groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

トークショーを見に行く

2010-05-16 00:14:08 | culture
たまにはまとまりのない長文のブログを。

15日土曜は福島県文化センターで催された「冲方丁・和合亮一トークショー」を見に行ってきた。

冲方丁さんは、地元紙で地元在住の作家として紹介された記事を何度か目にしたり、本屋大賞に「天地明察」がノミネートされた頃から「ダ・ヴィンチ」「ベストセラーBook TV」といった本を紹介する雑誌や番組で取り上げられていたので何となく興味は抱いていたが、ある朝に福島民報に目を通していると冲方さんのトークショー開催の告知が載っていたのを見つけた。またそのトークショーに一緒に出演する詩人の和合亮一さんは、地元のラジオ局にも出演していてトークが面白いのはわかっているのでこれは確実に楽しめるだろうということで、さっそく本屋に行き整理券を入手したのだった。


昼過ぎに文化センターに到着。この施設の目前は何度となく通りがかったことがあるが、文化センター自体に来るのはおそらく初めて。信夫山のふもとに位置しており、前庭には季節柄ツツジも咲き誇っていて天気がいいこともあり穏やかな雰囲気。そして建物内に入るといかにも昭和に作られた公共施設という何となく懐かしい空気を感じる。

エントランスには出演者の書籍を販売するブースが設けられて、関係者もいろいろと忙しく動き回っていた。あとテレビ局が取材に来てカメラを会場やホールの様子を撮影していたり。冲方さんは30代前半でもともとはライトノベル・アニメをベースとしてきた方なので、今回の客層はどんな感じかと思っていたが意外と年配の方も多い感じだった。まあこういう部類のイベントに足を運ぶのは平均すると年齢層は高めなのかもしれない(というのはまったくの憶測)。

トークショーは13:30に開始。和合さんが聞き手としてリードしていく感じだが、さすが手馴れたもので冲方さんの話を引き出して、そして和合さんご自身の思いも交えて、客としても楽しく話を聞くことができた。

リーフレットのメモ欄へのつたない殴り書きからなんとか内容を思い出してみると、(作家だから当然だろうが)活字・言葉について思いがある印象を受けた。冲方さんに関しては幼いころの海外滞在がかえって日本(語)についての思いを深めたのかと思うと、異文化の空間に身を置くということは貴重な経験なんだなと思った。また「天地明察」の資料を県立図書館で集めたという点に関しては、同じ図書館を利用するものにとっては親近感を感じた。まあこちらは競馬の資料収集なので全くベクトルが違うのだが(笑)。

トークショーが終わり続いてサイン会が開催されたがこちらにも長い列ができていた。サインをいただく際には一言二言会話することもできた。せっかく本にサインをいただくことができたのでじっくり楽しんで読みたいが、その前に図書館に予約していた「天地明察」をキャンセルしておかないと(笑)。

寺山忌

2008-05-04 01:08:42 | culture
ふと気がつけば最近はブログに文章を書く頻度が減ってすっかり競馬の予想ばかり。逆に考えれば予想のおかげでブログが続いているという体裁が保たれているのだが。

15年以上競馬を見続けて来ているが、多少なりともさまざまな人物の影響を受けてきた。例えば予想の面で影響を受けている人物が大川慶次郎ならば、競馬に愛するという点でのバックボーンでは寺山修司が占める割合が大きい。その寺山修司が亡くなったのは25年前の5月4日ということもあって久々に書いてみることにした。四半世紀の区切りとなる日が奇しくも春の盾と重なったのはいかにも寺山らしいめぐり合せといったところか。

そもそも、大学と区役所どちらの図書館だったかは忘れてしまったが、その本棚で「競馬場で逢おう」シリーズに出会ったのがきっかけで寺山の言葉の魔術に引き込まれてしまい、その後は競馬モノにとどまらず「書を捨てよ、町へ出よう」をはじめとして様々な作品を読み漁ったものだった。今ではそのきっかけとなった「競馬場で逢おう」シリーズも何とか古書で揃えることができた。

東京優駿や有馬記念といった大きいレースの折にふれて思うのは「もし寺山が健在ならば(寿司屋の政やトルコの桃ちゃんも含めて)どのように買うのだろうか」ということ。例えば今年の盾ならば寺山は盾4代制覇の期待がかかるホクトスルタンから入るのだろうか。あの個性的なキャラでお馴染みの馬主が率いるアドマイヤ軍団の4頭出しをどう評するだろうかetc 興味は尽きない。

今となっては寺山は予想もコラムも提示してはくれないが、残していった作品のおかげでその想像はいくらでもふくらませることができる。もちろん正解はないけれど寺山の「百万人のファンの幻想の中で…」という言葉を借りれば、それぞれの答えがある意味正解なのではないだろうか。ただ気をつけないといけないのは寺山の予想は当たらないことで有名だったらしいので、その予想は外して買った方がいいのかもしれない。

自分の経験を通して組み立てた予想と、「寺山」の予想。どちらが的中するだろうか。それとも共倒れだろうか(笑)。いずれにせよ今週も来週もこの先続く限りは競馬を見続けることだろう。時おり立ち止まって、寺山が生み出した作品の世界を頼りにしながら。

映画ヱヴァを見にいく

2007-09-02 23:52:26 | culture
昨日土曜は封切り日の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見に行ってきた。

映画版のヱヴァが公開されるということで、あえて新作に関する余分な予備知識は見聞きしないように注意しつつも、UCCのエヴァ缶を買ったり、シンジ役の緒方さんがゲストで出ていた、山田五郎さんと中川しょこたんの番組であるJ-WAVE「東京REMIX」を聞いたり、そしてエヴァのサントラを聞いてモチベーションを少しずつ高めて公開当日を待っていたのだった(笑)。今聞いても「残酷の天使のテーゼ」や「FLY ME TO THE MOON」はいい曲だと思う。

福島では初回上映が何と8:00にあったのだがさすがにそれで早起きするのもなんなので、その次の10:00からの回を見に行く事にする。1つ早めの列車で出かけて9時過ぎに到着し、ここの映画館は整理番号制なので渡された整理券の数字を見てみると60番台。劇場のキャパシティを考えれば比較的若い番号だったが、そのあと続々とヱヴァを見ようという客が訪れていたので結果的には早めに家を出ておいてよかった。さっそくパンフレットを確保して待つ。

ざっと客層を見てみるとやはり男性の方が割合が高い、もちろん女性客もいるが。でも気になったのが小学生の姿も目立つこと。思えば「END OF EVANGELION」を今は無き東急文化会館の渋谷東急で見てから10年経っているわけで、前作が上映された当時に彼らは生まれていたかどうかという年齢のはず、前作をリアルタイムで知っている者にとっては否応無く時の流れを感じさせられた...(笑)。ところで今の小学生だとどんなルートでエヴァを知るんだろう?

だいたい上映20分前に入場整理が開始。ヱヴァの公開されているスクリーンは3階にあるので階段で待つのだが、非常に客が詰めかけていたこともあってか蒸し暑かった。10:00、5分前に8:00の回の客が出てきたのだが続々と階段を下りてきていた。人数を数えるのは面倒なので途中でやめたが、結構入場者はいたのではないだろうか?

そして3階にある劇場へ入場。早めだったのでそこそこいい席を確保することができた。このスクリーンは定員153名とのことだが、ぞくぞくと客が入場してきて結果的には定員の9割以上は入っていたと思われる。それに加えて両脇の通路にはパイプ椅子が設けられていてそこもほとんど埋まっていたから実質満員だったのだろう。さすがエヴァ。

定刻より15分ほど遅れてまずは各作品の予告編が始まりその後本編が開始。できる限り視覚と聴覚を集中してヱヴァに見入ったのだった。感想的なものは気が向いたら明日以降に書こうと思うが、次作「破」が楽しみになった。できることなら今作「序」も改めて見に行きたいものだが。

払戻金の使い道

2007-03-10 19:58:54 | culture
結局チューリップ賞の払戻金は、ラジオ番組から生まれたCDのmilk rings「デンパニノッテ。」に化けたのだった。

ラジオ好きなので相変わらずいろいろな番組をMDに録っていて、TFMでは「AVANTI」、J-WAVEでは「TIME FOR BRUNCH」「DJ KORBY'S RADIO SHOW」を半ば惰性と化しつつ、毎週録音し続けているが、今ナイターオフ(06/07)は文化放送の「アニスパ!」というアニメ・ゲーム情報番組もそれらの中に加わっている。

この番組は昨ナイターオフ(05/06)に何気なくラジオを聞き流していたら、たまたま耳に入ってきてそれで面白い番組だと思って聞いててそれがアニスパだった(ただし昨オフは「ブジオ」金曜を録ったのだけど)。そのアニスパが今オフも福島で21時台にネットされるということで、毎週録音することに決めたのだった。

パーソナリティーの浅野真澄さんと鷲崎健さんのお2人がなかなかの個性の持ち主で、少々クセのある人物が好きな者にとっては気に入ってしまった。それでネットでいろいろ調べていくうちに番組関連のCDが2枚リリースされてるのを知ったので、ネット通販で購入したのだった。

福島ではナイターオフ、しかも21時台しかネットされていないから、全くクリアに聞けるのはあと2~3回ほどといったところ。文化放送は同じ周波数の韓国の放送局の電波との兼ね合いがあるし、来オフに引き続きネットされるかも未知数。まあ聞けるうちに聞いておかないと。

ところで今夜はNHKで「椎名林檎 お宝ショウ@NHK」というのが放送されるのでこちらもチェックしないと。ただこちらの地区での裏番組がタモリ倶楽部なのでザッピングしづらく困ってしまう。前者は録画、後者は主にリアルタイムで見ることにするか。

MJさんの誕生日&テレフォンショッキング

2007-02-01 23:37:29 | culture
今日はみうらじゅん大先生の誕生日、おめでたい日だな(笑)。しかし今年で49なのかあ、これからもkeep on rock'n'rollってことで突き進んでほしいなあ。

ところで昨日・今日の「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに、それぞれMJさん→安斎さんが登場ということで録画しておいた。「タモリ倶楽部」をホームにしてる2人にとっては同じタモさんが司会といえども、客層が明らかに異なる「いいとも」はアウェイだから大変だっただろうな。でも、2人とも好きだから面白く見ることができた。

それにしても昨日貼ったはずのMJさんのカマドウマの絵がどうしてそのまま残されてたんだろう(笑)。

MJさんの近著

2006-11-28 23:38:16 | culture
この前の土・日は、先週に相次いで発売されたみうらじゅん大先生の「PEACE」(角川文庫)と「じゅんの恩返し」(ソフトバンククリエイティブ)の2冊を購入した。前者はMJさんが各所で書いたエッセイを集約したもので今回文庫化された。後者は「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載を書籍化したもの。

「PEACE」の方は帰りの新幹線でざっと一通り読み終えて、「恩返し」はまだ読みかけとまだ感想を書くまでには至らないのだが、両方とも読みごたえがあり面白い。ただ残念なことにうちのパソコンでは付属のDVD-ROMは見ることができないのだけど...。

「PEACE」は文庫なので比較的どこの本屋でも入手しやすいのだが、「恩返し」に関してはやはりサブカルだからなのか地方都市ではあまり流通していなくて、地元の本屋を何件かのぞいたところ(探し方が悪かったのかもしれないが)置いてなかった。それを考えると渋谷の青山ブックセンターで買っておいて正解だった。

ところで今月からHMV渋谷6階に青山ブックセンターがオープンしているのだが、落ち着いた雰囲気でいい感じだった。あの店なら時間を忘れて本探しができそう。青山ブックセンターといえば何年か前に破産申し立てから閉店なんて騒動もあっただけに、なんとか存続していてよかったと思う。

そういえば、先週土曜深夜にMJさんとリリーさんの特番が放送されていて見ることができた。その日は夜更かしがつらくてところどころ寝てしまったのが悔やまれるが、それでも面白い番組だった。でもゴールデンタイムでは放送できないだろうなあ。

MJ~M2

2006-11-23 00:18:20 | culture
文化放送「吉田照美のやる気MANMAN」のサイトで、みうらじゅんさんの「俺に言わせろ!」を聞いたのだけど、どうやら今日まで「勝手に観光協会」で福島を訪れていたらしい。知っていれば都合をつけて見に行くということもできたんだけどなあ(笑)。

MJさんといえば先週の「週刊ポスト」に隠し子騒動が載っていたのを立ち読みした。個人的には雑誌の情報信頼度としては「A群:競馬ブック・Gallop、B群:文春・新潮・朝・毎・読、C群:週刊現代・週刊ポスト・SPA! D群:以下略」なので現状では後追いしているメディアも無いし、信憑性としてはなんともいえないところ。でも東スポが書いたら案外信用してしまうかも。

ただし、もしその報道が真実だったとしても、それほどは驚きも無いんだよなあ。MJさんの著書「やりにげ」や「アイデン&ティティ」を読んでいると、まあそういうことがあったとしても「然もありなん」といったところで。まあ当事者間で詳細を詰めてきちっと解決していれば問題ないのだろう(ってまだ断定されてないか)。

先日「FILT」というフリーペーパーをもらってきたが、MJさんと安斎さんの2人が載ってた。これは保存しておかないといけないな。そういえば今週は単行本1冊、文庫本1冊も出版されるんだった。もちろんMJさんの本以外にも買いたい本もあるわけで、出費を考えると頭の痛いところだなあ。ジャパンカップでも当ててその配当金で買いたいところだが。

最近も「サイファ 覚醒せよ」(宮台真司・速水由紀子 共著)の文庫本を購入した。「新書365冊」(宮崎哲弥 著)とどちらを買おうか悩んだのだが、宮崎さんの本は逆に便利すぎて、読んでいない新書まで読んだ気になってしまいそうだったから今回は自重しといた(笑)。もちろん図書館で新書を借りるときの参考書としては使える。

そういえば何気なく「サイゾー」を立ち読みしていたら宮台・宮崎両氏のM2の連載が最終回と迎えたということで残念。単行本が出たら買うことにしよう。

「アウトドア般若心経」

2006-11-06 00:46:34 | culture
昨夜は福島では1週遅れで放映されている「タモリ倶楽部」を見た。この回の内容はみうらじゅん大先生の「アウトドア般若心経」。般若心経は全278文字あるそうだが、よくもすべての文字の写真を収めたものだ。

撮影対象も近松門左衛門の戒名の書かれた卒塔婆から大人のおもちゃ屋の店名まで幅広いし、ちゃんこダイニング若の「若」や、よその宗派の黄色い看板(仙台の街角でもよく見かける)の「滅」を気にせずに撮るところがいかにもMJさんらしい。あまりの面白さに本放送の他に録画したものを2回もリピートして見てしまった。

比較的まじめなものとその対極にあるバカバカしいものを結びつけて、それを真面目に取り組むところが、MJさんらしくて好きだなあ。できることならぜひともアウトドア般若心経は出版してほしいものだ。おまけとしてあのお坊さんの般若心経CD付きで(笑)。

そういえば、昨日4日付の読売新聞にはMJさんの見仏記ならぬ正倉院展の「見宝記」が掲載されていた。忘れないうちにスクラップしておかないとおけないな。

日本のメディア芸術100選

2006-10-04 22:03:03 | culture
太陽の塔・スラムダンクなど「メディア芸術100選」(朝日新聞) - goo ニュース
→日本のメディア芸術100選(文化庁)

今朝の新聞にこの記事が載っているのを見つけたので、文化庁のページで詳細を見てみた。

総合集計のアンケート結果とともに「あの人の10選」として専門家限定でのアンケート結果も掲載されていた。総合集計と専門家では上位に入っている作品のラインナップが微妙に異なっている。例えば「エンターテインメント部門」の場合は、総合集計だと1.やわらか戦車、2.ピタゴラ、3.マリオなのに対し、専門家限定だと1.インベーダー、2.ドラクエ、3.マリオ。

アンケート概要には投票者の平均年齢が掲載されてないが、察するにWebアンケートだから投票者の年齢も比較的低くて(これはそのアンケートでもありがちだが)最近の作品にかたよるからかもしれない。JRAの20世紀の100名馬でもそんな感じだった。それに専門家の方もまだこだわった選択をするのだろうから、上位の傾向が異なるのも当然といえば当然か。

各部門の1位を見ると、アート部門の「太陽の塔」は大阪万博の時代を経ていない者にとっても知っているくらい有名な建造物だし、アニメーション部門の「エヴァ」も全話+映画を見ているくらい好きだが、エンターテインメント部門のやわらか戦車は聞いたこともなかったし、マンガ部門のSLAM DUNKも個人的に少年誌を経てないこともあって詳細なストーリーまでは知らないな。

今回のアンケートの対象となっているのは広義のサブカルチャーにあたるものが多数。一口に「サブカルチャー or サブカル」とまとめてくくられることもあるが、これらはすでに細分化されきっているだけに全てをカバーしようするのはなかなか難しいな話だな。したところで全体に希薄になってしまうだろうし。

もちろん全体を把握できてる評論家もいるのだろうけど、個々の分野を専門としていて知識に長けているオタクには叶わないんだろうな。広範に知識を持つ方がいいのか、ピンポイントに深く知る方がいいのはどちらともいえないだろうけど。

と途中から話が脇にそれてしまったが、部門別・年代別の他に年齢別のカテゴリーがあればよかったかもしれないな。例えば20代は過去のものをどの程度評価してるかというのを知ることができるし。あとはぜひとも麻生太郎外相にアンケートをおうかがいするとか(笑)。

untitled 8/20ノ2

2006-08-21 00:14:41 | culture
昨夜は1週遅れの「タモリ倶楽部」を見た。尊敬するみうらじゅんさんも出ていたが、それに加えて祐さんや五月女さん、そして本編に安斎さんが登場という個人的には最上の組み合わせだった。そして何が面白かったって安斎さんの仕事のマイペースさというか遅さの具合がひどすぎる(笑)。それでも愛されてるのは人徳があるからなんだろうな。

さて地元の本屋を何店舗もめぐって「みうらじゅんマガジン」を探してみたが、(もしかしたら探し方が悪かったのかもしれないが)全く見つけることができなかった。一瞬“MJ”と表紙に書かれた雑誌を見つけたのでもしかしてこれか?と一瞬思ったのだが、「MJ無線と実験」という、この先まったく接点を持つことはないであろう雑誌だった。

先日も書いたようにサブカルチャー系に関しては地方都市だと、店先に並んでなくて気楽に買えないことがあるんだよなあ...。仕方ないのでネットの通販でオーダーすることにした。こういう点でインターネットの普及はありがたいものだ。

今週金曜はみうらじゅんのラジオ

2006-08-10 23:56:20 | culture
先日、仙台七夕を見に行ったついでに、ヴィレッジ・ヴァンガードに寄ってみた。そして店内でウインドウショッピングしているうちに何気なく、みうらじゅんさんの本が並ぶ棚を眺めてみたら、その棚に並んでいるタイトルのうち約7~8割は既に持っていた。わざわざ、コンプリートを目指そうとまでは思わないが、好きだから買ってしまうんだよなあ。MJさん以外で高いモチベーションで購入する作家は寺山修司・岡崎京子くらいか。

長い前置きはさておき、明日11日はNHK FMの夏季特番の「ダブルDJショー」(21:10~22:45)でMJさんとビートクルセイダーズが出演するとNHKのホームページに書かれていた。そういえば、昨年もMJさんは同番組に田口トモロヲさんと一緒に出演して、文化系絶倫について語っていたな。ブロンソンズの曲が聞けたのも良かった。

さて、今回はビートクルセイダーズとの組み合わせらしいが、あいにく彼らについてはよく知らないんだよなあ。素顔を見せないバンドという予備知識と、以前タワーレコードのフリーペーパー内の「NO MUSIC,NO LIFE」の広告で、ほしのあきと一緒に写ってたのを見かけたくらい。J-WAVEでは番組を持ってるようだけど。その分、逆に楽しみがあるとはいえるな。ちゃんと録音しておかないと。

それにしても、NHKは素晴らしい放送局だ(笑)。「国営放送」と揶揄されることもあるが、ちゃんとわかってらっしゃる。まあ、MJさんはユリイカ7月号の西原理恵子さんとの対談で「民放じゃなくてNHKに出演する機会が多いのはスポンサーが無いから」と言ってたけど。

あと、来週16日には「みうらじゅんマガジン」というのが発売されるらしい。とはいうものの正直、この地方都市に発売日に流通してくるのだろうか?また地方都市の書店が入荷するつもりはあるのだろうか(本当にサブカル系は揃ってないことが多いから)、という不安はあるが、こちらも楽しみにしておこう。ちなみにこの書籍については進行状況が編集部のブログに載ってたけど、1冊の本を出版するのも大変なんだな。

sakusaku関連の話でも

2006-06-28 00:55:32 | culture
今夜はW杯の決勝トーナメント1回戦の好カードである、スペイン-フランスの試合がある。さすがに夜も深すぎるので録画するつもり。しかし今夜は福島では毎週録画している「sakusaku」の放映日なので、これが終わって(いまだにアナログだから)ビデオを交換するまで眠れない。それによりによってドラマの最終回があったから放送時間もいつもより20分遅いし。まあそれはともかく専門用語でいうところのシャアサクだ(笑)。

その上今夜はコミュニティFMを通して、木村カエラがナビゲーターのJ-WAVE「Oh! My Radio」があるし、今はまさにW杯のブラジル戦が放送中だし全く何に集中していいのか困ってしまう。

さて、写真にあるのは「白井ヴィンセント叫び系!キーホルダー」。「本当の黒幕」のボタンを押すと「今日もヴィンヴィン、ヴィンちゃんでーす」としゃべる、個人的には面白くて好きだけど、sakusakuを知らない人にとっては何?という代物だろうな。バーコードを送ると、抽選で「sakusaku夏祭り」に招待されるようだけど、遠隔地の者にとっては残念賞の暑中見舞いポストカードの方がいいのだけど...。

それはさておき、sakusakuは前身のモーニングコール時代から見てたし、またうちにはsakusakuのDVDのポスターも持ってるし、つくづくサクサカーだな(笑)。ヴィンちゃんも「福島のうた」あたりを作ってくれないかな。

さて、今週のsakusakuが始まった。

雑誌「H」6月号

2006-06-01 23:49:03 | culture
今日は本屋で雑誌「H」6月号の表紙が「おでんくん」だったのに惹かれたので手に取って見たところ、さらに“みうらじゅん「ゆるキャラ」を語る”という記事名が目に入ったので迷わず購入(笑)。まあ、CDで言うところのジャケ買いみたいなものだが。

H誌はこれまでも本屋では何度も見かけたことはあったが、あいにく立ち読みしたことも1~2度程度と縁も無くこれまで購入したことは無し。だが実際に購入してみたところ定価550円の元が取れるくらいの価値はあった。少なくともこの号は。

「あんしんキャラ時代」という特集で「おでんくん」原作のリリー・フランキーさん、「ゆるキャラ」名付け親のMJさんを始めとしたインタビュー記事も読み応えがあるし、猫村さんやSuicaペンギンなどのキャラクラー紹介なども良かった。その他のインタビュー記事も同様。

個人的にはMJさん大好きなので、リリーさんのことは深くは知らないのが正直なところだが、「おでんくん」にもリリーさんなりのいろいろと意味が込められてるんだなと感心させられた。あと、ゆるキャランド実現しないかなあ(笑)、台場あたりの臨海地区に土地は余ってないかな。

THE鈴木タイムラー 放送開始

2006-05-29 23:22:04 | culture
何気なく今日のテレビ欄を眺めていたら、「1.44 (新)THE鈴木タイムラー」というのを見つけたので驚いた。ついに福島で見ることができる日が来るとは思わなかった。

ネットでの情報で、テレバイダー~鈴木タイムラーの流れでなかなか個性的で面白そうな番組だとは予備知識として知ってた。出演してる金剛地剛志氏もケータイ刑事シリーズ・エアギター世界4位・そして現在ではJ-WAVE「TOMORROW」のナビゲーターなどで活躍しているのを見聞きしていて好きな部類の俳優さん。

さすがに深夜遅いので録画して翌日見ることになるだろうが、月曜深夜「鈴木タイムラー」、火曜深夜「sakusaku」と週の初めに素晴らしいラインナップが揃っていい感じだな(笑)。どちらもtvkだが。あとは「中央競馬ワイド中継」と「新車ファイル クルマのツボ」「ブルームバーグ」をレギュラー放送してくれれば。

しかしなぜ今この番組を買ってきたのだろう。来月から福島でも地上デジタルの本放送が開始されるからそのためのコンテンツなのか、それとも放送局のスタッフにそういうのが好きな人がいるのだろうか?

受信料の価値はある?

2006-03-17 21:29:44 | culture
どうやら来年度も「金曜かきこみTV」は存続するようだ。J-WAVEの「GOLEDN TIME」も今月で終わってしまうだけに、みうらじゅん大先生の活躍を引き続きTVで見ることができそうなので何より。MCの安部みちこアナは卒業してニュースへ栄転するようなのでお疲れ様でした。

NHKといえば26日にBS-2で「これであなたもブログ通!」という番組が放送され、それにもMJさんが出るとのこと。また、現ブログの女王であろう、“しょこたん”こと中川翔子さんも出演するが、この人はいろいろな意味ですごい人だ。

「しょこたんぶろぐ」を見たことがあるが、ある日は1日に80回も更新していたし、グラビアアイドルなのに漫画・アニメ・ゲーム好きというギャップもある。Wikipediaによると父からの影響を多大に受けてるようだが筋金入りだな。日本のサブカルチャーの極みといったところかも。

なるほど、今度の「ブログ通」は、サブカル系のMJとオタク系のしょこたんが共演というある意味夢のような番組だな(笑)。