

で、頭を左右に振って、
海ゾーメンと呼ばれるモンブラン・ケーキのデコレーションのような卵塊を産卵していました。
ゆっくりゆっくり左右に頭を振っているのです。
こうやって、グルグルの卵塊が産み付けられるわけですね。
なんか、、、けなげでした。


シデムシ

2010年06月14日 | 生き物
近所の、すっかり夏模様のうす暗い雑木林を歩きました。

シデムシがいっぱいいる。。。
ごそごそと林床を徘徊してました。
あんまり、、、気持ちいいもんじゃないですね。



オオヒラタシデムシかな?

どういうわけか、何か食べているやつには、必ず後ろから乗っかってるのがいる。

交尾かな?

なんか食ってるうちに、これチャンスだと、乗っかるのだろうか?

久しぶりのウミウシ三昧

2010年06月13日 | 
結局、まずまずの天気だった日曜日。
久しぶりに三浦半島葉山の磯に行ってきました。

超盛り上がって、通いに通った夜のダンゴウオ探しの反動か、
ずいぶんと磯観察は久しぶりです。

いちばんいっぱいいたのはアオウミウシ。
次はこれかな。



オトメウミウシ。ずいぶんといましたね。



で、前々からうすうす感づいてはいたのですが、
やっぱりこれがオカダウミウシ。
なにしろ小さくて、たぶん体長1ミリぐらい。
最近はルーペをもっていないので、適当にデジカメで撮影して、
家でちゃんと見ようっと作戦で確認。
実は、私的初確認種。。。。
前から気づいてはいたのですが、あんまりに小さくて。。。



今回のハイライト! 久しぶりのサガミミノウミウシ!!
2匹いました。ずいぶんと久しぶりに見ました。
相模湾でサガミミノ、、、、いいですよね!
本当にきれいなウミウシです。



これも意外な私的初確認種。
チシオウミウシ。これもけっこういましたね。

このほかには、、、
ムカデミノウミウシ、シロウミウシ、クロシタナシウミウシ、
ウミフクロウとかがいました。