晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

春告魚を探して、ガサ隊出動!

2016年04月16日 | 生き物
12月、夜の磯でシロウオを見て3月、大潮の日に遡上するシロウオを探して見つからず、
4月、繁殖個体を探して再び川へ。




三浦半島某川。護岸ガチガチで下水ジャンジャン…。
まぁ、かなり環境も水質も悪い感じです。





手近なガサ隊(参加者3名、欠席者2名)の各位に出動を要請しました。
ネットで手に入るシロウオの論文を読み込み、このあたりだろう…という所を攻めました。
ま、ガサ隊は本能のままにガサガサするだけで、シロウオのことなどは頭にないようですが。


わたしは、ガサガサはせず、箱メガネで怪しい川底の石をひたすらに探しました。





シマヨシノボリのチビが慰めてくれますが。。。。

手頃な石をひっくり返して卵を探しますが、ないなあ……。



ガサ隊の成果を撮影会。




多くいたのがこれ。



ヌマチチブ。胸ビレの黄色の帯がチチブとの違いだそうです。
10センチ近くあって、ブリンっと太った個体も多くいました。



溜まりに多数浮いていたのがこれ。



スミウキゴリ(幼魚)。

親もいました。




第1背びれに黒斑がないのがスミウキゴリだそうです(あるとウキゴリ)。



最初はドジョウかと思ったミミズハゼ。




かわいい。



お腹が青くなってそろそろ繁殖期? というシマヨシノボリ。




かっこいい!



そして、ハイライトはこれ。

最初はガサ隊1号が「あ、すごく細長いの捕れた! ああ、網の目から逃げた!!」といったんはロストしたもの。
その後、川岸の泥っぽいところをガサると、けっこう採れました。




ウーちゃんの稚魚、シーちゃんです(笑)。
まぁ、気にしすぎですが、ちょっと種名は控えます(笑)。
大きさは5、6cmといったところ。






体長が10cmほどのいわゆるクーちゃんもいました。





あとは20cmぐらいのウーちゃんの幼魚もけっこう捕れました。
まさに天然物ですね。意外と流れのあることころにも。


いや~、まぁ、釣りの世界ではここ何年かブームというか、雑誌などでもよく見る一方、
絶滅危惧とも叫ばれていますが、けっこういるもんだなあ。

ちなみに調べてみると、神奈川県では24cm以下のウーちゃんは採捕(さいほ)が禁止されています。
採捕って、あまり使わない表現ですね。
食べるわけでもないので、撮影の後はすべて放流です。


結局、下流域の300mほどを探索したのですが、
シロウオは見つからず…。ガサで捕れなかったということは…もっと上流か、いや、いないのか?
時期的には今だと思うんだけどなあ。。。

まぁ、別の透明な魚に癒されましたけどね。
不思議なもので、最初夜の磯で透明な魚を見つけてシーちゃんかと思ったらシロウオだったわけで、
今回は、シロウオを探したらシーちゃんがいた…ということです。


さて、次はどうするか。。。



マルタの産卵2016

2016年04月03日 | 生き物
天気が優れなかったのですが、そろそろかと思って、多摩川に見にいきました。



バチャバチャやってる!




うん、来てる来てる!
でも去年よりはちょっとまだな印象…。


さっそくTG-3のフィッシュアイコンバータを装着して、浅瀬に沈める。。。







どーん。



ばーん。


なかなかいい場所(TG-3が頭を出して、かつ目の前で産卵するところ)がなくて、
今年はうまくいきませんでした。

去年の方がうまくいったな…。
2015年4月18日
2015年4月19日

ときおり小雨は降るし、意外と風があって肌寒いし、
すぐWi-Fiが切れるし……。


リベンジは…来週末は用事があっていけないので、再来週かな…。