12月3日水曜日に開催された体操教室では、栃木の那須からyogaインストラクターの方がわざわざご参加頂き誠に恐縮している次第ですが、17日水曜日の今年最後の体操教室にもまたご参加されるそうです。早速メールでご挨拶を頂きました。少しでも現場でお役に立てるように、そして中高齢者の健康増進活動のお役に立てるように、高齢者事業R?vitalizeAssociationや整体的身体操法でのノウハウをなるべく出していきたいと思っていますので、なにかまたつかんでいただければ幸いです。ありがとうございます。
6日土曜日はリフレクソロジー体験ミニセミナー、そして引き続き初心者の為の整体教室3日間講座の初回が行われました。
リフレセミナーの参加者がそのまま整体セミナーにもご参加頂きました。フットケアを始めてまだ間もない方、アロマセラピストの方、全く未経験の方、整体を勉強中の方など様々な境遇の方が参加されていました。
リフレとは何か、その歴史、東洋式と西洋式の違いやルーツ、施術のポイント、青木美穂講師が実際に使用しているオリジナルカルテ等、初心者にも経験者にも充分対応できる密度の濃いセミナーとなっていました。
ミニセミナーとはいえ、かなりお得感のある内容となったはずです。私自身も大変勉強になり参考になりました。足裏の硬さだけではなく、におい、かたち、色等も観察しているのですね。そして指の使い方がとても器用でまさに職人芸でした。
最後はミニレクチャー&体験会となりました。的確な指摘はさすがでしたね。私が思うにリフレクソロジーって整体施術とは同じ目的もあるし、違った役割もあるんだな、と改めて確認できました。コミュケーションツールとして、慰安として、勿論代替医療としても活躍している分野なので、今後アカデミーではプロ向けと一般向けの短期セミナーを開催して門戸をより広げていきたいと思います。
その後は整体講座です。境遇が様々なので、もう一度基本に帰り、整体のルーツ、流派やテクニックの種類、役割、心構えなど私なりの考えも交えお話を進めていきました。
現在はスクールも施術院も本当に乱立していて、行っているアプローチ法も、中国や日本等の東洋的なものからカイロプラクティックやオステオパシー等西洋的なもの、勿論それ以外のものも数え切れないほどの流派があります。
学ぶ側も施術を受ける側も一体どれが良いのか?自分に合っているのかなかなか判断は難しいところです。でも長く残っているものってどんなテクニックでも必ず都度ニーズがあり役割を果たしてきたからこそであり、世に必要の無いものは残らない。
どれが良いか、優れているかを論じることはナンセンスで使う人次第です。技術に優劣はないと何度も言っているのはその為です。逆にどんな優れた技術でも使う人次第では何の効力も持ち得ない。だからそのレベルで比べたり批判したりしているのはちょっと低いかな?と思います。要は出来ること、出来ないことを客観的に受け止めそこから上を目指し磨くだけであり、至ってシンプルなんです。
だから謙虚に自分自身を磨いていかなくてはいけない。ということは施術の勉強や探求って永遠なんでしょうね。えらそうにふんぞり返っている人間はダメです。
そういうことを中心にお話を進めて行きました。勿論、お話ばかりでは飽きてしまうので、頚部の張り、左右差を経絡やオステを使用し即効的に改善させるテクニックも実践して頂き、ロジックの部分でもきっちりマスターすればさほど難しいことをやるわけではないという事、コミュニケーションをとり信頼感を得ながら行うと非常に効果的である実、の部分もマスターして頂きました。参加者全員がパーフェクトに改善したので説得力があったのではないでしょうか。
先日髪を切った時、美容師の方が以前青山で働いていたらしく、「青山や表参道って歩いているだけで感性が刺激を受けるところですよね、街を歩いているだけでその空間にいる自分がうれしいみたいな・・」と話されていました。なるほど、長年いた渋谷には愛着がありますが渋谷や新宿、池袋とは明らかに異質の地域で、確かに歩いているときの感覚的なものも前述の地域とは決定的に違う。セミナー終了後の帰り道、アカデミーすぐ近くの結婚式場が特別にライトアップされていて通りすがりの方達が見入っていました。
うん、感性を養ってほしい生徒さんにとって青山で学ぶこと は今のところベストの場所だなと勝手に確信して帰りました。ブログのためとはいえ道すがら写真をとっている自分がちょっと恥ずかしかったんですけどね。