晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

尾鷲に行ってきました

2009年08月29日 | その他
木、金と仕事で三重県の尾鷲に行ってきました。東京からのぞみとワイドビュー南紀を乗り継いで、4時間20分。ま、場所を考えれば、早くなった、、、というべきなんでしょうね。

尾鷲では港の目の前の民宿に泊まったのですが、夜は銭湯に行きました。



五月湯。情緒あるというか、クラシカルというか、ま、古いというか。お湯が熱々で気持ちよかったです。



尾鷲に行くまで知りませんでしたが、「熊野古道」って、、、、三重県にもあるんですね、、、。尾鷲には総檜造りの施設「熊野古道センター」というのがあったのでちょっと寄ってみました。いやー、総檜の大空間建造物ってめずらしいですね。シンプルな構造ですが、なかなか見応えがあります。すべてのヒノキは尾鷲産だそうです。しかも、木材のトレーサビリティが完璧で、1本1本、どこの山の、どこの谷のヒノキだったかが分かるそうです。

で、帰りに熊野古道センターの近くの「ぬし熊」という曲げわっぱ屋さんに行きました。

で、買っちゃいました。わっぱ。もう家にも2つあるのに、、、。



漆塗りの尾鷲ヒノキの曲げわっぱ。ふつう正目でわっぱを作るのに、尾鷲では板目で作るそうです。木目がふつうのとちがうでしょ。ちなみに「チンできる」わっぱです。サイズは中で1万円。

なんで買っちゃったかというと、、、ここを案内していただいた方に聞いたのですが、地元の林業家の中で、ひいじいさんの使っていたわっぱを、漆を塗り直して、今も普通に使っている人がいるというのです!!

ぬし熊のご主人(4代目だそうです)に聞いたら、「この前、漆を塗り直したのは、100年ぐらい前のものだったよ」と、、、。すげええ。

ということで、子供もいないのに、末代100年後まで使うことを前提に買いました。そう考えれば1万円は高くありません(自分に言い聞かせる)。

尾鷲ではうまい寿司(一重という寿司屋)も食べて、大満足の出張でした。

仕事? ま、それは適当に。

男体山登山

2009年08月24日 | 
今回登ったのは、男体山の裏にある志津乗越登山口からの往復コース。表は二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)から登るのですが、最短なのはこの志津乗越からのコースです。峠付近に車を停めて出発です。

峠周辺は、、、、15台ぐらいは車が停められる感じです。わたしは9時半ぐらいに着いたのですが、日曜日のその時間はだいたい駐車スペースはいっぱいで、峠から3分ほど歩いたちょっと手前のスペースに停めました。


登山口にある志津小屋。中はけっこうきれいでした。


登りはじめるとすぐに崩壊した谷間を通ります。けっこう、山は荒れています。おそらく、もともと火山というのが大きいのだと思います。全体にけっこ崩れ気味のようで、峠までの車道沿いは各所で治山工事をしていました。


登山道もけっこうえぐれています。自然を愛する登山者としては、登山道が複々線化しないためにも、脇を通らず、なるべくえぐれたところを登ろうとしたのですが、さすがに1メートルも掘れているとどうしても脇を歩いてしまいます。


ついついお助けの木に手を掛けます。おそらく何百人と握ったのでしょう。木はそこだけツルツルです。


稜線近くなると、ダケカンバやコメツガが低木となり、まだ花も残っていました。ウメバチソウでしょうか?


稜線に出ると、後には太郎山、、、かな? 左奥には会津駒ヶ岳が見えました。


左には日光白根山、右の湖は、、、湯ノ湖ですかね。


頂上の最高点には剣が刺さっています。がんがん雷が落ちそう、、、。


良縁の鐘というのがあって、みんなカンカン鳴らしていましたが、思ったより音が大きいので、、、皆さん気をつけてね。びっくりしますよ。


中禅寺湖が眼下に広がります。

この日は、日光市側は曇っていて、展望は足元のみでした。富士山は雲を突き抜けてうっすらと見えていました。晴れていたら本当にすごい展望なんでしょうね。

登りで2時間。下りは1時間半。ま、こんなもんでしょう。そうそう、今気づきましたが、男体山は例の百名山なんですね。どうも、おじさん・おばさんが多いと思いました。彼らがマイクロバスで乗り付ける当たり確かに百名山ですね。

ただ、意外と若い人も多く、最近のちょっとした若い世代の登山ブームを感じました。

 *

さて、この日3回目の春に買った登山靴ですが、左足の親指と右足の土踏まずのところがちょっと靴ずれを起こしました。

土踏まずはぐぐっと上がったセミオーダーのインソールのせいかなあ、、、。ここが靴ずれというのははじめてです。

まぁ、指の靴ずれもそうですが、靴の問題と言うよりは、原因として大きいのは靴下かなあ。やっぱり24cmの足サイズに、どうしても25~26センチのふつうの大人男子用の靴下を買ってしまうからでしょうね。

3回目の登山靴、買ったばかりのウールのパタゴニアのTシャツ、マックパックのザックともども、慣らしの登山という感じでした。ま、運動不足で、筋力、持久力ともども落ちまくっている、わたしの肉体の、、、慣らし登山でもありました。

9月に入ったら北アルプスに行きます。


男体山日帰り登山

2009年08月23日 | 
ちょっといろいろあって、日帰りで日光に行くことになったので、男体山をサクッと速攻登山してきました。志津乗越からの往復です。

登り2時間、下り1時間半って感じです。


頂上から見た日光白根山。


頂上からは富士山が見えました。

詳しくは、、、また今度。

ハキリバチ再び

2009年08月22日 | 
午後にゴーヤに水をやっていると、葉っぱを抱えたハチを発見! 春に来ていたのよりちょっと小さい感じ。

どこの葉っぱを切っているんだ?と思ったら、どうもそうではなく、ウチに巣を作っているよう。



なんと窓枠の桟の下? どこに穴があるかと思うと、こんな感じ。



うーん、こんな隙間か!? 穴は垂直だと思うけど。すげえ。とにかく良く見つけたな、こんな穴。

春にうちの葉っぱを切りまくったのはムナカタハキリバチ(スミゾメハキリバチ)ですが、なんか種類は違うような気もします。

変死体

2009年08月20日 | 
朝、庭に出たらアブラゼミのかけらが散らばっていました。



羽根が何枚かと、脚が何本か。
ヒヨドリかカラスか、はたまたハクビシンか。
もしかしてフクロウなんてことは、、、。ま、ヒヨかな。

東大のアオギリ

2009年08月18日 | 生き物
たまに東大を横切ります。駒場のキャンパスです。東大に用はないのですが、近道なのでいつも通ります。だいたい国立大学は入場フリーで、近所の人とかふつうに散歩したり通過したりしています。

東大の駒場キャンパスは、弥生キャンパスもそうですが、さすがに古いせいか木々が多くて、そして太くて、歩いていてとても気持ちいいところです。

まったくどうしたわけかキャンパス内にはそれなりのレストランがあって、一度駒場にあるルヴェ ソン ヴェールというフレンチレストランに行ったことがあります。フレンチといっても、、、よく分かりませんが、北アフリカ料理もあってリアルなフレンチ(?)という感じで、カジュアルでなかなかなです。

先週は明るいうちに通過したのですが、キャンパスではアオギリの実がずいぶんとなっていました。



実の重みで枝が垂れ下がり、目の前でじっくり実を観察することができました。中国原産かと思っていましたが、沖縄や奄美には自生しているんですね。

都内では、よくビルの隙間で、、、、本当に土が2、3センチ出ているような出ていないような隙間から生えて、巨大は葉っぱを広げているのをたまに見かけます。強いんでしょうね。

実がもうちょっと熟したら、タネを失敬して家で育ててみようかと思いつつ、実際帰化種のようなもんだし、ま、でかくなりすぎるのも何だし、、、。

そういえば、この東大駒場キャンパスにもけっこうモグラがいるみたいです。モグラ塚がぽつぽつありました。






ハエトリグモ

2009年08月17日 | 生き物
家の中でチリグモを探していたら、もっと大物を発見。



ハエトリグモの仲間でしょうか? 同じのが2匹もいました。

それにしても、やっぱりOLYMPUSのμ1030SWのスーパーマクロLEDライトモードは、影がすごいですね。やっぱりミニレフ板を自作するしかないか、、、。

やっぱり!!

2009年08月16日 | フクロウ
絶対フクロウ!と思ったわけですが、証拠がいります。じつは昨晩、謎鳥がいなくなったあと、カメラの設定はちゃんとISO1600にして露出を取ったのですが、シャッタースピードは1秒…。ちょっと無理だな~、、、ということで考えました。

物置の奥にある使ってないフラッシュを、PawerShot G10につければなんとなるかも、、、。ということで電池を買ってきて、テストしました。


それにしても、頭でっかちな! 

古いフラッシュなのでオートでいくわけでもなく、ま、なんか適当にマニュアルでやるか……と思ったら、またあの声が!!

外に出ると林の方から声が聞こえます。適当に何枚かシャッターを切ると!!





写ってました~! やっぱりフクロウ!! ごめんね~、まぶしかった!?

やっぱり若い個体ですかね? 全然分かりませんが、昨晩のよたよたした動きはそんな感じです。

それにしても、林から出てきて家々のアンテナに留まって、キィッ!って鳴いて、いったいどういう訳でしょうか? 親でも呼んでるのかな?

歩いた歩いた

2009年08月15日 | その他
今日はお日柄も良く、特にすることもなかったので髪の毛を切りに行きました。
時間もあるので、ウォーキングを兼ねて、ずいぶんと歩きました。

まずは、小田急線千歳船橋から用賀まで。古い住宅地や畑も多く、なかなかいい感じです。大きなお屋敷にはケヤキなどの大木が生い茂り、タヌキなんかもいるそうです。路地を抜け抜け30分ぐらいですかね。


お屋敷の塀の下で、、、、羽化に失敗したアブラゼミが固まっていました……。何があったんでしょう?

用賀で髪の毛を切って、再び歩きました。

砧公園→世田谷区総合運動場→仙川→次大夫堀公園→野川→小田急線喜多見駅…というコースです。


砧公園は広くて本当にいいです。セミの声がすごくて、脇を走る首都高の音にも負けないぐらいです。


公園内はモグラ天国です。もしかしたら都内最大の生息地かも(適当…)。


世田谷区総合運動公園を抜けると、仙川の河岸段丘を下ります。斜面林になっていて、下には湧水が流れています。いわゆる「ハケ」ですね。


水神様(?)もありました。

段丘を下りきると仙川です。


典型的な都市河川ですが、両岸は緑に覆われていて雰囲気は悪くありません。


次大夫掘公園に入ったら、すぐアカボシゴマダラのお出迎え。占有行動なのか、2頭でくるくるバトルを繰り広げていました。


細流沿いの木陰で白いネコがダラダラしてました。


幅15メートルほどの細長い田んぼがあって、ちょうど花が終わりかけぐらいの感じでした。


野川に出るとカワセミが迎えてくれました。

ぜんぶで何キロぐらい歩いたのかなあ、、、。世田谷の緑と水を満喫した土曜日でした。

洗面台のチリグモ

2009年08月15日 | 生き物
以前から家に住むチリグモですが、今もいます。

最近は毎日洗面台の化粧置き場のようなところにいます。誰かのおみやげでもらって全然使わない馬油の入れ物の前です。



ぜんぜん動かないので、死んでるのかと思って手を出すと、ソソッと移動して見えなくなります。

で、翌日になるといつもの場所にもどってきます。あいかわらず何を食べているかは不明です。

毎日そこにいてどうなるのか、たまには子バエでもくるのでしょうが、なぜそこに??

絶対フクロウ!!

2009年08月14日 | フクロウ
先日、夜鳴く鳥ことを書きましたが、今日も声が聞こえました。

キィッ!って。

あまりに近いのでTシャツにパンツ丸出しというカッコウでしたが外に出て探してみました。したら、あっさりいました。テレビアンテナの上に黒い影が。

キィッ!って鳴いたり、スーッていうか、ハスキーで声が出ない感じでとかも。

慌てて双眼鏡を取りに行って確認。フォルムはフクロウ。丸い頭、太い足、身長(?)30センチぐらい。よたよたと、テレビアンテナからテレビアンテナに飛んでいました。丸く幅が広い翼。

慌ててデジカメを取りに行くものの、やつは微妙移動。鳴き声を頼りにTシャツ&パンツで住宅地をうろうろ(危ない人)。

再びアンテナの上に姿を発見してシャッターを押すものの、おお、感度を上げなくちゃ、フラッシュも止めなくちゃ、デジタルズーム遅えよっと思っているうちに遠くに行ってしまいました。



この写真怪しいですね。でも、唯一切ったシャッターで写っていたのがコレなんです。なんか怪しい色の球がふたつ浮いている……。眼??

これがフクロウだ!と言い張るつもりはまったくないのですが、ぜったいフクロウだと思う、、、(ぜったい→思う…という矛盾というか弱気)。

リベンジします。

何を食べていたか

2009年08月13日 | 
日曜日にうちの裏を通過したハクビシンですが、いったい何を食べていたのか、今朝になってようやく裏をのぞいてみました。容疑者(?)は2つ。

①たわわな実が付いたミニトマト
②木は小さいけれどいくつか実がついたイチジク

……ま、イチジクに決定ですね。ハクビシンは、おそらくアジアの熱帯雨林を本拠地に進化してきたジャコウネコ科ですから、当然、果実といえばイチジクです。ボルネオなど、熱帯雨林の多くのほ乳類がイチジクに依存しているような世界ですから。

北進を続け、最後は人によって日本に来たハクビシンですが、こんな多摩の住宅地で懐かしのイチジクにありつけるとは、やつらのDNAもびっくりしているでしょう。

流れ着くもの

2009年08月11日 | 
ここ数日、台風の余波で波があったらしく、芝崎の海岸にはいろいろ打ち上がっていました。


ミズナギドリの仲間でしょうか? なかなか種類は分かりませんね。頭骨とか取りたいのですが、首をもぐ勇気なし、、、。ゲッチョ先生になんとかして欲しい感じです。


あと、いつ見ても生きているか死んでいるか判断のつかないギンカクラゲ。きれいですよね。

目の前を通りすぎるもの

2009年08月10日 | 
日曜の夜、「チェ 39歳別れの手紙」のDVDを見終えて、ふと気づくと、ネコが見あたらない。ネコとは言っても、それは多摩の黒豹である。

寝るには早いだろうと探すと、2階の裏の窓辺にいて、食い入るように外を見ている。我が家は山の斜面に建っていて、ウチの2階は裏の1階という感じである。なので、裏のお宅の居間が目の前にあって、いつもテレビの音が聞こえる。多摩の黒豹はそれを見ているのかと思ったが、どうもそうでもない。

一緒になって見ていると、暗闇から「クチャクチャ」と何かがものを食べている音がする。

裏のお宅はギャンギャンうるさいジャック・ラッセル・テリアを飼っているのだが、さすがに夜、外でエサを与えることはないだろう、、、。ネコか?

しばらく、多摩の黒豹(しつこい)と共に見ていたら、がさがさ音がして、目の前のフェンスに黒い影が。

ハクビシン!

ウチの窓とフェンスの距離は1.5メートルぐらい。こんなに近距離で見るのは久しぶり。とがった顔、肉太で長いしっぽ。

まったくこちらを気にすることなく、スルスルとフェンスの上を歩いて、われわれの目の前を悠然と通りすぎていった。

ただただ、あんぐり。なぁ、黒豹よ、鳴くとか威嚇するとかせんのか!? そういうと、「ふふ、いつものことだからね」と言わんばかりの表情をして、窓辺からすたっと降りて、ぽりぽりとカラダを掻く黒豹あった。


夜鳴く鳥と地震

2009年08月09日 | 生き物
夜、外から「キィッ!」と鳥の声がします。旋回しているようで、上から遠くなったり近くなったりしながら20分ぐらいは鳴いていたでしょうか。なんだろうと思って、カチカチ検索していたら地震。びっくり。その後はぴたりと鳴かず、、、。何かを感じていたのか? むむ。

それにしても、、、、鳥の名前は分からず。「ギャッ」でも「クワッ」でもなく、あくまでも「キィッ」。ゴイサギではないような気がするし、、、、。