崖っぷちロー

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橋下知事VS女子高生2/米軍?

2008-10-25 03:23:31 | その他・趣味
大阪・橋下知事、私学助成金削減めぐり高校生と意見交換会 「日本は自己責任が原則」


>さらに、別の高校生が「大阪の財政を良くすることは、わたしたちが苦しむことなんですか?」、
>「ちゃんと税金取っているなら、教育、医療、福祉に使うべきです。アメリカ軍とかに使ってる金の余裕があるのなら、
> ちゃんとこっち(教育)に金を回すべきです」と涙ながらに訴えると、
>橋下知事は「じゃあ、あなたが政治家になってそういう活動をやってください」と切り捨てた。

この部分が気になりまして。
地方自治体って、在日米軍に対して何らかのお金を支出しているんですか?
ウィキペディアを見ますと、大阪府には在日米軍基地が存在しないようなんですが、
それでも何らかのお金を大阪府から出して居るんですかね?

大阪府予算の概要をざっくり見た感じだと見つからないのですが、
見落としているのかなぁ……?


それとも、よく某政党が国政レベルで主張していることを、
場面が異なるにもかかわらず言ってしまったということなんでしょうか?


まぁ、仮に大阪府からお金を出しているとしても、
安全保障について言及してしまうと、議論の主題がぼやける・変わってしまうので、
議論をする上で良い論理の運び方であるとは言えない。

安全保障と教育・医療・福祉とで、どちらかが単純に優先するというものではありませんしね。
まぁ、「強いて」どちらが重要かと言えば、教育・医療・福祉の大前提としての安全保障になってしまうでしょうが、
あくまでも総合的なバランスで考えていかないとだめでしょう。


で、それとは別次元で、橋下知事の反論は微妙というか。
政治的な意見を主張するためには政治家にならなければいけないという発言にも読めてしまうわけですが、
それだと議会・首長を通しての政治への民意の反映というものが、
「選挙」以外、すっかりなくなってしまう。

議会の議員や首長に対して自分の政治的な意見・要求をぶつけられること、
すなわち、代表者に働き掛け(活動)、代表者を通じて政治に意見を反映させることが、
代表民主制・首長制においては基本じゃないでしょうか?
(というか、知事と高校生が対面しているこの状況は、まさにその現れでしょう。
 高校生なので、有権者・選挙人じゃないですけどね)
もちろん、議員や首長はそれに拘束されるわけではないですが。

まぁ、さすがにそういう趣旨の発言ではないと考えるのが普通ですが、
にしても不用意というか……


反論の仕方ということで言えば、
>「世の中の仕組みがおかしいんじゃないですか?」
>「それはおかしいです!」
みたいな高校生の発言も、
理由付けをちゃんとしてくださいということになりますが。


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