ついに中央競馬も今日が本年の最終日。駅前のバスプールではターフィーの広告が載ったバスを見かけた。
14時過ぎに福島競馬場に到着。まずは毎年恒例にしていることだが、今年1年間のお礼ということで馬頭観音にお参りする。そして場内に入るが有馬記念当日ということもありスタンド内は普段よりも賑わっている。そのためかレーシングプログラムは1冊も残っていなかった。
場内の様子を観察するために歩き回ってみる。1階の多目的スペースのあっぷる広場では鉄道模型が展示運転されていた。鉄道模型の車両ってそれなりの値段がするから、鉄道以外の他の分野の趣味とは掛け持ちするのが金銭的な面で難しそうだ。あと2階にあるパドックではパペットマペットが営業に来ていてウシくんとカエルくんがショートコントをしていた。
そうこうしているうちに、場内テレビでは有馬記念のパドックが映し出される時間。一応、テレビ画面には注目してみるものの正直なところわからない。なので携帯ラジオで聞いたパドックの評価を参考にしつつも、当初の予想通りにマークカードを記入した。本馬場入場を見届けてから馬券売場へ行き有馬記念の馬券を購入する。
馬券の当たり外れはともかくディープインパクトの走りを見ることができるのは今日が最後。心を落ち着けて見るためにアイスコーヒーを買って飲む。とはいっても競馬場やWINSで馬券を握っているとどうしても心拍数は上がってしまうものだが。
レースが終わり、あいにく馬券もディープ以外に関しては箸にも棒にもかからなかった(笑)。それでも気分的には安堵した。もちろん個人的にはディープよりもサイレンススズカやステイゴールドの方が好きだけど、やはりディープに関してはファンとかアンチというよりは、良し悪しは別としてこの2年間を競馬ファンと共有し続けた存在だからかもしれない。
払い戻し所にはさっそく長い列ができているようで、JRA職員が「最後尾」のプラカードを掲げていた。ターフィーショップに移動すると、記念にグッズを買い求めようという客でにぎわっていた。来年のJRAカレンダーは毎年購入しているが、昨日は大障害を当てたことだしこの払戻金で自分も記念になりそうなディープグッズを買うのもいいかと思い、ディープ着ぐるみのモンチッチキーホルダーを買ってみた。
ファイナルステークスも終わってしまい本年の中央競馬は終わってしまったが、16時30分からディープインパクトの引退式が放映されるということでやはりこれを見届けることにした。最終レースが終わったあとの競馬場はさすがに寂しい。もちろん引退式の様子を画面を通して見守るファンも残っていたが、スタンド内では場内清掃が行なわれていた。
引退式も終了し競馬場のスタンドをあとにすると、外ではクリスマスイルミネーションの点灯がすでに始まっていた。