晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

カモがやられている!

2015年02月16日 | 
土曜日のナガレタゴガエル探索の続きです。

さて、バスに乗って帰ろうと思ったのですが、
バス停近くの草原で発見しました!



一面の鳥の羽。

猛禽にやられたのか?





大きな羽もある。
湖の脇だし、カモの仲間名かな?

羽をいくつか持ち帰って、写真を撮る。



んー、なんでしょう。網羅的な鳥の羽の図鑑はなかなかなくて、
手元のハンドブックとWEBをちらちらと見る。



風切羽に青い光沢がある。
で、先端に白帯がある。

これはマガモかな。

オオタカとかにやられたのかな?

今晩のお出迎え 2014.6.16

2014年06月16日 | 
めずらしく月曜日に休みを取って、金曜の夜から佐渡に行っていました。
それはそれとして、さっき帰ってきたら大物のお出迎えが。



ウスバカゲロウかコウスバカゲロウか…。



顔をアップにしたら…。
うーん、口がクリーム色っぽいので、ただのウスバカゲロウかな。
つまり、蟻地獄の親…ということですね。

イノシシの下顎

2014年04月12日 | 
3月に登った陣馬山で、山麓の集落のはずれでイノシシの下顎を拾いました。
有害とかで捕られて、骨が捨てられたのでしょうか?





前歯はありませんでした。前歯?



おもしろいねえ。



牙が四角柱というか、丸くなくてびっくり。
そういうもんなんだ。。。



一番奥の歯が奧に引っ込んでいました。

残念ながら漂白剤につけてもそれほど白くなりませんでした。

ミスジくん登場

2013年10月26日 | 
台風が抜けた肌寒い土曜日。
机の上にミスジ君がいた。

机の端っこ。



んー、下りよっかな。



よっと。




んー、やっぱりやめよ。



次はあっちだ!















俺に、つきまとうな!



背中側だって見えるんだ!(ほんと?)




つぎはマックを制覇だ!



だから、こっち見んな!







どこかに消えていきました。
ハエトリグモはいいなあ。


最近の読書 2013年6月2日

2013年06月02日 | 


『植物はそこまで知っている』(河出書房新社/ダニエル・チャモヴィッツ)
植物の五感の話。うーん、ふつうかな。
★★



『アリの巣をめぐる冒険』(東海大学出版会/丸山宗利)。
最近話題(?)の好蟻性昆虫の話。アリと共生するハネカクシなどの研究する学者の本。
いい! これはおもしろい!!

1.好蟻性昆虫学という、まったく知らない世界を教えてくれる。

2.アリの巣の話なんで、自分でも観察できそうなところがいい。

3.分類学の教科書としても、まぁ、いけるかな。

4.まぁ、こういう研究者は狂ったというかなんというか、そういう感じが好きだな。
 →マレーシアの熱帯雨林に棲むヒメサスライアリに共生するハネカクシ類などを観察するには、
「さすらい」だけに、仮巣からまるごと移動するときが、採集のチャンスだという。
 夜にときに10時間にも及ぶという引っ越しを観察するのだが、
 「引っ越しがはじまると、地面に座ったり、横になったりして、
 じっくりと観察と採集をおこなうのだが、これが夢のように楽しい
」だって!

 寝食を忘れてアリに混じるハネカクシを探す「百鬼夜行」を楽しむのだ。
 夢のように楽しいだって!!

いい! これはいい!!

おすすめだな。
★★★★

最近の読書 2013年5月4日

2013年05月04日 | 
なんとなくその人の新刊が出ると買ってしまう作家がいます。
まぁ、基本的に好きだし、外れがないというか安心感があるというか。

最近はそんな本が続きました。



梨木香歩『鳥と雲と薬草袋』(新潮社)。
新聞広告で見て、本屋へGO。中身も見ずに買いました。
新聞連載の短い短い「地名」にまつわるエッセイをまとめたもの。
うーん、いまいちかな。
やっぱり彼女はちゃんと現地に行ったものを、
短くてもちゃんとまとめるのがおもしろいですね。




高橋秀実『男は邪魔! 「性差」をめぐる探究』 (光文社新書)
あいかわらずこの人は! あいかわらずこの人は!
馬鹿馬鹿しくて……、ちがうな馬鹿馬鹿しくはないな。
えーと、身につまされるというか、きびしいというか。
彼独特のおかしみのある本です。




1ページ目で吐き気をもよおしました。
村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋社)。
なんか、昔は登場人物のナイーブさが好きだったのですが、
いい加減気持ち悪いですね。読了しましたが。。。

今年の読書

2013年04月09日 | 
久しぶりの本です。

【ここ数ヶ月でようやく読了したもの】

『北の無人駅から』(渡辺一史/北海道新聞社)

んー、あんまり無人駅が関係ない章もあったね。
あとがきによると、一般的なテーマにしたくて、わざとそうしたみたい。
たしかに、漁業、農業、自然保護、地方自治など、話題が分散して、
北海道の歴史と今が分かるようにはなっている。
でも、ちょっと残念かな。まぁ、おもしろかったけど。
あとがきまで読んで、作者が『こんな夜更けにバナナかよ』と人だと気づく。
★★★

『コケの自然誌』(ロビン・ウォール・キマラー/築地書館)

なかなかいい本だった!
ネイティブアメリカンで科学者、そして母という人が書いた本。
ややエキセントリックなところがあるけれど、
なかなかこう書ける人は少ないな。
コケに一段と興味がわいてきた。
★★★★★

【最近読んだ本】

『火星ダーク・バラード』(上田早夕里/角川春樹事務所)



妻が図書館で借りてきた単行本。
kindleで読んだ『華竜の宮』に引き続きこの作者を読む。
なかなかおもしろかったけど、文庫版は全面改稿でラストもちがうと知って驚愕。
忘れたころに文庫を読むか。
★★★

『知の逆転』(吉成真由美ほか/NHK出版)



ジャレド・ダイアモンドなど知の巨人6人のインタビューもの。
人によって、おもしろさがぜんぜん違う。
というか、ノーム・チョムスキー以外はあんまりおもしろくなかった。
なぜ売れているのか、よくわかんない。
★★

『標本の本 -京都大学総合博物館の収蔵室から』(青幻舎)



京大の博物館の収蔵品を使った標本の本。
当然、東大に負けてないんだね。
ま、それっぽい写真集かな。
アカネズミの剥製づくりを鉛筆のスケッチで逃げやがって。
もうちょっとちゃんと文章があって、深みがあるといいのに。
人にプレゼントをするにはちょうどいいかな。別にプレゼントしないけど。
★★★

【kindleで読んだものたち】

『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティー/クリスティー文庫)

妻がDLしたもの。
登場人物が、本が3分の2ぐらい進んでも覚えられなかった…。
たまにはおもしろいね。アガサ・クリスティーも。
★★★

『海へ降る』(朱野帰子/幻冬舎)



しんかい6500というかJAMSTEC(海洋研究開発機構)を舞台にしたSFファンタジー。
ま、JAMSTECものだからね。青春もの?
★★★

『華竜の宮 上・下』(上田早夕里/早川書房)



kindleにはSFとかがぴったりだなあ。
暇つぶしだけど、読書スピードは速くなるし、
買っても、かさばらないしねえ。
海洋SFもの。なかなかおもしろかった。
★★★★

【今、読んでるもの】

『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』(川上和人/技術評論社)



書評サイトHONZなどで大好評の科学本。
でも、いまところ半分ぐらいまで読んだけど、いまいち。
著者のキャラクターというか、表現や言い回しがおもしろいことと、
科学本としておもしろいことはまったく意味が違うと思う。
ただの土屋賢二だな。それはそれで希有な書き手と言うことか。。。
★★★

『人類の祖先を探る 京大アフリカ調査隊の記録』(今西錦司/講談社現代新書)



kindleの新刊だった。即買い。
すぐ買っちゃうよな、kindleだと。。。
この時代のこういう人の本はいいよなあ。
どんどん電子書籍にして欲しい。

買っちゃった……。

2013年01月19日 | 
最近、欲しいものにミラーレス一眼があります。
今は、いわゆる高級コンデジ系のCANON PowerShot G10をメインにして、
海では防水系のPENTAX optio W90を使っています。

でも、最近、ちゃんとしたマクロレンズを使いたくなってきたのです。
コンデジはマクロに強いとは言われるのですが、広角域のスーパーマクロだと、
近づくことが難しい昆虫とかはちゃんと撮れないし、
等倍マクロっていうのに興味があるのです。

でかいデジタル一眼を持つつもりはまったくないのですが、
ミラーレスなら小さいし、マクロレンズもあって、
望遠レンズも買ったら、野鳥も撮れるし……。

さんざん考えて、結果、欲しいのはこれです。



SONYのNEX-6。
それとレンズはこれ。



30mmマクロレンズ。

もう、隙あらばヨドバシにいって、触りまくり、
一応、オリンパスやらニコンやら、パナソニックやらも触りまくり、
自分に合ったものを考えてきました。

ざっくりレンズセットで10万、マクロが2万5000円ぐらい。
付属品だなんだで、ざっと15万……。

うーん、15万か。。。


で、買っちゃいました!





どーん!



ええー!?

結局買ったのはこれ。
ぜんぜんミラーレスじゃないし。
ミラーもなければレンズも付いてないし。

『原色検索 日本海岸動物図鑑Ⅰ』(保育社)
『原色検索 日本海岸動物図鑑Ⅱ』(保育社)

神保町の生きもの系古本屋「鳥海書房」で買いました。

Ⅰはすでに絶版で、Ⅱも出版社でもB旧品しか残っていないものです。
それがほぼ新品で、2冊セットで売っていたのです。

値段は、、、、税込みで6万900円~!!

もともとの定価はⅠが2万3000円で、Ⅱが2万7000円なので、
セットで5万円と言うことです。

現状を考えると6万は、まぁ良心的かな。
先日、鳥の羽図鑑は1万8000円とかして買えないと言いましたが、
これはセットで6万…。現金を払うときにちょっと手が震えましたよ。。

でもね、世の中には、ほぼこれしかないんですよ!
ちゃんとした海の生きものの図鑑は!!!
ネットにはまったく情報がないし、やっぱりこういう図鑑を買うしかないのですよ!

で、なにを調べるか…。
当然、ワレカラです!!!



ひゃっほう! オレは調べるぜ!!
図鑑は、カメラなんかより重要な自然を見るレンズであり、装置なのさ~!
ミラーレスなんて当分お預けさ!!

(全体的に半ばヤケな感じでお届けしました)


晩酌の友

2013年01月02日 | 


今日の晩酌のお供は以下の通り。

 自家製大根餅
 焼き豚
 小松菜の煮浸し
 白菜とカブのピリ辛漬け
 kindle paperwhite 3G

ミカン置きにすっくと立ったキンドル。
これは便利だ。ミカンじゃなく、キンドルね。
晩酌と共にページも進む!

Kindle Paperwhite 3G 来た!

2012年12月30日 | 
年末に頼んだらさくっと到着。



Kindle Paperwhite 3G。取り急ぎ、Kindle ストアで『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(増田俊也/新潮社)を購入。



プロレスものなんてまったく興味ないのですが、たしかにおもしろい。
kindleもなかなか読みやすく、さくさく進みます。
読書量が増える予感……。

最近の読書 2012年12月

2012年12月25日 | 


最近のベッド本はこれ。
『北の無人駅から』(北海道新聞社/渡辺一史)。今年、サントリー学芸賞を取ったドキュメンタリー。
最近、道新の単行本のセンスが高いなあ。。。
北海道の無人駅と、そこに関わる人のルポ……かな。
とりあえずひとつめの駅「小幌」を読了。なかなかおもしろい。




妻が裏磐梯からもらってきた漫画。
『森山中教習所』(真造圭伍/小学館)。
この人の『ぼくらのフンカ祭』は読んだことあるな。
不思議な話。フンカ祭も同じように男の子の友情の話だった。

1日1轟木ってなんだよ、と思っていたら、これか。そんなにか。

彼女の漫画のセンスは外れがなくて、いろいろ推薦してもらった…というかもらったり、
ブログで勧めていたのを、わざわざ漫喫に読みに行ったことも。。。


最近の読書 2012年12月

2012年12月12日 | 
ちょっと前ですが、円城塔×伊藤計劃の『屍者の帝国』というのを読んで、
まぁ、なかなかおもしろいな~、なんて思っていたのですが、
妻が知人から本家本元を借りてきました。



伊藤計劃
『虐殺器官』『ハーモニー』(早川文庫)

あががが! とてつもなくおもしろかった!
ご存じの方にとっては何を今更…という感じでしょうかが、
ま、いいじゃないですか。
この2冊を読むと、いかに『屍者の帝国』がどうでもいい本か…という感じです。
なんか、すごく深くていい映画をハリウッドがリメイクして、単にハデにしてしまったという言い方で通じるでしょうか。
すごい作家だったんだなあ。




これはずいぶん前に、北杜夫が亡くなった直後に「追悼」という帯で買ってしまいました。
学生時代に読んだはずですが、今読むと、こんな感じだったのかな~と不思議な感じです。
寝入りの本として、ゆるりと読んでいます。

最近の読書 2012年11月

2012年11月12日 | 
季節なんでこれ。



『赤とんぼの謎』(新井裕/どうぶつ社)。適当に拾い読み。
「日本人と赤とんぼ」という新書的王道(新書じゃないけど)から入るので、ちょっと退屈な構成。
自分の調査研究だけじゃなく、これまでに全国で行われた調査を引きながら、アカトンボの謎に迫る…。
……途中で放棄。いろいろ謎なんですね、今でも。




『あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか』(レイチェル・ハーツ/原書房)。
はずれ…。早々に放棄。心理学か…。おもしろくない。




『熱血昆虫記』(バーンド・ハインリッチ/どうぶつ社)。
ああ、これはあたり! おもしろい!
昆虫の熱戦略(?)の話。生理学と生態学のマリアージュ!(なんだ、それ…)。
この人の本は、だいたいおもしろいね。『ワタリガラスの謎』とかも。
カラー口絵にフユシャクの写真があって、真冬に行動するガの話も出てくるのか!
ううっ、楽しみ!




amazonの策略に嵌まりました。
高野文子、ドミトリーともきんすに…。
ま、ゆっくり読みますよ。それにしても薄い本だ。