川崎市・狛江市・世田谷区 静岡県牧之原市 整体スクール「日本徒手整体アカデミー」日本徒手整体施術院

東京・神奈川・静岡で整体師資格取得は「日本徒手整体アカデミー」。「巡心流整体術」は当校独自手技。講師によるブログ。

肋骨部の調整

2022年05月22日 | 学院長のコラム、ブログ

前回までは胸椎の変位、その原因、そしてそれぞれの矯正法について解説してきました。

今回は肋骨の調整法について言及していきます。肋骨の痛みや炎症は背骨の横突起に近いに箇所の肋骨、胴体側面部分、そして胸骨側等に部位も分かれてきます。横突起に近い箇所は肋椎関節の捻挫や炎症、胸骨側は胸肋関節のトラブルの可能性もあります。いずれにせよ大元の胸椎に必ず変位が起こっていて、そこに連結する肋骨も必然的に変位から捻挫、炎症が生じることで疼痛の発現に至ります。

問題個所を触診するすると、隆起していて、または周辺全体に肋骨が膨らんでいたりします。背骨を中心に左が大きく膨らんでいたら脾臓つまり免疫系トラブル、右側なら肝臓の炎症に繋がることが多く、これは胸椎での解説の通りです。

正座の姿勢から肋骨変位側に坐骨をずらして横座りさせます。変位側(患側)の脇に術者の膝をあてがい、寄り掛かった状態にさせて脱力させます。健側へ頸椎をやや回旋そして屈曲位をとり、90秒程静止します。そこから脱力しながらゆっくり元の姿勢に戻します。


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