晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

no no dango 2016

2016年12月30日 | 
ノー……。

年末の大潮。風は多少ありましたが、潮良し、透明度良し…。

ノー……。




ミドリヒモムシ。






スナビクニン。幼魚かな? どれも3cmぐらい。




フウセンウミウシ。久しぶり。




アカエラミノ。


その他ウミウシはネズミ、クモガタ、マダラ、メリベ、カメノコフシエラガイ、アオ、タツナミガイ。



ウミユスリカ発生。
ハオコゼ、極端にいなくなった。
ヒトデが目立ったなあ。
タコ! タコは10匹以上いた。タコナイトだった。

そして、no dango。まじで2016年は昨冬シーズン含めてno dango。
なぜだ~!

今回は、かなり広域に探したんですけどね。

砂が多い。ウニも多い。磯が変わっているのか!?

ダンゴと海水温2016

2016年12月11日 | 
ということで、11月下旬、12月10日とダンゴを発見できなかったわけですが、
「今年は暖かいし、海水温も高いんじゃないかな…」などと、
発見できないことをそれっぽく言い訳しておりました。。。。

で、いつもの海水温。

いつもの「神奈川県水産技術センター海況図データベース東京湾口海況図」で荒崎の海水温をチェックしました。

で、いつものこれ。



はい。ま、例年通りの感じでしょうか?
赤くて太い線が2016年です。ほぼ、2015年と同じ推移ですね。

さて。。。


①発見できないだけ。←いや、かなりねっちり探していて、それはない(…と信じている)
②環境が変わって、微妙に別の場所にいる。
③環境が変わって、この磯にはいない。
④荒崎の海水温とここの海水温は連動していない。

んー、②かな。


感覚的ですが、

①砂がかなり入っている
②それによって生物相も微妙に変わっている

というあたりが状況証拠です。
さて。。。

no dango

2016年12月11日 | 
忘年会続きでぐったりで、二度寝、三度寝の土曜日。
でも、12月も10日だし、そろそろじゃね? ということで重い体を引きずっていつもの三浦の磯。

風が強い。中潮の磯。




妻が発見。マメダコ。かわいい。見るのは2回目かな。


今回、ちょっと気にしていた小さくてふわふわしたもの。





んー、これは目的のじゃなくてヒドロ虫かな。


前回と同じくミスガイが多い。



2匹くっついている…。交接??



眼点が見えるきれいな個体。




ちんちくりんだけどツヅレ?

その他のウミウシは前回と変わらず。
タツナミガイ、クモガタウミウシ、クロシタナシウミウシ(マダラタイプも)、ネズミウミウシ。

noアメフラシ系、noブドウガイ、noウミユスリカ、no dango……。
計5人でかなりねっちりねっちり探したんだけどね。

とにかくハオコゼが多く、あとミスガイも多いな。やっぱり環境が変化しているのかな?
この冬の海水温をあとで調べてみます。




イソギンポに慰められました。