groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

trick ot treat

2006-10-29 02:06:29 | other
いつの間にかハロウィンが日本に定着している気がする。競馬場の帰りに駅前のデパートのデパ地下がリニューアルオープンしたというので寄ってみたのだが、そこでもオレンジ色系の包装をされたハロウィン関連のお菓子が販売されていた。

おそらく2月のバレンタインのように業者側も地道に仕掛けてきたのだろうが、それにしてもなぜ?と思っていたらそれが記事になっていた。理由に関してもいろいろな分析があるものだ。

→ハロウィーン:ハリー・ポッターも一役?日本各地で広がる(毎日新聞)

しかしながら雑貨を扱っている店舗では、まだ2か月先だというのに早くもクリスマスグッズを扱っている。昨日100円ショップに寄った時につい高さ15cmほどのサンタクロースを買ってしまったけれど。

ところでうちの弟はこの土・日にかけてモーニング娘関連のライヴに出かけている。そのおかげもあってかモー娘のメンバーは何とか知ってるのだが、そこから派生してるものに関してはさっぱり興味もないのでわからない。

土曜は武道館でモー娘のライヴらしいが、せっかく武道館まで行くなら靖国神社に足を伸ばすべきと進言してみたところ、どうやら参拝してきたらしい。またモー娘と靖国というのがミスマッチだが、どんな感想を持ったかぜひ聞いてみたいものだ。まあ8月15日や例大祭の時期でも無いから境内も観光客くらいで穏やかなものだっただろうが。日曜は誰だったかわざわざ検索してまで調べようとは思わないな。もし自分が今週末に出かけるなら間違いなく府中に行くだろうな(笑)。

その府中で開催される天皇賞。ディープインパクト・ハーツクライの2強がいないとはいえ、今年の秋の盾は結構いい顔ぶれが揃った。ディープが先週末まで出る出ないという話があったが、もし出走したとなるとせっかく揃ったメンバーもおそらく引き立て役程度にしか扱われなかっただろうから、今回に関してはむしろ出てくれなくてよかったかもしれない。オッズも割れて馬券的にも面白いし。

今回の出走馬の馬齢を見ると、3歳-2頭・4歳-3頭・5歳-8頭・6歳-1頭・7歳-3頭と5歳勢の層の厚さを感じる。この世代は牡牝ともに三冠路線の優勝馬がバラバラだったのだが、その分実力伯仲だったのかもしれない。4歳勢はたしかにディープは超一流だが他馬はダートのカネヒキリ以外は正直今ひとつ。

それでまとめとして、ハロウィンと天皇賞をどう結びつけるか...。ハロウィンというばオレンジ色だから7枠のダイワメジャーが面白いんじゃないかというのはこじ付けだとしても、今年に入ってからは堅実な走りを続けているだけに3複・3単に関わる複勝圏は十分あるはず。

天皇賞・きんもくせい特別 予想

2006-10-29 00:28:04 | horseracing
東京11R
◎4ダンスインザムード
○7スイープトウショウ
▲14ダイワメジャー
△+8コスモバルク
△1アサクサデンエン
△15アドマイヤムーン
複注5ローエングリン・10スウィフトカレント

福島8R
◎6フライングアップル
○5スガノキング
▲2コスモチーキー
△3マイネルダイナモ
△4ゴールドアラン

【3福島3】競馬関連でいろいろと

2006-10-28 20:45:39 | horseracing
今開催の福島競馬は初日から3日続けて現地に出かけることができている。普段は何か面白い題材はないかとカメラを持参しているのだが、今日はあえてカメラは家に置いてきて単純に競馬を楽しむことにした。たまにはのんびりと過ごさないと、何が目的で競馬場に来てるのかとか、いろいろな面で本末転倒になってしまいそうなので。

場内の売店で買ったコーヒーを飲みながら、ラチ沿いで競走馬の走る様子を見ていたり、レース中の蹄の音や馬券オヤジたち(笑)のヤジを聞いていると何だかほっとする。こういう雰囲気も含めて競馬が好きなんだよな。これが関東の施設ともなると雰囲気やヤジも結構殺伐としてるのだがそれはそれで文化の違いを感じられて面白い。

さて、今日の午後はまだキャリアの浅いウインブレイズの誘導馬としての姿を見ることができた。先輩の誘導馬と比べるとまだ落ち着きは無さそうで騎乗者の方も大変そうだったが、やはり重賞ウイナーの名の知れている馬だけに今後が楽しみだ。

ところで今開催も来場ポイントサービスが実施されており、これまで2回ほど三角くじを引いて、ウルトラマンのあぶらとり紙とターフィーの三色ボールペンを入手。でも5ポイント目だと5,000円以上の馬券を提示しないといけないのがなあ…、おそらく賞品の額が高いから法律の関係(クローズド懸賞扱い)で仕方ないんだろうけど。

帰りに福島駅東口の観光案内所の横を通りかかると、「福島競馬振興会の会員を募集しています!」というチラシを見かけた。手に取ってじっくり見てみると、会費10,000円で会員特別席利用5回、入場券8枚、カレンダー、会員交流イベントが特典とあった。会費を(3開催×8日の)24で割ると416円か(笑)。まあhigh rollerの競馬好きなら快適に過ごせるしお得なのだろうが。

写真はこの前の日曜に撮影したウインブレイズとテンリカウント。
明日日曜はなんと大障害馬のメルシータカオーが福島7Rに出走というのでぜひとも見てみたいが、あいにくデジカメが不在なだけに普通のカメラで上手く撮れるかどうか…。

菊花賞・福島民友カップ 予想

2006-10-22 00:41:05 | horseracing
京都11R
◎12メイショウサムソン
○13ドリームパスポート
▲5アドマイヤメイン
△+7マルカシェンク
△15アクシオン
△18ソングオブウインド

福島11R
◎9フサイチホクトセイ
○14ツルガオカハヤテ
▲7エムオーウイナー
△6モンローブロンド
△8レイズアンドコール
△15ダイワバンディット
複注11セレスダイナミック・12マルカキセキ

【3福島1】競馬場に関連する風景

2006-10-21 23:59:16 | horseracing
今日から秋の福島競馬が開幕ということで、初日からさっそく競馬場へ出かけてきた。福島駅から出発しているバスの前面には「秋の福島競馬」の広告が掲示されている。


競馬場南側にあった病院が移転し、それにともなう建物の解体工事もほとんど終わったようで、すっかり南側からの景色も変わった。4月30日の投稿の際に挙げた画像と比較すると明らか。この空き地はJRAが所有のようなので駐車場にでもするのだろう。写真の右側手前に写っている柵はおそらくラチを転用しているはず。



秋の福島開幕ということでまずは馬頭観音にお参りをする。競走馬の無事や馬券的中をお願いするのは当然だが、最近は個人的に他に願いたいことがいろいろあって...。



そして今日のゴール前。本当は秋らしい競馬場の風景を撮影してみたいのだが、芸術的なセンスが無くて、また技術も拙いものでうまくいかなかった。

今週は菊花賞

2006-10-21 00:11:35 | horseracing
ディープインパクトの薬物検出も重要な問題だが、なんといっても今週末はメイショウサムソンの三冠がかかっているし、土曜はデルタブルースやポップロックが出走するオーストラリアのG1・コーフィールドカップが行なわれるのだし、一つの件だけを引きずってばかりはいられない。

個人的にはJRAが発表しているプレレーティングを参考にしているのだが、過去2年と今年のレーティング上位馬を比較してみると下記の通り。

そもそも、2004年の1着・3着馬がプレレーティングの値を受けていなかった時点であくまで参考にしかならないことを物語っている(笑)。2005年・2006年と2年連続で三冠に王手がかかっているが、昨年はディープインパクトとシックスセンスの差が10ポンド。いくら競馬がレース展開や場所・距離などで着順が変動する競技といえどもさすがに実力差は大きかった。

それに対して今年のメイショウサムソンとアドマイヤジャパンはわずか2ポンド、マルカシェンク・ドリームパスポートとも5ポンド差なのだからそれほど抜き出でている存在とはいえないが、それだけに今回菊を制して三冠を達成できれば価値があるというもの。

2004年 プレレーティング上位5頭
114 ハーツクライ→7着
112 コスモバルク→4着
111 ハイアーゲーム→11着
109 スズカマンボ→6着
108 ケイアイガード→16着
(以下3着以内入着)
106 ホオキパウェーブ→2着
--- オペラシチー→3着
--- デルタブルース→優勝


2005年 プレレーティング上位5頭
120 ディープインパクト→優勝
110 シックスセンス→4着
109 ローゼンクロイツ→3着
108 アドマイヤジャパン→2着
106 アドマイヤフジ→6着


2006年 プレレーティング上位5頭
118 メイショウサムソン
116 アドマイヤジャパン
113 マルカシェンク
113 ドリームパスポート
110 フサイチジャンク



もちろん皐月賞・東京優駿を制して夏場を乗り越えて、無事に菊花賞へ駒を進めてきただけでも十分敬意を表するに値するのだが、やはり三冠を制したのちにできればJCか有馬でディープインパクトと対戦してほしいものだ。既にディープインパクトの今年限りでの引退は表明されているとはいえ、どうせならターフの上でメイショウサムソンやハーツクライなどによって引導を渡してほしいし。

なんて主にメイショウサムソンについて書いているが、明日には違う馬に◎を打ってたりして(笑)。願望と予想と実際の馬券はどうしても違いが生じてしまうからなあ。

ディープインパクトから禁止薬物

2006-10-20 00:12:54 | horseracing
凱旋門賞出走のディープインパクトから禁止薬物(読売新聞) - goo ニュース

つくづくディープインパクトは話題を振りまいてくれる馬だな。まさか薬物検査に引っかかるとは。

最近でも今年のドバイワールドカップで2位入線のブラスハットが後日失格になってカネヒキリやスターキングマンの着順がそれぞれ5→4着・8→7着に繰り上がった例があるし、寺山修司好きとしては1968年ケンタッキーダービーのダンサーズイメージの1位失格や1969年中山大障害(春)のバスターなどが思い浮かぶ。

競馬の薬物使用については、日本・欧州・北米など国や地域によってルールが異なっていて、例えばアメリカで使用可能な鼻出血防止用のラシックスが日本で使えないなどいろいろあるのだが、だからといって出走する場合にはその国のルールに気をつけなければいけないのは当然で、よほどの外部要因でもない限りは陣営側のミスなのだろうから今回の件でディープインパクトが失格になっても仕方がない。

ただ今回の報道で「薬物検出」の言葉が先行してしまっているので、“イプラトロピウム”がフランス不可・日本可で今後国内での出走は差し支えないとしても、決していい印象の出来事ではないだけに、ディープインパクトや競馬のイメージ自体にマイナスの影響を与えないかどうかが心配だな。特にディープ世代の競馬ファンや一般人がどれだけ冷静に受け止めるか?

特にディープ世代の競馬ファンにとっては試練の時になりそうだな。「英雄」たるディープ凱旋門賞で3着に敗れた上に(とはいってもこれ自体は戦績に傷はつかないと思うが)、薬物検出で着順剥奪もありえる状況なのだから。

ウインブレイズ、誘導馬デビューへ

2006-10-18 00:01:47 | horseracing
今朝の地元紙・福島民報に「ウインブレイズ誘導馬で再出発」という記事が載ってた。今週末から秋の福島競馬が開幕するがそれに合わせて本格的にデビューするとのこと。

ウインブレイズといえば、2002年にカブトヤマ記念・福島記念を連勝し、「福島古馬三冠」まであと一歩にせまった馬。そして調教師も現役期後半の主戦騎手も福島出身という、福島競馬場の誘導馬としてはこの上ないというほどの経歴の持ち主。(余談だが02年のカブトヤマ記念はカンファーベストが1位降着で馬単の好配当を取りそこねたのだった...。)

さらに紙面によると目標はポートブライアンズとともに福島記念の誘導を務めることとあったが、ぜひとも実現する日が来るといいな。乗馬センターで誘導馬と接しやすい府中に比べると、福島ではじかに接することができる機会はあまり無いけど、それでもパドックや本馬場入場でその姿をうかがえるから、できれば誘導馬の写真も収めてきたいものだな。

根岸競馬場の記事

2006-10-17 01:28:04 | horseracing
→開港場物語(7)日本初の競馬会 開港からわずか3年で(読売新聞)

先月下旬に三浦半島の先の方に出かけた時、親戚の家にあった読売の神奈川地域面で見かけたのでこれは興味深い記事だと感心したのだが、さすがにその新聞を持って帰るのもどうかと思い、帰りに買おうかと駅の売店の新聞ラックを見ると既に引き上げられていた。それで読売のサイト上に掲載されるのを待ってたのだが、ようやく久しぶりに読むことができた。

うちも読売はとっているのだがさすがに他県の地域版を読む機会は滅多にないので、気になってつい地域面や他の地元紙を読むのだが、この連載に関してはさすが横浜らしい連載で興味深く読むことができた。

根岸競馬場のスタンドは耐震対策などの面で大丈夫なのだろうか?現状の放置している状況から脱して1日でも早く改修に取りかからないと、遅かれ早かれあのスタンドは安全性の面からもダメになってしまう気がする。ただ根岸の米軍住宅の関連もあるのでそんなにスムースにはいかないのだろう。

あとは有馬特例法ではないが根岸のスタンド施設改修費用捻出として臨時競馬でも開催できないものだろうか。少なくとも根岸は日本の競馬史上で重要な場所の一つなのだから、せめてあのスタンドくらいは記念碑として残すべき。

それとは別に他の旧競馬場所在地を記念した目黒記念・鳴尾記念・関屋記念に揃えて根岸ステークスも「根岸記念」に改称してほしいのだが。

秋華賞・府中牝馬ステークス 予想

2006-10-15 00:39:33 | horseracing
京都11R
◎9アドマイヤキッス
○1キストゥヘヴン
▲12カワカミプリンセス
△+16アサヒライジング
△5フサイチパンドラ
△6ブルーメンブラット

東京11R
◎8ディアデラノビア
○4ヤマニンシュクル
▲15コスモマーベラス
△1ヤマニンベルメイユ
△7マドモアゼルドパリ
△16サンレイジャスパー
複注12スプリングドリュー・18プリンセスドルチェ

untitled 10/8

2006-10-09 00:48:01 | other
台風一過ではないが強力な低気圧が北の方に抜けて、それなりに青空が見えた時間帯もあったが曇り気味の一日。そして何より非常に風が強い日だった。ニュースによると市内では強風の影響で木が倒れたのに巻き込まれて、国道では自動車を直撃したり、運動公園では重傷を負ったりということもあったらしい。そういう自分も列車の遅れに巻き込まれてしまった。

今日は午前中に福島競馬場へ。今週から「応援馬券」が全国発売となった記念として、ターフィーデザインの限定台紙の馬券が発売となっているが、友人からその単勝馬券を頼まれたので買いに行った。ちなみにその友人は首都圏のWINSをハシゴして全種類収集を目論んでるらしい。

せっかくなので自分も記念馬券として購入してみた。どの馬がいいかとざっと出馬表を見て、ダンスインザムード・スイープトウショウ両馬の応援馬券を。今週のメインは毎日王冠・京都大賞典といい顔ぶれが揃っているが、やはりGIを勝っている牝馬の方が華やかだろうということで。

普通の馬券としては、毎日王冠は◎アサクサだったが▲ロジックも侮れないということで、4枠からの枠連ながしという一昔前な買い方をしてみた。結果的には両馬とも馬群に沈んでしまったが(笑)。

今週末は福島稲荷神社のお祭りが催されているので寄ってみた。境内には出店が立ち並び、本殿にも参拝客の列ができていた。さすがにお面などのおもちゃや綿菓子を求めようとは思わないが、気分は味わいたいので大判焼を買って食べた。大判焼といえばクリームと“あん”というイメージが浮かぶが、今では“紫いも”なんてのもあるんだな。

毎日王冠・京都大賞典 予想

2006-10-08 01:36:29 | horseracing
東京11R
◎7アサクサデンエン
○10ダンスインザムード
▲8ロジック
△11ハットトリック
△12マルカシェンク
△15テレグノシス
複注4カンパニー・16ダイワメジャー

京都11R
◎1インティライミ
○9スイープトウショウ
▲6ストラタジェム
△5ローゼンクロイツ
△7トウショウナイト
△11アイポッパー

JRAホームページ リニューアル

2006-10-04 22:54:00 | horseracing
昨日夜にJRAのホームページがリニューアルされたが全体的には良くなったのと思う。ただ苦言と呈するとすれば、出馬表の過去4走の成績がJRAしか掲載されないこと。

ジャパンカップが創設前の26年前やダートグレードが導入前の10年前ならいざしらず、JC以外にも当たり前のように外国馬が訪れ、中央・地方馬が交流競走でそれぞれ地方・JRAを行き来する現状でJRA以外の競走を載せないのは感覚がズレてる気がする。

>●出馬表が大充実!!
>出馬表には、過去4レースの成績データを掲載!各馬の単勝オッズもほぼリアルタイムで表示します。また、騎手名や調教師名のリンクをクリックすると、別ウインドウで騎乗予定馬一覧や調教師別出走馬一覧が簡単に参照できるようになりました。(競走成績データはJRA主催のレースのみ、勝負服アイコンの表示はGIレースのみ)
http://jra.jp/renewal/index.html より


地方での詳細な成績はNARのホームページで調べるから、せめて施行日・距離・着順etc程度の簡潔な結果でもいいから書けばいいのに。もちろん新聞で情報の補足はするわけだが。

例えば、シーキングザダイヤやノボトゥルーが次回JRAのレースに出た場合に過去4走のJRA出走分だけしか挙げないとなるとかなり違和感がある。ただJRA以外のレースばかりに出ているのを見ると逆の意味での違和感がしないでもないか(笑)、でもダート路線はいい意味で全国規模だからなあ。
シーキングザダイヤノボトゥルー
(地方1走)(地方13走)
JRA前走'06.02.19 フェブラリーS'05.02.20 フェブラリーS
(地方2走)(地方10走)
JRA2走前'05.11.26 JCダート'04.02.22 フェブラリーS
(地方3走・海外1走)
JRA3走前'05.02.20 フェブラリーS'04.01.31 根岸S
(地方3走・海外2走)(地方1走)
JRA4走前'04.05.09 NHKマイルC'03.11.29 JCダート

日本のメディア芸術100選

2006-10-04 22:03:03 | culture
太陽の塔・スラムダンクなど「メディア芸術100選」(朝日新聞) - goo ニュース
→日本のメディア芸術100選(文化庁)

今朝の新聞にこの記事が載っているのを見つけたので、文化庁のページで詳細を見てみた。

総合集計のアンケート結果とともに「あの人の10選」として専門家限定でのアンケート結果も掲載されていた。総合集計と専門家では上位に入っている作品のラインナップが微妙に異なっている。例えば「エンターテインメント部門」の場合は、総合集計だと1.やわらか戦車、2.ピタゴラ、3.マリオなのに対し、専門家限定だと1.インベーダー、2.ドラクエ、3.マリオ。

アンケート概要には投票者の平均年齢が掲載されてないが、察するにWebアンケートだから投票者の年齢も比較的低くて(これはそのアンケートでもありがちだが)最近の作品にかたよるからかもしれない。JRAの20世紀の100名馬でもそんな感じだった。それに専門家の方もまだこだわった選択をするのだろうから、上位の傾向が異なるのも当然といえば当然か。

各部門の1位を見ると、アート部門の「太陽の塔」は大阪万博の時代を経ていない者にとっても知っているくらい有名な建造物だし、アニメーション部門の「エヴァ」も全話+映画を見ているくらい好きだが、エンターテインメント部門のやわらか戦車は聞いたこともなかったし、マンガ部門のSLAM DUNKも個人的に少年誌を経てないこともあって詳細なストーリーまでは知らないな。

今回のアンケートの対象となっているのは広義のサブカルチャーにあたるものが多数。一口に「サブカルチャー or サブカル」とまとめてくくられることもあるが、これらはすでに細分化されきっているだけに全てをカバーしようするのはなかなか難しいな話だな。したところで全体に希薄になってしまうだろうし。

もちろん全体を把握できてる評論家もいるのだろうけど、個々の分野を専門としていて知識に長けているオタクには叶わないんだろうな。広範に知識を持つ方がいいのか、ピンポイントに深く知る方がいいのはどちらともいえないだろうけど。

と途中から話が脇にそれてしまったが、部門別・年代別の他に年齢別のカテゴリーがあればよかったかもしれないな。例えば20代は過去のものをどの程度評価してるかというのを知ることができるし。あとはぜひとも麻生太郎外相にアンケートをおうかがいするとか(笑)。