groove blog classic

競馬の話題を中心にしつつも、日常の出来事などを切り取り書いていきたいブログ

untitled 12/31

2006-12-31 23:50:48 | other
2006年もすでに残り10分ほど、振り返ってみると個人的にはそれほどいい年ではなかった。そもそも2006年の下一桁の「6」はオーメンの666に通じるし...。

この数時間は俗っぽい紅白から隔絶して、コミュニティFM経由でのJ-WAVEや、CDを聞いて過ごしていた。そのうちの1曲がエリック・クラプトンの「Change the World」。ささやかなことだけど、何となく流れを変えたい。

まあ、来年2007年になると下一桁「7」はLucky 7に通じるので(野球じゃないが)、いい年になるといいのだけど。

ディープインパクト時代を締め括る

2006-12-31 23:05:20 | horseracing
2005~2006年の2年間続いたディープインパクト時代がもうすぐ幕を閉じようとしているとしている。

ディープインパクトは全14戦、のべ165頭と対戦したうち先着を許したのは、ハーツクライ・レイルリンク・プライドのわずか3頭のみ。凱旋門賞関連は3位失格だけに除外するとしても、ハーツクライについては同馬がノド鳴りだったとはいえジャパンカップできっちり2秒6差をつけて先着して借りは返している。

2005年有馬記念以降での同世代以外との対戦した日本馬には、コスモバルク・スイープトウショウ・ゼンノロブロイ・ダイワメジャー・タップダンスシチー・デルタブルース・ドリームパスポート・ハットトリック・ハーツクライ・ヘヴンリーロマンス・メイショウサムソン・リンカーンといったG1馬及びG1級のそうそうたる顔ぶれが揃っており遜色はない。

1990年以降に競馬を見てきて、ディープインパクトはその成績もさることながら、それよりも同馬を取り巻く環境が異質だったのは間違いない。それまでも人気馬のグッズが作られることはよくあったが、ディープインパクトの場合は東京優駿の時には馬像も既にできているなど、JRAやマスコミによって人気が増幅されたという面は大きい。しかし、そもそもブームというものはどの分野でも仕掛け人がいるもので、それに乗るか乗らないかは自由。

そこであえて「ディープ祭り」に乗ってみることにしたが、それほど悪いものではなかった。本来、競馬ファンというのは馬券を通した個人戦という面が大きいのだが、ディープはその競馬ファンを束ねてスポーツとしての競馬を視点を提示してくれた。

かつて国民的な人気を集めた馬といえばハイセイコー・オグリキャップの2頭が挙げられるが、彼らやディープの最大の貢献といえば、普段競馬に接する機会のない層にも競馬の面白さをアピールするフラッグシップとしての面なのだろう。自分の場合もブームから入ったオグリ世代の競馬ファンだけに、ブームに対して感情的に批判しようとは思えない。

残念だったのは、ハイセイコーにはタケホープ、オグリキャップにはタマモクロス・スーパークリーク・イナリワンといった明確な好敵手が見えてこずに、ディープに一極集中してしまったことくらいか。ただディープインパクトが去るとともにブームもひとまず終息を迎えるわけで、来年以降ディープ世代の競馬ファンがどれだけ残ってくれるかはわからない。

競馬は明日以降も続いていく。2007年のターフにディープインパクトはいないが、さいわいなことに自分の場合は期せずして年末のうちに注目し続ける馬を見つけることができた。現役時代には応援したステイゴールドの産駒でフューチュリティステークス優勝馬のドリームジャーニー。同世代には東スポ杯で先着を許したフサイチホウオー、ディープの半弟・ニュービギニングなどクラシックを賑わしそうなライバルも多いが、何とか一冠でも取ってほしい。

これは競馬には血統によるタテ・ヨコの繋がりという例だが、競馬はさまざまな角度から楽しむことができる競技。ディープ世代のファンがこのまま競馬を見続けてくれれば、いずれはまたディープ以外の面での競馬の面白さや奥深さが見えてくるはず。

全くまとめきれていないが、なんとかディープインパクトについて年内に総括してみた。このままディープ時代について区切りをつけることなく年を越すのは何となく心残りがあったし。これで何とか2007年1月6日の金杯を迎えられそう。できることなら元旦から地方競馬に参加したいけど(笑)。

2006/12/31

2006-12-31 12:13:24 | undecided category
2006年もあと12時間を切ったが、時間が全然足りない。

年賀状代わりのポストカードにはまだ宛名しか書いていないし。ホームページのリニューアルもしたいし、趣味というかもはやライフワークである競馬の今年の総括もできていないし、テレビもつまらないから読書しまくりたいしetc

さまざまな課題を山積したまま区切りをつけることなく、このまま2007年を迎えてしまうのだろう。

まあ、過ぎ去ってしまったものは仕方がない。「ゆく川の流れは絶えずして…」といった文がそういう意味だったような?携帯からだから調べようもないので記憶違いかもしれないけど(笑)。

そんな文章を打っている間にも時間は過ぎていく...。

JRA賞を選んでみる

2006-12-30 23:52:45 | horseracing
今年度分のJRA賞を個人的に選んでみた。どれだけ実際の受賞馬を重複するかはわからないがこういうのも1年間を振り返る楽しみの一つ。

【年度代表馬】/ディープインパクト
 古馬G1(天皇賞春・宝塚記念・ジャパンC・有馬記念)を4勝と他馬を圧倒する実績。
【2歳牡】/フサイチホウオー
 重賞2勝。ドリームジャーニーとは互角だが東スポ杯で同馬を下している点でこちらに軍配を上げる。 
【2歳牝】/ウオッカ
 阪神JFを制覇。重賞2勝馬アストンマーチャンをクビ差で破る。
【3歳牡】/メイショウサムソン
 G1を2勝(皐月賞・東京優駿)。ドリームパスポートはG1勝ちか有馬2着があれば逆転評価していた。
【3歳牝】/カワカミプリンセス
 G1を2勝(優駿牝馬・秋華賞)。エ女王杯こそ降着で逃したものの世代内では最も評価できる。
【4歳上牡】/ディープインパクト
 
【4歳上牝】/ダンスインザムード
 ヴィクトリアMを制覇。他にマイルCSで3着・キャッシュコールM優勝と健闘。
【父内国産】/デルタブルース
 メルボルンCを制覇。日本馬としては初めてオセアニアを代表するG1競走を勝つ。
【短距離】/ダイワメジャー
 マイルCSを制覇。他にマイラーズCも優勝しておりマイル以下では比較的優秀。
【ダート】/ブルーコンコルド
 JRAG1では最高4着も交流G1での3勝(南部杯・JBCマイル・東京大賞典)は重みがある。
【障害】/テイエムドラゴン
 重賞1勝。中山GJではハナ差の2着でG1を逃したが、その相手はカラジでありむしろ同馬の実力を証明。

【次点】
年度代表馬/-
2歳牡/ドリームジャーニー(A)
2歳牝/アストンマーチャン(B)
3歳牡/ドリームパスポート(A)
3歳牝/-
4歳上牡/-
4歳上牝/スイープトウショウ(B)
父内国産/カネヒキリ(A)・カワカミプリンセス(B)
短距離/★テイクオーバーターゲット・オレハマッテルゼ(B)・ブルーコンコルド(B)
ダート/カネヒキリ(B)・アロンダイト(B)
障害/★カラジ・マルカラスカル(A)・スプリングゲント(B)・コウエイトライ(B)

★=受賞に匹敵する外国馬
その他は次点順 (A)=選定馬と互角 (B)=選定馬に比べやや劣る

東京大賞典 予想

2006-12-28 23:29:42 | horseracing
◎11シーキングザダイヤ(JRA)
○9アジュディミツオー(船橋)
▲12ブルーコンコルド(JRA)
△4カフェオリンポス(JRA)
△10ハードクリスタル(JRA)
複注13ボンネビルレコード(TCK)

シーキングザダイヤのダートG1での成績
'05
 川崎記念 (タイムパラドックス ←クビ→ 2着シーキングザダイヤ)
 フェブラリーS (メイショウボーラー ←0秒2→ 2着シーキングザダイヤ)
 南部杯 (ユートピア ←0秒2→ 2着シーキングザダイヤ)
 JBCクラシック (タイムパラドックス ←0秒8→ 6着シーキングザダイヤ)
 JCダート (カネヒキリ ←ハナ→ 2着シーキングザダイヤ)
 東京大賞典 (アジュディミツオー ←0秒3→ 2着シーキングザダイヤ)
'06
 川崎記念 (アジュディミツオー ←0秒1→ 2着シーキングザダイヤ)
 フェブラリーS (カネヒキリ ←0秒5→ 2着シーキングザダイヤ)
 南部杯 (ブルーコンコルド ←0秒2→ 4着シーキングザダイヤ)
 JBCクラシック (タイムパラドックス ←0秒2→ 2着シーキングザダイヤ)
 JCダート (アロンダイト ←0秒2→ 2着シーキングザダイヤ)

デーモン閣下のラジオ番組

2006-12-27 00:00:00 | radio
デーモン小暮閣下がNHK-FMで「サウンドストリート21 リクエストスペシャル」という年末特番を放送しているので、MDに録音しつつ聞いている。今夜は1980年代特集らしいので懐かしい音楽が聞けそう。

今年10月に通常枠の「サウンドストリート21」にCKBの横山剣さんがマンスリーDJとして出演していたのでそれを録音していたのだがMD2枚にまたがってしまい、録音時間が余ってしまっており何か録音するべき番組はないだろうか?ということで待っていたのだが、ようやくいい番組がめぐってきた。

そういえばゴールデンウィークにも閣下はNHK FMに出てた時にMDで録音した。あれは午後半日アニメソング特集というものだった。

思えばデーモン閣下は自分が小学生の頃だから少なくとも15年くらい前からテレビでよく見かけていた気がする。そりゃあ10万歳を超えてるだから当然といえば当然だが(笑)、結構この世界でのキャリアが長いんだなあ。

戯言はこれくらいにしてのんびりと聞くことにするか。

福島競馬場のクリスマスイルミネーション

2006-12-25 01:16:54 | photo records
福島競馬場ではクリスマスイルミネーションが25日まで開催。キャプションを簡単つけて5枚ほど。


正門前の道は青と白のライトで日中とは一味違う雰囲気


普段は入る機会のない業務エリアも開放


競馬場らしく馬のイルミネーションも


そして誘導馬もイルミネーションされてた


あまり接する機会はないだけに、客が集まってきて馬は頭をなでられていた


Merry Christmas and Happy New Year.

【5中山8】中央競馬最終日

2006-12-24 23:57:05 | horseracing
ついに中央競馬も今日が本年の最終日。駅前のバスプールではターフィーの広告が載ったバスを見かけた。



14時過ぎに福島競馬場に到着。まずは毎年恒例にしていることだが、今年1年間のお礼ということで馬頭観音にお参りする。そして場内に入るが有馬記念当日ということもありスタンド内は普段よりも賑わっている。そのためかレーシングプログラムは1冊も残っていなかった。



場内の様子を観察するために歩き回ってみる。1階の多目的スペースのあっぷる広場では鉄道模型が展示運転されていた。鉄道模型の車両ってそれなりの値段がするから、鉄道以外の他の分野の趣味とは掛け持ちするのが金銭的な面で難しそうだ。あと2階にあるパドックではパペットマペットが営業に来ていてウシくんとカエルくんがショートコントをしていた。



そうこうしているうちに、場内テレビでは有馬記念のパドックが映し出される時間。一応、テレビ画面には注目してみるものの正直なところわからない。なので携帯ラジオで聞いたパドックの評価を参考にしつつも、当初の予想通りにマークカードを記入した。本馬場入場を見届けてから馬券売場へ行き有馬記念の馬券を購入する。

馬券の当たり外れはともかくディープインパクトの走りを見ることができるのは今日が最後。心を落ち着けて見るためにアイスコーヒーを買って飲む。とはいっても競馬場やWINSで馬券を握っているとどうしても心拍数は上がってしまうものだが。

レースが終わり、あいにく馬券もディープ以外に関しては箸にも棒にもかからなかった(笑)。それでも気分的には安堵した。もちろん個人的にはディープよりもサイレンススズカやステイゴールドの方が好きだけど、やはりディープに関してはファンとかアンチというよりは、良し悪しは別としてこの2年間を競馬ファンと共有し続けた存在だからかもしれない。

払い戻し所にはさっそく長い列ができているようで、JRA職員が「最後尾」のプラカードを掲げていた。ターフィーショップに移動すると、記念にグッズを買い求めようという客でにぎわっていた。来年のJRAカレンダーは毎年購入しているが、昨日は大障害を当てたことだしこの払戻金で自分も記念になりそうなディープグッズを買うのもいいかと思い、ディープ着ぐるみのモンチッチキーホルダーを買ってみた。

ファイナルステークスも終わってしまい本年の中央競馬は終わってしまったが、16時30分からディープインパクトの引退式が放映されるということでやはりこれを見届けることにした。最終レースが終わったあとの競馬場はさすがに寂しい。もちろん引退式の様子を画面を通して見守るファンも残っていたが、スタンド内では場内清掃が行なわれていた。

引退式も終了し競馬場のスタンドをあとにすると、外ではクリスマスイルミネーションの点灯がすでに始まっていた。

【5中山7】福島競馬場へ

2006-12-24 01:27:57 | horseracing
土曜はサラブレッドミュージアムというこれまでレープロに掲載されていたものをまとめた冊子を入手するとともに、中山大障害の馬券を買うために福島競馬場へ。

さっそく「サラブレッド・ミュージアム 総集編」を頂戴したが、114頭分も掲載されているので読み応えがある。出版されたらおそらく価格1000円は下らないだろう。ぜひとも入手して本棚に加えておきたい一冊だった。

競馬場にいると、たまに見ず知らずの人とそれとなくちょっとした会話に発展することがある(笑)。今日もおじさんと会話を交わしたのだが、どうやらその方は惜しくも馬券を外したらしく馬券を見せられたのだが、3連単で1着→2着は当たってたのに3着だけが外れ。また別のレースでも馬単ながしだったのにヒモ抜けといった具合。こういうハズレ方は惜しいだけにむしろ悔しいもので、気持ちはわかる。

さて、中山大障害は◎→○→▲で事前の予想通りに決まり、今年では最も快心の的中。でも、馬券は3連単では買わずに馬単・3連複だった。久々の障害だっただけにそこまでマルカラスカルに確信は持てなかったんだよな。でも、見ていて気分がいいくらいの快勝だったので今後が楽しみ。テイエムドラゴン・スプリングゲント・マルカラスカルの3頭(+カラジ)が直接対決する機会が訪れるといいのだけど。

いずれにせよ、馬券的にはいい形で2006年締め括ることができた。明日の有馬記念も残っているが馬券以上にディープインパクトがどのようなパフォーマンスでターフに別れを告げるのか楽しみにすることにしよう。あと競馬場で行なわれているイルミネーションの写真でも撮ってこようかな。

有馬記念 予想

2006-12-24 00:25:33 | horseracing
◎4ディープインパクト
○8メイショウサムソン
▲3ドリームパスポート
△+6スイープトウショウ
△2デルタブルース
△7コスモバルク(道営)

ディープインパクトの強さに関してはもはや説明するまでも無い。弥生賞ではクビ差、昨年の有馬記念では2着という点から中山の適性を不安視されているが、重箱の隅をつつく程度のものだろう。

ただし「競馬に絶対はない」だけに付け入る隙もないとはいえない。その間隙をつく僅かな可能性を持つ馬を挙げるとすれば、中山で2戦2勝の二冠馬メイショウサムソンとプレレーティング121で事実上3歳世代のトップであるドリームパスポート。もちろん逆転は極めて難しいだろうが連の相手としては信頼できる。

その他の連の候補としては、今秋の盾・JCでともに4着のコスモバルク。そしてディープと初対戦で未知の魅力という点でスイープトウショウを挙げる。

大川さんの命日

2006-12-21 21:57:51 | horseracing
そういえば、今日は大川慶次郎さんの命日だった。1990年のオグリキャップ以来競馬を見続けてきたのだが、自らの競馬観の影響を受けた1人が大川さんだろう。

大川さんは「スーパー競馬」には毎週のように出演していたし、競馬面を見るために日刊スポーツを買い始めた頃に大川さんがケイシュウニュースから移籍してきたんだったと思う。だから、馬柱に載ってた予想の最上段には必ず目を通したものだった。

以前大川さんがG1でどのような予想をしてきたか、予想が掲載されていた日刊スポーツや朝日新聞の縮刷版で調べたことがあるのだが、1995~1998年の有馬記念では1996年に◎-○で馬連900円が的中というくらいでそれほど得意とはしていなかったようだ。(ただし1999年の有馬記念ではグラスワンダーに◎を打つつもりだったのは有名な話。)

1995 …→△→× (◎ヒシアマゾン、○ジェニュイン、×サクラチトセオー)
1996 ◎→○→… (◎サクラローレル、○マーベラスサンデー、×ファビラスラフイン)
1997 …→◎→○ (◎マーベラスサンデー、○エアグルーヴ、×メジロドーベル)
1998 …→○→… (◎セイウンスカイ、○メジロブライト、×メジロドーベル)

もし2006年で大川さんが健在だったらどのように印を打っていたか?もちろんそれは知る由も無いのだが、この4年間で共通するのは◎は結果的に1番人気だったこと。そして牝馬も軽視はしてないこと。当時は馬単・3連複・3連単も無かったから予想スタンスも微妙に違うからそのままは当てはめづらい。ただ、大川さんは以前から連単復活を望んでいただけに、ディープインパクトを素直に評価しつつも3連単を取る予想を組み立てていたに違いない。

大川さんが亡くなったのは1999年の有馬記念の5日前で当時70歳と放送席から去るにはまだ早すぎだった。できれば、国際化が加速度的に進んだ日本競馬やディープインパクトと過去の名馬との比較など、今日の競馬について論じてもらいたかったものだ。

また、大川さんが亡くなって7年経過したわけだが、ベテランの競馬評論家は多いがその中でも「重鎮」の域となると(少なくとも関東では)なかなか見当たらない。とはいえ重鎮が簡単に一朝一夕に出てくるわけないし、現在でも優れた評論家は見受けられるので、その方々に期待することにしよう。

世代間のレベル比較

2006-12-21 00:42:09 | horseracing
最近購入した「keiba01」というムックは680円という手頃な価格ながら、それに十分見合った内容の本だった。中でも競馬評論から撤退して久しい大橋巨泉氏のコラムが読めるというのは貴重かもしれない。

巨泉氏のこのコラムや以前出版された「蔵出し有馬記念」に収められた競馬エイトの予想コラムには、「有馬記念は日本版の凱旋門賞」「世代間の比較がカギ」といったことが何度も出てくる。

そこで、どのように比較をしてみようかということで、札幌記念以降の芝G1・G2(JRAのみ)における世代別の掲示板に載ったのべ頭数を比較してみることにした。

芝G1・G2での5着以内回数(札幌記念~有馬記念、除 3歳限定・海外等)
'06のみ偏差値'02~'06偏差値
3歳14 [4](54) 66 [26](51)
4歳 9 [3](48) 94 [42](59)
5歳26 [11](69)114 [43](64)
6歳 6 [3](44) 62 [25](50)
7歳10 [5](49) 27 [10](41)
8歳 1(37) 2 (34)


'06'05'04'03'02
'03産(現3)14 [4]- - - -
'02産(現4)09 [3]07 [2]☆- - -
'01産(現5)25 [11]20 [8]★15 [5] - -
'00産(現6)06 [3]23 [11]*19 [9]★15 [9]☆*-
'99産(現7)10 [5]17 [6] 26 [10]* 20 [11]★15 [6]★
'98産(現8)01 08 [3] 12 [4] 24 [6] 26 [11]*
'97産 - 00 03 [2]☆15 [4] 16 [5]☆
'96産 - - 00 00 12 [8]
'95産 - - - 01 06
'94産 - - - - 00

[]=連対回数 ★=有馬記念優勝 ☆=同2着 *=同3着

'02~'06年の5年分を集計した上で、偏差値化してみたが現4歳・現6歳世代の偏差値が大きく下回っている。もちろん4歳世代にはディープインパクトがおり、同馬自体は優れた馬なのだが全体的にはレベルが低い。6歳世代は今秋はアイポッパーがG2で活躍したくらいで掲示板の頭数も近年の半数程度。

世代全体のレベルを順に並べるならば、現5歳>現3歳>現6歳>現4歳といったところではないだろうか?ただし、全体のレベルが高いからといって必ずそこから連対馬が出るかといえば、2003年のように7歳で2着に入ったタップダンスシチーもいるし、傾向は捉えつつもやはり個々の馬の比較が大事になってくるのだろう。

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2006-12-20 00:38:56 | book / magazine
図書館といえば、年越しに備えて着々と本を借りてきている。年末年始はテレビもつまらないし、中央競馬もないし。インターネットでもするか、本でも読んでいた方がいいだろうということで。(そういえば今夜のテレビも退屈だったな、まともに見たのは「きょうの世界」と「ドキュメント72時間」くらい。)

どの本を借りるかは、興味がある分野の本をネットで検索・図書館の本棚を眺めて本能で決める・他所のブログで本の評判をチェックするの大きく分けて3つだが、2~3番目のパターンから、読書するにあたって先達になるような新書を4冊ほど借りてきた。各所で評判の「新書365冊」(宮崎哲弥 著)も確保。

しかし、やはり読書家というのは深く読み込めるんだなあ。書評以前に読書感想文すら書くのが覚束ない者にとってはそこまで読み込むのは厳しい...。とはいえ、お飾りの「趣味:読書」ではないレベルの域にはなりたいものだが、上を見るときりが無いか。

ジョッキーズグランプリ

2006-12-20 00:02:49 | horseracing
ふとホームページのネタにでもしようと、過去の有馬記念や宝塚記念の得票数を調べようと思い、何度も図書館に通って縮刷版や過去のスポーツ紙をさかのぼって洗い出していた。(ところがここ10年ほどの有馬記念に関してはうちの本棚にあった有馬記念のムックや最近購入した「keiba01」に載ってた...。いや、自分で調べるからこそ意義があるし記憶にも残るのだろうが。)

とはいうものの、やはり途中で横道にそれてしまうもので、他のレースの馬柱や芸能面、そしてついアダルト面とかもチェックしてしまう(笑)。やはり現在と当時では掲載基準もおそらく違うのだろう。

脱線したり本線に戻ったりしているうちに、「ジョッキーズグランプリ」というのを見つけて思い出した。そういえば、以前は馬のファン投票の他に、騎手のファン投票というのもあって有馬記念当日の7Rに行なわれていた。改めてこれについて調べてみると1988~1995年の8年間に開催されていたようだ。それで各年の上位5名はこんな感じになっていた。

1988 1武豊 2柴田政 3岡部 4河内 5南井
1989 1武豊 2南井 3岡部 4柴田政 5松永幹
1990 1武豊 2岡部 3柴田政 4南井 5河内
1991 1武豊 2岡部 3南井 4柴田政 5河内
1992 1岡部 2武豊 3南井 4柴田政 5河内
1993 1武豊 2岡部 3柴田政 4河内 5南井
1994 1武豊 2南井 3岡部 4河内 5田中勝
1995 1武豊 2岡部 3横山典 4小島太 5田原

なぜこの企画が廃止になったかまでは特に調べなかったが、8回のうち7回が武豊が1位で、他の上位5名もほとんど“武・岡部・柴田政・河内・南井”で占められてしまっては新鮮味が無くなってしまったのかもしれないな。

でも1年限定でいいから復活してファン投票の結果を見てみたい気もする。おそらく1位は相変わらず武豊のなるのだろうが、福永・武幸・後藤あたりは知名度の面でファン投票上位に選出されるのだろう。

他にも、各年度での上位には増沢・田原・郷原・大崎といった名前が見受けられて懐かしかった。図書館で古い新聞を見るとこういうの楽しみがあるから面白い。