ラジオNIKKEI賞の今昔など

ラジオたんぱ賞といえば、その歴史をひも解いてみると過去の優勝馬には、オンワードゼア(天皇賞春・有馬記念)・アサカオー(菊花賞)・マルゼンスキー(のち顕彰馬)、福島定着後の1979年以降もハワイアンイメージ・スズパレード・ダイナコスモス・ツインターボ・シンコウラブリイ・ヤシマソブリンとG1級優勝馬やG1常連が名を連ねている。

たしかに近年は以前に比べれば、水準は落ち気味の傾向ではあったが、ラジオNIKKEI賞に改称された今年の顔ぶれを見ると、実質は「3歳1600万下(混合)・ハンデキャップ」。

ラジオNIKKEIといえば、JRAの公式実況を担当しており、毎週末に中央競馬の全レースを放送しているなど、中央競馬に対しては高い貢献をしているというのに、冠に付いている競走は今にもメッキが剥がれそうな重賞を押し付けられているのはひどいものだ。まあ、もう一つの「ラジオNIKKEI杯2歳S」の方はG1に匹敵する競走だから、一応バランスは取れているのかもしれないが。

しかし、東京優駿終了後ながらG1には直接つながらない(非トライアルの)3歳重賞競走の立場というのは、もはや厳しいものがあるな。個人的には、英国の伝統をうまいこと踏襲しているしもはや日本競馬の伝統として定着しているので、3歳三冠路線は引き続き堅持すべきだと思うが、ラジオNIKKEI賞については、いっそ第1週に持ってきてJDDにつながるダート重賞にするとか、見直しの時期に来ているのではないだろうか。


さて、今週末は日本代表ならぬなでしこJAPANの2頭であるアサヒライジングとダンスインザムードがそれぞれアメリカンオークスとキャッシュコールマイルに出走。主催者発表の事前オッズであるモーニングラインでは両馬ともに３番目に評価されており勝機は十分あるのでは？

モーニングラインを元にするとアメリカンオークスは、仏2歳G1馬で前走もG2を勝っているAttimaと通算9戦[4.1.3.1]、堅実で前走G3勝ちのWait a While。キャッシュコールは、前走G1勝ちのShining Energy。4連勝中で勢いのあるSweet Talkerが有力馬。

W杯準々決勝 人気指数＋凱旋門賞

Quarterfinals

カード	90分終了時の結果
ドイツ－アルゼンチン	独国　34	同点　31	亜国　35
〃(5社平均オッズ)	2.63　○	2.92　▲	2.54　◎
イタリア－ウクライナ	伊国　54	同点　29	ウク　17
〃(5社平均オッズ)	1.69　◎	3.15　△	5.24　△
イングランド－ポルトガル	イン　45	同点　33	葡国　22
〃(5社平均オッズ)	1.96　◎	2.70　○	3.92　△
ブラジル－フランス	伯国　51	同点　28	仏国　21
〃(5社平均オッズ)	1.76　◎	3.16　△	4.30　△

Arc
ハリケーンラン　（平均4.10倍）
シロッコ　（平均4.57倍）
ディープインパクト　（平均5.90倍）

sakusaku関連の話でも

今夜はW杯の決勝トーナメント1回戦の好カードである、スペイン－フランスの試合がある。さすがに夜も深すぎるので録画するつもり。しかし今夜は福島では毎週録画している「sakusaku」の放映日なので、これが終わって(いまだにアナログだから)ビデオを交換するまで眠れない。それによりによってドラマの最終回があったから放送時間もいつもより20分遅いし。まあそれはともかく専門用語でいうところのシャアサクだ(笑)。

その上今夜はコミュニティFMを通して、木村カエラがナビゲーターのJ-WAVE「Oh! My Radio」があるし、今はまさにW杯のブラジル戦が放送中だし全く何に集中していいのか困ってしまう。

さて、写真にあるのは「白井ヴィンセント叫び系!キーホルダー」。「本当の黒幕」のボタンを押すと「今日もヴィンヴィン、ヴィンちゃんでーす」としゃべる、個人的には面白くて好きだけど、sakusakuを知らない人にとっては何？という代物だろうな。バーコードを送ると、抽選で「sakusaku夏祭り」に招待されるようだけど、遠隔地の者にとっては残念賞の暑中見舞いポストカードの方がいいのだけど．．．。

それはさておき、sakusakuは前身のモーニングコール時代から見てたし、またうちにはsakusakuのDVDのポスターも持ってるし、つくづくサクサカーだな(笑)。ヴィンちゃんも「福島のうた」あたりを作ってくれないかな。

さて、今週のsakusakuが始まった。

帝王賞 予想

◎２アジュディミツオー(船橋)
○６カネヒキリ(JRA)
△７タイムパラドックス(JRA)
△８エイシンチャンプ(JRA)
△13マイネルボウノット(JRA)
複注12ボンネビルレコード(TCK)

【2福島4】昼休みのイベント

4Rの障害競走の未勝利戦を、障害が組み立てられてからレースが終わるまでを見届けてから、スタンド3階のピーチプラザに急いで向かい「レース展望」を見る。今日のメインは井崎脩五郎大先生で、他に福島民報の高橋記者(地元の者にとってはおなじみ)、ホースニュース馬の辻TM(この方は個人ブログを持っているらしい)の出演。有名な井崎先生が登場ということで会場には立ち見も出ていた。

イベント開始当初から「競馬絡みの雑談」といったことを言っていて、レース展望というよりもトークショーとしてのウェイトが強かった。とはいうもののこういうのはむしろ好きだ。年に何回かある女性タレントが出演するレース展望も、レジャーとして競馬場に訪れる人にとってはいい機会だろうから悪くは無いと思う。しかしながら、競馬に10年以上浸かっている者にとっては競馬に精通した人による雑談は聞いていて楽しい。(もちろん井崎先生たちの技量もあるのだろうけど。)

といったことをレース展望の会場で配布されたイベントについてのアンケートに記入してターフィーのボールペンをもらった。そういえば、仙台のLIVE JRA展で配布されたチラシを持っていってディープインパクトのポスターを受け取った時もアンケートをしていた。まあアンケートすることで今後に生かされるならば悪いことではないし、いくらでも協力するけど。

例えば、福島にダートグレードでもいいからG2がほしいとか、新潟と同数程度の重賞がほしいとか、主場開催をもう1開催よこせとか．．．。

【2福島4】若葉マーク付き誘導馬

夏競馬が始まって4日目にしてようやく福島競馬場に出かけることができた。昨日と異なり梅雨の谷間の青空とまではいかず曇り気味だが、雨が降る気配はまったく無い。

まずは馬頭観音と弁財天にお参りして今開催でのさまざまなお願いをしてから、スタンド内へ。

スタンド前で1Rを見届けたあと、2Rの出走馬が周回するパドックへ。まだ、3歳馬ということもあるのだろうが、最後方を歩いていた7番・8番の馬が2頭揃って馬っ気を出しており、特に8番の方は何度もいなないたり、集合合図後に騎手が騎乗したあとも立ち上がって騎手を振り落としそうになったりとなかなか危なっかしい光景がみられた。まあ競馬初心者の人が見たらなかなか興味深いだろうけど。しかし、あそこまで立派に馬っ気を出していると腹に打ちつける音が聞こえるものなんだな．．．。

さて、その2Rの出走馬を率いる誘導馬を何気なく見ていると、“若葉マーク(初心者標識)”をつけるではないか。珍しいというか初めてこういったものを目撃したので本馬場入場時に撮影してみた。若葉マークを付けていたのはアサクサムゲン。帰ってから成績を調べてみたところ2001年秋に福島で2週連続出走して2勝と当地には縁のある馬らしい。

しかしこのアサクサムゲンは、調べてみると昨年から誘導馬を務めているようで今開催が初登場というわけでもないらしい。では、なぜ初心者マークなのだろう？と不思議に思ったが、撮影した写真を見てみるとアサクサムゲンの隣を歩くヒゼンハヤブサには頭絡に小さく“紅葉マーク(高齢者標識)”が付いているではないか(笑)。



そういえばよく見ると、若手のアサクサムゲンをベテランのヒゼンハヤブサが隣で見守っているような？？？　いずれにせよ、なかなか遊び心があって面白い光景だった。

【2福島3】LIVE! JRA in 仙台

週末前半は競馬場ではなく仙台に出かけてきた。梅雨の谷間の青空が広がっていて少々気温が高く暑かったが、街を散歩するには適した天気。定禅寺通り～一番丁～中央通りという具合にウインドウショッピングで寄り道しながら歩く。

仙台駅にたどり着くと「LIVE! JRA」が催されていた。今井壽惠さん撮影の写真パネルとあのディープインパクト像が展示されていた。ディープ像の方は物珍しさもあって、デジカメや携帯電話のカメラで絶好の被写体となっていた。そういう自分も撮影したが(笑)。

しかし、なぜ競馬場やWINSのない仙台でこのイベントなのだろうか。おそらく仙台圏での競馬ファンの掘り起こしだろう。何しろ100万都市という市場なのだから放っておかないわけにはいかないだろう、JRAの売上もだいぶ下げ止まったとはいえ厳しい傾向は続いているし。

仙台と福島は意外にも近い。仙台＝福島間の高速バスが週末には50往復走っており所要時間は1時間10分ほど、運賃も2枚つづりの回数券なら1,400円と手頃。JRも同様の回数券が1,500円で発売されており週末臨時便も含めて6往復の快速も走っている。もちろん仙台にWINSができれば理想的なのだろうが。

また、会場では福島競馬場の入場券やイベントチラシなどが挟まれているターフィーとキティのクリアファイルが配布されていた。でもPATやグリーンチャンネルの案内チラシならともかく、プラザエクウスやGate J.の案内を見ても仙台からついでで行こうと思う人はいるのだろうか？

ところでファイルによって挟まれているものに違いがあるようで、自分のものには「Gate J. magazine」というのが入っていた。全13ページほどの冊子ながらなかなか読み応えのあるものだった。そういえば以前は「MORS」なんてフリーペーパーもあったなあ。こういう興味を惹きつけるような文章をこういったフリーペーパーや非開催時のレープロ内で、さらに出してくれるといいと思うのだけど。

ちなみに「このチラシを持って福島競馬場へ行こう!!」と書かれたチラシも入っていて、ディープインパクトやハーツクライのポスターをもらえるというので、本日に日曜日にしっかりとディープの方を頂戴してきた(笑)。

宝塚記念・福島テレビオープン 予想

京都11R
◎８ディープインパクト
○（なし）
▲４ダイワメジャー
△+１リンカーン
△３アイポッパー
△６コスモバルク(北海道)

福島11R
◎15エアシェイディ
○９ロードフラッグ
▲12キーボランチ
△１スズノマーチ
△６アサクサキニナル
△14シェイクマイハート

untitled 6/23+

われわれ競馬ファンには、ハーツクライ・ディープインパクトという世界の頂点を目指している素晴らしい日本代表の2トップがいるではないか(笑)。それに今週の宝塚記念にはハットトリック(香港マイル)・コスモバルク(シンガポール航空国際C)という国際G1優勝馬も名を連ねているし。

というわけで、サッカー(に限らず他の競技等)の手法を競馬に転用できないだろうかといろいろと考えているのだが、「代表キャップ数」として「国際G1出走回数」(国際せり名簿Part1のG1)を数えてみた。もちろん競馬にキャップという定義は無いので、国際G2・G3も加えるべきとか、2か国以上参加の無い競走は数えないとかいろいろ条件も作れそうだが、面倒なので最も簡単な方法ということで。

国際G1キャップ数
６　バランスオブゲーム｛03宝　04安　04マ　05安　05マ　06安｝(home 6)
５　ハットトリック　　｛05安　05マ　05hk　06uae　06安｝(home 3、away 2)
４　コスモバルク　　　｛04JC　05宝　05JC　06sin｝(home 3、away 1)
３　リンカーン　　　　｛04宝　05宝　05JC｝(home 3)
３　ダイワメジャー　　｛05安　05マ　06安｝(home 3)
２　アイポッパー　　　｛05aus　05aus｝(away２)
２　カンパニー　　　　｛05安　06安｝(home 2)
２　シルクフェイマス　｛04宝　05宝｝(home 2)
１　チャクラ　　　　　｛04宝｝(home１)
１　ナリタセンチュリー｛04JC｝(home１)
［参考］
６ダンスインザムード　｛04usa　04マ　04hk　05安　05マ　06安｝(H4、A2)
４ハーツクライ　　　　｛04JC　05宝　05JC　06uae｝(H3、A1)

今回の宝塚記念出走馬の中で最も国際G1競走に出走しているのは、意外にもバランスオブゲーム。古馬の両マイルG1は2004年から国際G1に格付けされており、その常連なので回数が多い。ハットトリックもマイルG1に加えアウェイで2回走っておりメンバー中2番目。逆にコスモバルクは中長距離系の国際G1で回数を重ねており地方馬ながら3番目('05チャンピオンズマイルはPart2(国内)のG1)。ディープインパクトは今回が国際G1デビュー。参考までに宝塚を回避した有力馬ではダンスインザムードの6回が特徴的。

あと、競馬に転用できそうなのは選手採点だろう。騎乗ミスだったら4.5、道中で不利を受けたら負けても5.5程度で、絶好の騎乗だったら7.0とか。

untitled 6/22+

さて、今から朝まで起きているか？それともイタリア－チェコを見届けてから4時まで眠るか？体調が万全なら前者を選ぶのだが、今週はどうも体調がよくないから目覚ましをセットして一旦寝るとするか。見逃した場合はまあ仕方ないということで。

ところで今週はまいった。夜になると歯の神経が痛み出して、深夜3時近くまで眠れない日もあってワールドカップどころではなかった。ドラッグストアでいろいろ買ってきて試してみたが、最も効果があったのがタモさんがCMに出演している製品の歯みがき。

独特の香りと味で、いかにも薬という歯みがきだが、歯茎の奥までしみこみやすいからなのか、使用した翌日には痛みはおさまってしまった。まあこのメーカー以外でもいい品はあるのだろうが、やはり医薬品の歯みがきは違う。しかし、歯というのは大事なのを痛感した。もっと昔から気をつけておけばよかった…。

関係ないが、6月23日は東北新幹線が開業した日。大宮・上野間のリレー号には乗ったことはあるはずなのだが、まったく覚えていないな。

bet on the long shot.

「奇跡ってのは起こしてこそ初めて価値が出るものよ」by 葛城ミサト

日本代表のグループリーグ2戦目はクロアチア相手に1-1の引き分け。初戦のオーストラリア戦よりは良化して、何とか勝点1は土産に取れたが、決勝トーナメント進出はなかなか厳しいものがある。進出条件をおさらいしてみると、「次戦でブラジルに2点差以上で○」＋「クロアチア戦次第」。

まずは日本代表はブラジルに勝利しないといけないが、英国のブックメーカー5社のオッズを見ると、評価はなかなか厳しく、結構堅いカード。ここで日本が勝ったら点差はさて置いても日本サッカー史に残る番狂わせとなって後世に語り継がれるに違いない。確率としては10%弱といったところか。

○日－伯●	平均11.2倍 (10.0～12.0)
△日－伯△	平均 5.1倍 (4.5～5.5)
●日－伯○	平均 1.2倍 (1.2～1.22)

ちなみにクロアチア－オーストラリアの場合は以下の通り。こちらはなかなかの好カード、クロアチアの勝利が高評価となっているが他の予想も差はない。

○ク－豪●	平均 2.2倍 (2.2～2.25)
△ク－豪△	平均 3.1倍 (3.0～3.2)
●ク－豪○	平均 2.9倍 (2.8～3.2)

寺山修司好きとしては彼がよく引用していた、「星の王子さま」原作者のサンテグジュペリの言葉に「人間が最後にかかるのは希望という病気である」というのがある。でも、時にはそれにわずらいたい気もする。神仏の仕業ならともかく、サッカーは人間がするもの。偶然に左右されることもあるだろうが、わずかながら残されている可能性に賭けてブラジル戦を楽しみにしたいものだ。その上で4年前に購入した東郷神社の日本代表お守りに願っておかないと。

コカコーラW杯CHALLENGE・ブロック4 予想

堅実度／カード
A　○ブラジル－オーストラリア
A　○フランス－韓国
B+　トーゴ－スイス○

A　サウジアラビア－ウクライナ○
A　○スペイン－チュニジア
A　エクアドル－ドイツ○　【見送り】
B　コスタリカ－ポーランド○

C　スウェーデン－イングランド○　【難解】
B　○パラグアイ－トリニダード・トバゴ
C　○ポルトガル－メキシコ　【難解】
C　○イラン－アンゴラ　【難解】

グループリーグ3戦目は、順位の駆け引き・選手温存・決勝トーナメントへのモチベーション(または可能性)の有無など、不確定要素が満載なので投票するならできれば2戦目のカードから選びたいところ。ただ、そんなにコーラを飲めるわけでもないので、ブロック4は1回しか投票できそうにないな。ちなみにようやく近くのコンビニで日本のチップを見つけることができたので、日・豪・伯・CROのF組4ヶ国は揃えた。

バーデンバーデンカップ・マーメイドステークス 予想

福島11R
◎14エムオーウイナー　
○３スナークスズラン
▲16マリンフェスタ
△１スピニングノアール
△５ロードダルメシアン
△８ダイワメンフィス

京都11R
◎２サンレイジャスパー
○９マイネサマンサ
▲14ヤマニンシュクル
△７フィヨルドクルーズ
△10プリンセスグレース
△12マリアヴァレリア
複注11レクレドール

さくらんぼ特別・信夫山特別 予想

福島11R
◎４マルターズホビー
○７ナチュラルメイク
▲５スパイン
△６タイキシルバー
△９タケショウレジーナ
△13アンテリオール

福島8R
◎２テイエムサッカー
○５チェストウイング
△１ショウナンパレス
△３ゴールドフォイル

コカコーラW杯CHALLENGE・ブロック3 予想

イングランド○－ポルトガル○－メキシコ○
イングランド○－ポルトガル○－イタリア○
イングランド○－メキシコ○－イタリア○
ポルトガル○－メキシコ○－イタリア○

堅実度／カード
A　○イングランド－トリニダードトバゴ
B　○スウェーデン－パラグアイ
B+　○アルゼンチン－セルビアモンテネグロ
B　○オランダ－コートジボワール
B+　○メキシコ－アンゴラ
A　○ポルトガル－イラン
B　○チェコ－ガーナ
B+　○イタリア－アメリカ
-　日本－クロアチア

締め切り30分前だがブックメーカーのオッズを元に改めて予想をあげてみた。投票では引き分けの可能性ができるだけ低い実力差のあると思われるカードを重視してみた。あと日本戦はどうしても応援の感情が他の試合よりも余分に入るだけに(こればかりは仕方ないが)、競馬で言えば「ケン」。見送りが賢明。