狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

立冬・・爆弾低気圧

2006-11-07 23:31:36 | ひとりごと



6日夜から、天気は、正に「嵐」ように天気は急変した。
今日は二十四節気の立冬。この立冬に合わせたように、特に北日本で
強風が吹き荒れ、竜巻まで発生し、甚大なる被害をもたらした。
この竜巻により、北海道佐呂間町で、9人死亡・21人重軽傷の大惨事。


9月の台風で、宮崎に発生した竜巻は、列車をも薙ぎ倒した。
近年「竜巻」という言葉を頻繁に耳にする。
竜巻というものは、大陸においてのみ発生するものとばかり思っていた。
日本でも、テントを飛ばしたとか、その程度の被害は知っていたが
先の宮崎、今回の北海道の竜巻といい、多大な被害を出すようになっている。


この「爆弾低気圧」とは一体何者?調べたところ、下記のような
説明書きがあった。

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温帯低気圧のうち、爆発的に発達する低気圧のこと。
緯度60°を基準にとり、緯度φの所で中心気圧が24時間に24hPa以上
降下した温帯低気圧を爆弾低気圧といっています。
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子供の頃「高気圧=1012hPa」だと教えられた記憶がある。もちろん
当時は「ミリバール」と言っていた。子供が船舶免許を取る時に勉強
していた本を見たが、低気圧、高気圧の決め方は、一定のhPaではなく
回りのhPaより低いのを低気圧という・・ように書いてあった。
特に気象の事を学んだ訳ではないので、不確実ですが。


仮に、回りの高気圧が1012hPa だとしたら、ー24hPaは僅か2,3%の
降下にしか過ぎない。それがこのように甚大な被害をもたらすなんて
自然のエネルギーの凄さを、改めて痛感させられた次第。