23時25分。今日も疲れた……と重い身体を引きずりつつ、家への急坂を上る。
はっと気がつくとハクビシンがとなりにいた。
真横。距離は1メートルないぐらい。団地との境界に続く手すりの下の隙間を歩いていた。
3メートルぐらい一緒に歩いて、とりたててあわてる様子もなく、器用にコンクリートの壁面を降りていって、見えなくなった。
ふっくらとした個体だった。
このへんでハクビシンに会うのは3回目。いつも、彼らはあわてず騒がずゆっくりと、でもやや早足な感じで去っていく。
外来種だというし、最近は都心でも多く出没し、いろいろ問題にはなっているというけれど、ま、こんな動物が近くにいるのは幸せだと思う。
ぼくの足取りも気持ちも少し軽くなって家に帰った。
はっと気がつくとハクビシンがとなりにいた。
真横。距離は1メートルないぐらい。団地との境界に続く手すりの下の隙間を歩いていた。
3メートルぐらい一緒に歩いて、とりたててあわてる様子もなく、器用にコンクリートの壁面を降りていって、見えなくなった。
ふっくらとした個体だった。
このへんでハクビシンに会うのは3回目。いつも、彼らはあわてず騒がずゆっくりと、でもやや早足な感じで去っていく。
外来種だというし、最近は都心でも多く出没し、いろいろ問題にはなっているというけれど、ま、こんな動物が近くにいるのは幸せだと思う。
ぼくの足取りも気持ちも少し軽くなって家に帰った。