どうも最近は予想の投稿ばかりだったので、久しぶりに取りとめなく文章を打ってみる。
オークスは見事に展開を読み間違えたというか、芝2400mだからスローペースで流れるという思い込みのせいか、まあいろいろ原因はあるに違いないが外れに終わった。カタマチボタンからの馬連流しの相手には、ローブデコルテ・ベッラレイア・ラブカーナも入っていたのだけど...。
ところでそのオークスをローブデコルテが制したのが印象深い。ついに日本のクラシックを外国産馬が制したという歴史的な出来事なのだから。しかし外国産馬のクラシック開放直後ならば大きく話題になったに違いないが、今回はそれほど大きく取り上げたという感じはなく、それだけ外国産馬がかつて出走できなかったクラシックや盾に加わっているという状況が定着してしまったということなのかもしれない。
今夜のシンガポール航空国際カップでシャドウゲイトが優勝、コスモバルクも2着に入り3度目の海外G1での1・2着独占となった。国際G1とはいうものの正直あの顔ぶれを見ると日本のG2レベルといったところ(最近の日本のG1・Jpn1でさえ、国際せり名簿基準とは別の次元で格に見合っていないG2級の場合が多いが)。しかし検疫や飛行機輸送・馬場の違いといったアウェーというハンデがあるだけに、両馬の健闘は素晴らしい。今後レースを検討する場合には冷静に格や水準は見極めないといけないが、立派なG1タイトルには違いないわけだし。
1990年のオグリキャップが走っていた頃から競馬を見続けているが、中央-地方や日本-海外の関係の変化が目に見えるように変化するのが興味深い。境界を比較的たやすく越えることができるのが競馬のいいところ。その一方で日本ならでは、もしくは中央or地方独自の文化で残してほしいものもいろいろあるけど。
さて来週は東京優駿。1年のうちでもダービーウィークと有馬記念ウィークほど楽しい週はない。去年はまぐれで3連単を取ることができたが、今年もなんとか的中したいものだ。