今週から夏の福島競馬が開幕。2か月弱ぶりに福島競馬場に蹄の音が戻ってきた。この週末は土・日ともに競馬場に足を運ぶことができた。
初日の土曜は5Rに今年最初の2歳新馬が組まれていた。毎年のことながら現役時代を知っている馬の産駒が走るのを見るのは楽しみ。ウインブレイズは誘導馬を先頭に出走する9頭が入場してきたが、その様子はさながら学校の先生に引率されている小学生のようだった。
そしてさすがに2歳馬だけあって若い(笑)。発走直後には1頭外斜行してしまっていた馬がいたし、福島の新馬で最初に勝ち名乗りを受けたタニノギムレット産駒のルミナリエもウイナーズサークルではうるさい様子を見せていた。
そういえば今春の3歳Jpn1でのNHKマイルC優勝馬ピンクカメオや皐月賞2着のサンツェッペリンは昨年の福島デビュー馬。ヴィクトリアマイル優勝馬のコイウタも福島デビュー。やはり福島初出走や初勝利などゆかりのある馬が活躍してくれるのはうれしいものだ。今年のデビュー組からも来年のクラシック戦線に乗って活躍してくれる馬が出てきてくれるといいのだけど。
日曜は午後から競馬場へ。駅からバスに乗り1つ手前の「社会保険事務所前」で下車する。ここで下りるとわずか数十円だけど安いので(笑)。10R横手特別にはフサイチの馬が2頭出走していたが、パドックにはそのオーナーの関口房朗会長が来てた。
そして会長がパドック内から一般のスタンドエリアに移動するとさっそく人だかりができていて、関口会長も気さくに応じてた。なかなかダービーを勝ったオーナーに接する機会なんてないから縁起ものということで握手してもらった。われながらミーハーだなあ(笑)。
しかし会長もこの夏には一勝負控えているだけにいろいろ大変なのだろう。今年の宝塚記念は豪華な顔ぶれが揃いそうだが、今夏の参院選も著名人候補の是非はさて置いても、かつて比例代表でミニ政党が乱立していた頃を彷彿とさせて面白い。
横道に逸れたが、結局10Rはフサイチ馬2頭が先行して行った行ったで決まりそうだったが、ゴール直前でウエスタンマックスに差しきられ2・3着に終わったのだった。