groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

東京優駿・目黒記念 予想

2008-05-31 20:40:08 | racingforecast
日本ダービー
◎ 1ディープスカイ
○ 8アドマイヤコマンド
▲ 4タケミカヅチ
△+9マイネルチャールズ
△ 3ブラックシェル
△ 18クリスタルウイング
複注7スマイルジャック

東京12R
◎1ロックドゥカンブ
○17アルナスライン
▲18フサイチアソート
△3アイポッパー
△5ホクトスルタン
△8ヒカリシャトル

寺山忌

2008-05-04 01:08:42 | culture
ふと気がつけば最近はブログに文章を書く頻度が減ってすっかり競馬の予想ばかり。逆に考えれば予想のおかげでブログが続いているという体裁が保たれているのだが。

15年以上競馬を見続けて来ているが、多少なりともさまざまな人物の影響を受けてきた。例えば予想の面で影響を受けている人物が大川慶次郎ならば、競馬に愛するという点でのバックボーンでは寺山修司が占める割合が大きい。その寺山修司が亡くなったのは25年前の5月4日ということもあって久々に書いてみることにした。四半世紀の区切りとなる日が奇しくも春の盾と重なったのはいかにも寺山らしいめぐり合せといったところか。

そもそも、大学と区役所どちらの図書館だったかは忘れてしまったが、その本棚で「競馬場で逢おう」シリーズに出会ったのがきっかけで寺山の言葉の魔術に引き込まれてしまい、その後は競馬モノにとどまらず「書を捨てよ、町へ出よう」をはじめとして様々な作品を読み漁ったものだった。今ではそのきっかけとなった「競馬場で逢おう」シリーズも何とか古書で揃えることができた。

東京優駿や有馬記念といった大きいレースの折にふれて思うのは「もし寺山が健在ならば(寿司屋の政やトルコの桃ちゃんも含めて)どのように買うのだろうか」ということ。例えば今年の盾ならば寺山は盾4代制覇の期待がかかるホクトスルタンから入るのだろうか。あの個性的なキャラでお馴染みの馬主が率いるアドマイヤ軍団の4頭出しをどう評するだろうかetc 興味は尽きない。

今となっては寺山は予想もコラムも提示してはくれないが、残していった作品のおかげでその想像はいくらでもふくらませることができる。もちろん正解はないけれど寺山の「百万人のファンの幻想の中で…」という言葉を借りれば、それぞれの答えがある意味正解なのではないだろうか。ただ気をつけないといけないのは寺山の予想は当たらないことで有名だったらしいので、その予想は外して買った方がいいのかもしれない。

自分の経験を通して組み立てた予想と、「寺山」の予想。どちらが的中するだろうか。それとも共倒れだろうか(笑)。いずれにせよ今週も来週もこの先続く限りは競馬を見続けることだろう。時おり立ち止まって、寺山が生み出した作品の世界を頼りにしながら。