晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

くるくる回るハシビロガモ

2011年01月31日 | 生き物


日曜日、JR市ヶ谷駅のホーム。
目の前のお堀でハシビロガモのつがいとおぼしき2羽がくるくる回っていた。
最初は、求愛ディスプレイかと思ったのですが、単なる採食行動でしょうか?
なんでくるくる、くるくる回るのか?
なんか意味があるんでしょうね。。。渦巻きの水流を作って効率よく食べるとか。。。
というか、なに食ってんだ、、、この人たちは。。。

そもそも日曜日に市ヶ谷って、それは仕事帰りなわけで、
ま、明るいうちに帰れるんだから、まだマシなわけで、
そういえば土曜日も出社したわけで、
ハシビロガモに負けないぐらい、同じところをくるくるくるく回っているわけです。

癒し系

2011年01月30日 | 
あんまりに忙しい日々。
軽いもので癒されています。



めずらしく妻が買ってきたマンガ『水域』(漆原友紀/講談社)。
蟲師の漆原さんの新作です。あいかわらずあっち側の人です。ずっとそうなのでしょうか?
ダムに沈んだ村の過去と現在がつながるファンタジー。いい話です。

お次は、妻が借りてきたDVD「つむじ風食堂の夜」の原作。



『つむじ風食堂の夜』(吉田篤弘/ちくま文庫)。映画通りで、、、、あれ?逆か。。。原作通りの映画で、あれ?
ええと、不思議な感じの物語でした。

それも仕事…

2011年01月23日 | その他
土曜。会社で仕事→夜、六本木でパーティ。それも仕事。

日曜。電車を乗り継いで海の見えるホールで、
明るいうちからビール、ビール、つがれるつがれる…。ああ、それも仕事、仕事。

海にも山にも遊びに行けません。。。
移動の電車での読書が唯一の楽しみか。

なかなかおもしろいです

2011年01月19日 | 
電車本として認定して、日々の通勤で読んでいる『群れのルール』(東洋経済新報社)ですが、
なかなかおもしろいです。



たしかにこれはビジネス書としてもぎりぎり成立しているようです。

ミツバチやアリの群れとしての意志決定、、、たとえば巣を決めるとか、どこで蜜やエサを集めるかとか、
どうして彼らは、群れとして正しい判断を下しているのか? 頭はよくないのに。。。

そこに何か学ぶことがあるのでは?というところから、
それをビジネスというか人間社会の意志決定やコンピュータのシステムなどに利用しようというものです。

まず最初に生き物の生態の話があって、それを具体的に利用している人間社会の話が続く構成になっています。
まだ2章の途中ですが、文章の平易で、わかりやすく興味深い内容になっています。

前に読んだ『ヤモリの指』(早川書房)は、ナノテクをベースにした「バイオミメティックス」の話で、
それは生物に学ぶ「ハード」だと言えそうですが、本書で展開されているのは「ソフト」という感じですね。

ミツバチの「みんなの意見で賢い判断を下す」というテーマで、
①知識の多様性も求める
②友好的なアイデア競争を促す
③選択肢を絞り込む効果的な方法を使う
・・・ということで、一部の専門家が判断するのではなく、「集合知」の優位性を説いています。

ミツバチの意志決定を利用したボーイング社のB787の開発遅れに対しての対応が、
結局、生かされず、最近またまたローンチが延期されたニュースが流れたばかりなのは、まぁ、愛嬌でしょうか?

続きが楽しみです。

古本との出会い

2011年01月13日 | 
めずらしく妻と外食をするのに、下北の三省堂で待ち合わせた。
ちょうど三省堂では、古本のセールをやっていたのでのぞいてみると、いいものを発見。



『サボテンと捕虫網』(平河出版社)。
しめしめ。即買い。

砂漠にはとてもあこがれがあって、
この本の舞台となっているソノーラ砂漠も行ってみたいところのひとつなのだ。

この本の出版は88年。このころ、いわゆるネイチャー・ライティングと呼ばれるような翻訳物がずいぶんと出ていた。
この本と同じシリーズの『アラスカ原野行』は読んでいたことを発見。



古本らしくビニールのカバーが掛けてあったので、そのままお風呂本と認定して、パラパラと読み始める。

著者は動物行動学者だけあって、ま、いろいろ生き物の進化などのことが解説されている。
うーん、そうか、これはネイチャー・ライティングじゃないな。。。
出版社のサイトを見ると「ナチュラルヒストリー」という分類になっていて、たしかにそっちという感じ。

砂漠ものというと、アビーの『砂の楽園』(東京書籍)を思い出すのだけれど、それとはちょっとちがうのかな。

でも、お風呂で読むのにはいい感じ。
湯気にあたりながら、砂漠に行きたい夜の読書。。。。

フットサル!

2011年01月12日 | その他
あぁ、何年ぶりでしょう。
2、3年はやってないかな~?
久しぶりに神宮外苑のフットサルコートで暴れました。
ま、あまりの運動不足で、一回ダッシュすると、マジではきそうで、すぐしゃがんじゃうし、
一試合6分はまったく動けませんでしたが。
あ~、でも最高のストレス解消でした!!!
明日は筋肉痛ですね。。。

タカラ日和

2011年01月11日 | 
ウミウシが不調だった夜の磯ですが、タカラガイがいっぱいました。
生きているのも、死んでいるのも、かなりいましたね。
なので、きれいな貝殻が拾えました。ま、空かと思ったら中身が入っていることもままありましたが。



だいたいこの2種類ですかね。
白いのがキイロダカラガイ、黒いのがハナマルユキダカラガイでしょうか。



バイブルで調べました。
『三浦半島のタカラガイ(1)(2)』(葉山しおさい博物館)。
わかりやすくて最高です。葉山の博物館で買えます。

ダンゴウオ動画

2011年01月10日 | 

ああ、ごめんね、ごめんね!
まぶしいよね、まぶしいよね!
追いかけてごめんね。。。

しかし、、、、かわいいですよね。

この個体、やっぱり背びれが広くて大きくてオスっぽいような、、、気がしますが。

ダンゴはじめ

2011年01月09日 | 
年が明けて、ようやく水温も下がってきて、ダンゴ日和の気配がしてきました。
NANAさんのダイビングチームでも観察されたようですし。

ということで8日の夜中に、今シーズンはじめての夜の磯に行ってきました。
いつもの三浦の磯です。

メンバーは、pawさんとkouchaクン親子、GENさん、うちの夫婦と若き版画家のTさんの計6人。
最干潮が深夜1時過ぎだったので、集合は夜の11時。

駐車場で久しぶりの再会したのですが、顔を見て早々にpawさんと「風がありますね…」と腕組み…。
潮だまり観察派のわれわれには風が大敵なのです。水面がさざ波だって水中が見えにくくなるので。

とにかく磯に入ると、確かに風がけっこうあって、観察しにくい状況でした。

……が、、、GENさんにはそんなことは関係がありません。
なんのためらいもなく磯の、沖から入ってくる水脈筋(みおすじ)に腰まで浸かって、
わずか10分ぐらいで、
「ダンゴウオ、いましたよ~」
「ええ~!? もう!?」
で、直後にも、「あっ、もう1匹いましたよ~」
「おおおおっ!」

1匹目は赤くて、体長12ミリぐらいと小さくて、背びれが大きめ。
「オスですかね??」



これは、緑色っぽい個体。これも背びれが大きいような……。

くわしくは、粘って写真を撮っていたGENさんのブログにお任せします。

結局、GENさんひとりで5匹発見ですよ!!
ダンゴマスターですね。
われわれは1匹も発見できず。

GENさんは見つけるポイントは習得されたようで、
水脈筋でウミウチワなどの海藻の上を探すそうです。
浅い潮だまりで探している僕らとはポイントがちがいますね。

お手製のアクリル製の箱メガネも強い武器になっていますが、なにより集中力!
見習わなければ……。

ちなみにウミウシはとても少なく、以下の通りでした。

タツナミガイ(多数)
コノハミドリガイ
メリベ
アカエラミノウミウシ

(pawさん、GENさん発見)
クロシタナシウミウシ
ヤマトウミウシ
イロミノウミウシ

年末から正月は海が大荒れで、そのせいなのか、また別の理由か??
今年もあと何回かは夜の海に行こうと思っています。






新年の読書

2011年01月06日 | 

LIMIT(リミット)全4巻読了。
文庫のくせに、、、4巻ものなので、全部で3700円という痛い出費になってしまいました。
長くて長くて、なにせ1巻で600ページ近くあって、何も物語ははじまらず、
登場人物とか設定とかで終わり、ようやく2巻からが本番という状況。。。
なんだかもう意地でした。

気に入らないのは、最終的にそれほどおもしろくなかったのと、
中国人が出てくるのですが、中国人名にはルビを振ってくれ!というあたりですね。

屠天という人が出てくるのですが「とてん」じゃないですよね?
最初「屑」かと思って「くずてん」と読んでいましたよ。
なんかそれっぽい中国読みがあるんだよね!?
瑶瑶は、「ようよう」かもしれないけど、パンダじゃないんだから、
なんかあるよね?
陳紅兵って、「ちんこうへい」さん? 紅兵って「こうへい」って読むの?
心の中では「べにへい」って読んでいたよ。。。

登場人物が多いので、全巻に別紙で登場人物一覧がはさまっているのですが、
そんなら中国人の読み方も書けよ!(はぁ、はぁ…)

さて、物語は、当初、アメリカと中国の話かと思いつつ、
結局、最終的には中国はスケープゴートで、石油の物語でした。
現在と近未来がシームレスにつながっていて、なかなか読み応えはあったのですが、
まぁ、繰り返しますが、そんなにおもしろくなかったですね。


『珍獣の医学』(扶桑社/田向健一)。
ま、著者がちょっとした知り合いなので買いましたが、
サブカルっぽいようで、なかなかまともな本です。
拾い読みしかしてませんが、悪くないかも。



『群れのルール』(東洋経済新聞社/ピーターミラー)。
版元にしても、序文にしても、どうもビジネス書のようですが、
中身はネイチャーサイエンス本ですね。
サブタイトルは「群衆の叡智を賢く活用する方法」とあります。
まだ第1章のアリの章を読み始めたばかりですが、
なかなか読みやすくてわかりやすい感じです。

期待は第4章の鳥のところ。
スズメが群れでヂュンヂュン鳴きまくっている理由が証されるのを、
勝手に期待しています。

以上です。今年はどんな本に出会えるでしょうか?

餃子の王将のチャーハン定食はいつから餃子3個になったのか?

2011年01月05日 | その他
いや、どうでもいいことですね。
もうすぐ誕生日で、四十も中ごろにさしかかるわたしが
こんなことを言うのも、もうおかしいですよね。

でも、、、言いたいのです。

下北沢にある餃子の王将のチャーハン定食はいつから餃子3個になったのか?

いつから? いつから?

自分へのご褒美である“ハレ”のひとり飯がこんなことになるとは!
(妻から「ご褒美って別にまだ何にもしないじゃん…」という突っ込みが来ました)

これからはふつうに餃子1人前とチャーハンを頼みます。
数ヶ月に1度のアブラー&カロリー祭りだったのに……。

★1/7追記 今日は誕生日だったので(意味不明)、王将溝の口店に調査に行ったのですが、そこでは餃子は3個じゃなくて一人前でした。値段がちがうのかな? いや、餃子定食は食べてないですよ、、、。 

家のクモ

2011年01月05日 | 生き物
我が家のクモと言えば、チリグモとかハエトリグモの類ですが、
新年早々新しいクモを発見しました。



脚も長いし、ハエトリグモじゃないような。。。
大きさは、脚も含めて1.5センチぐらいでしょうか。
脚を含めんな!ということであれば、体長で7、8ミリかな。



妻は嫌いなようで、寒い中かわいそうでしたが、
外に出ていただきました。。。。すまんです。

恒例釣り大会と惨劇

2011年01月04日 | 生き物
3日は、恒例になった三浦半島での釣り大会。
今回はおやじばかり6人。



最初、30分ぐらいはワームを引いたのですが、さくっとエサにチェンジ。
これも恒例ですね。

アオイソメに代えるとさっそくアタリが。



マハゼですね。10センチから15センチぐらいのが、退屈しない程度に釣れました。



よくよく見ると、マハゼじゃないハゼも混ざっていました。
チチブのような、そうじゃないような。青い斑点がきれいなハゼでした。

ボーっと釣りをしていたわけですが、
視界のはずれで2羽のコサギがケンカをしているのが見えました。
しばらく、ギャーギャーと鳴き交わしながら、グルグル絡むように飛んでいました。

「しつこくケンカしてるなあ」と思っていたのですが、
1羽が海面に落ちて、ああ、落ちなたなあ、、、と思っていたら、
最初は、バタバタしていたのですが、数分で動かなくなって、
なんと、そのままお亡くなりになってしまったのです!

ええ!? びっくり。

あんまりのことで写真を撮るのを忘れてしまったのですが、
そんなことがあるんですね。。。

「殺人かよ……」
「いや、人じゃないし」
「殺すんだ…」
「殺すんだねえ。。。」

……と、間の抜けた会話をして、
もうコンビニ袋のようにしか見えない白いコサギの死体が、
ゆっくり潮に流されていくのを眺めつつ、そのまま釣りを続けました。

2日もお散歩

2011年01月03日 | その他
めずらしく妻とお散歩。
いつもの稲城市の雑木林。

〈見た鳥〉
シジュウカラ、コゲラ、メジロ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ツグミ
モズ(つがい)、猛禽類中型2(オオタカ?)・小型1(チョウゲンボウ??)

モズがじっくり見られて楽しかったです。
魔法瓶に入れた紅茶を飲みながら、カステラを食べました。
風がなくて暖かく、心地よいお散歩でした。

一番おもしろかったのは、、、稲城の雑木林の脇の新しい住宅地。
ここ2、3年で、かなりの密集状態で建てられた住宅地。
その、一軒一軒の壁すべてに一個ずつカマキリの卵がついているのです!
しかも、みんなかなり高い位置に。

妻に、「あそこまで雪が積もるんだよ」というギャグをかましつつ(そういう話があるんですよね)、
ほんとうに同じ方向の壁に、だいたい2階ぐらいの場所にペッとカマキリの卵がついているのです。

さすがに新年早々、人のお宅にカメラを向けるもどうかと思い、
写真は撮りませんでしたが、隣接する住宅5、6軒に卵がついていました。

いやー、、、おもしろいです。なんでしょうあれは?
みんな壁をあそこまで登ったのかな?

そういえば、うちで卵を産んだハバヒロカマキリも2階でしたね。

写真撮ればよかったと、激しく後悔しています。

★1月5日追記 ハバヒロ→ハラビロ 意味はざっくり同じですが…。genさんにご指摘いただきました。

元日散歩

2011年01月02日 | その他
元日は、いつものお休みどおり、とりたてて特別なことはなく、
年賀状の返信を書くぐらいで、あとはダラダラ。。。

隣駅までDVDを返しがてら、年賀状を出しがてら散歩に行く。



ツグミの群れがいました。冬は単独で地面をうろうろしていると思っていたのですが、
20~30羽の群れが林冠を右往左往していました。

あと、シロハラとか。メジロもヤブの中でチュルチュル、チュルチュルと
うるさいまでに鳴いていました。なんであんなに鳴くんだろう?
最初は、なんかに襲われて食われているんじゃないかと思ったほどでした。



カラスの巣、みっけ。
針金のハンガーは、これはもうカラス的には基本素材なんでしょうね。
恒久的に使えて便利なのかな?