狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

女正月

2007-01-14 15:47:36 | 暮らし



爽やかに晴れて気持ちが良い、日曜日です。

都道府県対抗女子駅伝は京都が見事な逆転で3連覇を達成しました。
我が福岡は、残念ながら9位となり、惜しくも入賞を逃してしまいました。
来年を期待することにしましょう。


さて、明日は「小正月」一月一日を「大正月」と言うのに対しての呼び名。
小正月の行事として、一番に思い浮かぶのは「どんど焼き」ではないで
しょうか。現今の制度に変わる前の成人式は「15日」でしたので、大体
15日日が昇ってから、どんど焼きは始まりました。


注連縄を集めるのは子供の役目で、お鏡開きが終わった翌日くらいから
何人か集まっては、リヤカーを引いて集めて回ったものです。決して
無断で持ち帰ることはしなかったですね。大人も子供も、餅を焼いたり
芋を焼いたりして、楽しいどんど焼きでした。


下は、全国のどんど焼きのページです。コピー&ペーストでお開き下さい。
http://www.mt8.ne.jp/digi-ken/archives/koshogatu.html



さて、表題の「女正月」ですが、小正月(1月15日)、または14日から16日
までを言います。新暦では朔旦で有明月くらいでしょうか。コレを旧暦に
換算すると、今年は3月4日となり、満月(望月)になります。


大正月は「儀礼的」性格が強く、小正月は「農民的」性格が強く、「左義長」
などのように、農作の豊凶を占ったり、祈念したりのものが多いと言われ、
大正月を「男正月」というのに対した語で、松の内の間家事に追われた女性達が
ほっと一息つく日で、小正月を「女正月」というとのこと。


僕は「左義長=どんど焼き」だと解釈しています。


地方によっては、まだまだ違う呼び方も有るようですが、それは各自で
上記ページなどを開いてお調べください。


面白い川柳を見つけました「女正月なり悪妻を愉しめり」・・渡辺恭子
意味合いは、僕には判りません・・・。


それにしても、良い天気です。