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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

フォデラの弦

2013-05-19 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

先日フォデラのストレート弦を一つ買いました。

今まで張ってあったのは一般的に巻いてパッケージされた同社の同じ弦だったのですが、不思議なことに新品張りたての時からどうも半分死んでいるような音だったので、かなりがっかりしながら使ってきました。

随分前にも一度書いたことがありますが、フォデラの弦は張り替えてもブリッジをあまりいじらないでOKという驚くほど揃った品質なのです。その精度は文句ないのですけれど、こと音に関してはパッケージ弦よりストレート弦の製品の方が鳴りが良いと思います。原因も理由もわかりません。気のせい?でも弾いた瞬間から感動が違いました。この二つが同じ弦とはとても思えなかったのですが…

中身は全く同じ弦らしいです。店で確認してもらいました。本当かなぁ?(まだ疑っています)

はいこれで今月のお小遣いは無くなりました(笑)。これから結婚される若手の皆さん、楽器趣味を続けたければ、小遣い制だけは絶対にしないように。


GWの報告を今するか

2013-05-16 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

5月中間報告
月数回の更新と成り果てておりますこのブログ。もはやブログ機能を果たしておりません。ひどい時は月1回ということもあります。ごめんなさい。
調べたらどうやら2011年後半から激減してしまってますな。自分自身の景気と完全にシンクロしている様子で、生活第一で悩み多く、にこにことブログを書く気にならないのが理由だろう、と、人ごとのように分析しております。


さて、
5月前半を折り返したところなので、GWを振り返ってみようと思います。
GWの出来事はたったひとつだけ、たーみーさん主催のオフ会に参加しただけでした。遅ればせながらその報告でも。

1. まず午前中から板橋のワールドインポートツールズでたーみーさんと待ち合わせ。
この店ではたーみーさんは高級輸入工具をここぞとばかりにごっそりご購入。
私も楽器をいじる工具にはこだわりがありましたので気持ちがよくわかります。
当のお店の方はまさか楽器用に買っていくとは思ってもいないつまりそういうお客は少ないみたいで、楽器に使うんだと言うと毎回驚かれますね。おまけに北海道からお越しのお客様を知るとなおさら感激の様子でした。
で、どうなるかというと、たーみーさんのバッグがしょっぱなからダンベルを詰め込んだような重量に(笑)。まだまだオフ会は序盤だと言うのに、漢です。
ともあれ皆さん、愛する楽器には六角レンチも良い物を使いましょう。いや確かに寸法さえ合えば工具は使えるんですよ、でも良い工具は全然違うんです。何が違うかなんて無粋な回答は略(笑)。

2. お昼からは渋谷のベーコレで他のオフ参加者方と待ち合わせ。
ここで@べぇすさんと、人気バンドwacciでベースを弾く小野さん、そして機材スペシャリストの勝山さんが合流されたのですが、その他にご存知shinmeiさんと、田力さんまでもが無連絡なのに偶然通りすがりで登場。へぇこの店は今そういう所なんですねぇ。

3. この店で@べぇすさんは先日入手されたばかりのプレベにトマのPower Bassを張って調整を依頼されていましたが、この時Power Bassの値札を見て年寄りな私は腰を抜かしそうになりましたよ。円安のせいでしょうか。

4. 小野さん持参のジラウドを拝見させていただきました。J-BASSというモデルだったと思いますが、緑色のインパクトもさることながらその軽さにも感心しました。個人的にはピッキングについて説教された思い出が蘇るので、見ただけで萎縮してしまうブランドです(笑)。

5. 次に訪れたマイクプリ売場では、機材方面における現場経験豊富な勝山さんのレクチャーを拝聴しました。掃いて捨てるほどの種類が並ぶモニタースピーカーについてもちょっとしたアドバイスを頂きましたよ。こういう方に相談すれば失敗しない買い物ができるんですよねぇ。

6. その後はお約束のように新大久保へ移動、もはやメッカの域に達しているベースセンターで長居し雑談し営業の邪魔をして有意義に過ごしました。何も買わないでごめんなさい。
そして、ありがとうございました。

しかしこういうオフ会に参加すると最近気になることがありましてね、私が最年長なんですよ、いつのまにか。困ったものです。歳はとりたくないですよ。言いかえれば若い人達がすっかりしっかり者になってリードしていますよね。それはほほ笑ましいことではあるのですがね、そのうち相手にされなくなりそうでビクビクしております。

写真は最後に行った新大久保の韓国料理店。肉を一切頼まなかったのはなぜだろう…わからぬ(笑)。

つか、ベースの写真が無いじゃないかー!

 


小さなクリア塗装欠けを修復する方法

2013-04-21 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

SB-1という骨董品が我が家にはあります。骨董品とはいえ79年の製造ですが、Spectorにしては充分古いのです。
塗装はクリアのグロスで、トシのわりに艶々してはいるのですが、クラックはいっぱい生じています。
このクラックを見るたび、そこから塗装が剥がれたりしないかと心配になっておりました。

が、

ある時、気がつけばネック裏の塗装が一箇所欠けて木肌が露出しているではありませんか。
13フレットの裏で、4弦側つまり、左手親指の腹が当たる所です。
もうほんのちょっとですよ。長辺4ミリ程度の小さな塗装ハゲ。

いつからこうなっていたのでしょう?もしかしたら入手時からかもしれませんがわからない。記憶はない。
そのくせ、気がついたら今度は気になっちゃってしょうがない。
だってほんのちょっとでも手に当たるとわかるのです。あまり弾かないポジションでもたまには手がそこに行くことがあるのです。
だからいつか修復したいなと思ってました。

修復は同種のクリア塗料を面相筆のようなモノで塗って磨くとばかり思ってました。ちょうど自動車のタッチペンみたいな作業でしょうね。
そういう作業は自分でやることも不可能ではないかもしれません。
でも綺麗に仕上げる自信ありますか?
私はない。
綺麗さを求めるならできるだけプロにお願いしたいのですよ。けれど、
頼みにくいよねぇ!
あまりに小さな仕事ですから。

ある日ご縁がありまして、そんな小さな仕事でも馬鹿にせず快く引き受けてくれる人に巡り会いました。

で、

このあいだ無事修復してもらってきました。しかも日帰りですよ。私の目の前で正味30分程度でやってくれました。

さて、このリペアマンはどうしたと思う?
なんとアロンアルファ!
アロンアルファを垂らしては乾かしを繰り返し、厚く盛って、それから研磨。
驚きました。それで塗装面と同じ手触りに。すごいね。そういう使い方があるんですね。
一般的テクなのかもね。でも私は知りませんでした。

修復後、思わずSB-1に話しかけてしまいましたよ。なでながら。それはまるで怪我をした我が子の治療が済んだ親のように。「おまえ、よかったねぇ!」と。

 


ささやかなオフ会

2013-01-14 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

年末から昨日とタイ料理を食べる機会に2度恵まれました。
昨日のは、オフ会の〆で行ったのです。いつものオフじゃ飲み会と決まっておりますが、今回はいつもとはちょっと違って初めて会う方々との貴重な時間でした。だからインプレッション濃いめに振ってみたのでした。
場所は目白のプァンタイという名店。美味しかったですねぇ!

ビールはシンハー、チャーン、リオ揃ってます。ヨーロッパビールと違ってタイビールは間違いのないうまさ。ここでアサヒなんか頼んじゃだめですよ。

 

ええと、まるでがまん品カテのようですが(汗)、本当はベースがらみの出来事です。

 

昨日のオフ会は、長年~それこそ私がヘンなサイトを立ち上げた初期から~いつも温かく見守っていただき好意的にご意見を頂けるたーみーさんと、やっとお会いする機会でありました。

webじゃ長いつきあいでも実際会うのは「はじめまして」というのは、ありがちなことですがね、
いざお目にかかったら、感心しました。
やたら好青年で気が利いて意気があって爽やかで社交的で顔も広いときた。
いや~イイ男だろうなとは思ってましたがここまでナイスガイだったとはッ!

なんで彼女がいないんですか?(笑)出会いさえあれば余裕で結婚できる人です。がんばってください。

まずは、池袋のイケベでいくつか試奏して楽しく過ごしました。
私も最近ごぶさたで(←なんだその中年マダムのような表現は)、世間はすっかり弾いたことないベースばかり。ファンフレットなDINGWALLを今頃弾いて衝撃を受けたり、弦間のせまーいKR Guitarsの6弦をまーったく弾けなかったり、面白かったですね。

次に、新大久保のクロサワへ移動。
そこでは、最近躍進してきた若手にして既に広く信頼を集めているルーキー製作家 田力さんと合流。こちらも初対面です。
例によってまたまた高身長の登場人物。
驚くほど若いのに驚くほど落ち着いている。
なんなんでしょう。老けたこっちがガキくさいわ(笑)。

で、色々弾いたこの日、結局一番イイと思ったのはたーみーさんご自身のLAKLANDだったりして。
我が家の4-94Classicとは全くの別物ですね。
しっかりかつ大切に使い込まれきっちりセッティングされ、ぱっと渡されても非常に楽しく弾ける状態でした。しかも生き生き振動する弦との相性がばっちり。ね、私がかねてから思っている弦との相性って馬鹿に出来ないんですよ。この楽器で確認できます。

それはそうと、どうも私はメイプル指板の楽器の方が好きみたいですねぇ。昨日やっと気がつきました。何年やってんだ俺(笑)。

 

…え?料理以外に写真を撮ってないのかって? うむ、ないが。

 


コッポロオフと聞いて飛んできましたが

2012-12-10 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

じゃーん、コッポロが3本揃いました。3ムーミンズ。<誰も言ってねー
サンバはナチュラルヘッドとプレスブリッジが萌え要素、金はショーモデルの色気むんむん、黒が地味~(笑)。グリップはどれも似ていました。音も似ていてたまらないアノ音が出ました。こうやって何本も集まることは珍しいベースなんですよ。
でもどうなんでしょ、もしも本当にコッポロ友の会かなんかできてオフしたら案外十数本は集まったりしてね。

すっかり報告が遅くなりましたが、先の土曜日、またもやご近所マチャさん自宅スタジオオフにおじゃましてまいりました。

購買力が落ちきってここんとこ新兵器導入していない私は、なんにも面白い物を持って行くことが出来なくなっております。情けない限りであります。
しかしそれでこのオフがマンネリになることはないのです。なぜならニューフェイスに来て頂けるからですよ!
今回、@べぇすさんが初めて参加。
イケメンの185cm!shinmeiさんと並び、こういう体型の人がベースを構えるとま~なんとかっこいいことでしょう!
そして我が身内からはかねてからWEBで参加者らと交流のある※師匠をお連れしました。

とは言え内容はいつも通りshinmeiさんの演奏が9割です(笑)。世界で初めて「試奏家」という言葉を作った人物だけに、誰のどんな状態のベースを渡しても同じスキルデモンストレーションが出来るすごい人です。リスペクト。

それでは、今回私が気に入ったベースの写真でも。


@べぇすさんの美しいペデュラ。2つのホーンのデザインによる奇妙な先入観と食わず嫌い。改めました。ストラップで背負った瞬間に私の身体の一部になったような錯覚を覚えました。フレットレスだったんで恐怖心のあまり弾かなかったなぁ。<弾けない

この他にNYサドのいーやつが2本お見えでしたね。また写真撮り忘れましたがマチャさんが買ったばかりのプリShin's Music BASS MASTERもすばらしかったです。


でもな。

 

なんだかんだ言って結局こういうの↓が出てきたらトドメ。全部すっ飛ぶ。


白がnyakkeeeさんの63年、サンバがshinmeiさんの62年。胸張って自慢するしかないレベル。これをnyakkeeeさんのアンペグB-15Sヘッドに挿した時の音ときたら。やばいって。ずるいって。他いらないって。

よくよく考えてみればライブ少なく部屋弾き主体の私にこそこういうビンテージはある意味ふさわしいような気がするんですが、わはは(笑)…は

一生買えないんだろうな……あぁ政治が悪い。<そこ行くの

 


狭い部屋と重い腰

2012-11-19 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

えー、ただの引きこもり近況報告です。

私は掃除とか片付けが嫌いです。
でも3年に1回ぐらいはスイッチが入ることがあるのです。それがこの土日でした。きっかけはオフ会の荷物が邪魔すぎたことね。

実はもう1週間以上も経ってしまいましたが、名古屋から戻ってほったらかしにしておいたダンボール箱いっぱいに詰められた約20個のエフェクターを全て、元箱に戻し、片付けました。
そしてもう1年半以上も経ってしまいましたが、3・11震災でドミノのように倒壊したまま手を付けられずに放置しておいた約20枚のフォトフレームを全て、ほこりを拭き、置き場を清掃し、レイアウトし直しました。
土日丸2日つぶして一心不乱にね。
途中、サイクロン掃除機の手入れもしたから(吸引力が落ちないというのは大ウソなんだよ。使えばわかる。)それぐらいかかっちゃった。

そういう散らかりに加えて、先週は約1年ぶりに我が家に帰還したSB-1をスタンドにかけ毎晩弾いてましたからね。ずっと出しておいても良かったのですが、私のことですからこれまた何ヶ月も放置させそうだと自ら戒め、古い楽器ということもあり無理をさせてはいけないと判断し、よく磨いてから弦を緩めてケースに大事にしまいました。

うんっ見える!四畳半のわずかな床が見える!歩きやすーい!

 

 

でも…楽器なしの部屋は寂しい…

 

 

結局、次の一本がスタンドに吊されるまでのわずか数十分間の床面積でありました。
写真参照。もう狭いね。

で、出たのはコッポロ。弾きやすいし、音がたまらない。先週までのNS-5でたまったストレスが一気に解きほぐれますなぁ。

 


ツアー報告2 名古屋のオフ会

2012-11-14 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

ギター2人とも座りっぱなしってどうよ(汗)

 

上の写真は偶然にも全員の顔がまともに写っていないので安心して公開。んなこと言ったってこのブログじゃ今迄ほとんど顔出しでしたので手遅れ感ぬぐえませんが。

11/10はSFCJの名古屋オフ会だったのです。前日は呑みまくりでしたが、本当はこのために名古屋に行ったのですよ。

不思議なことに全くお酒が残っていない万全な体調で目覚め、ビジホを出発。

まずは途中のコメダでモーニングセットとシロノワール食べてから、

いざ会場の大きなスタジオへ。

オフ会は11時に始まって15時までフリーいじり会、15時から17時までバンド4組の演奏会という過酷な内容。

最後に記念撮影。

打ち上げは矢場の味仙。激辛に悶えながら食べる台湾料理。

ここではなんと日本を代表する有名ベーシストGTさんが途中からサプライズ参加されました。私は過去数回お会いする機会がありましたが、参加者の多くは会ったことがないはずで、驚愕と興奮の二次会となりました。そりゃぁ驚きますわな。

GTさんってだーれだ。(わかるだろ!)

かっこよく夜の街へ帰って行くGTさん。本当に偉大な存在ですので、気さくさに甘えて無礼のないよう緊張はします(笑)。

この晩は場所を変えて深夜1時まで呑んでしまいましたね。

翌朝、帰路に就きました。

 

たった3日ですっかりお財布が軽くなり……また行けるようがんばって貯めよ(涙)。

 


おまちどう、Diamond Bass Compだ

2012-10-14 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

米国から無事届きました! 買ったのはこれでした。新製品でもなんでもない(笑)。

で、一週間じっくりチェックしましたよ。



形状
よくあるサイズ。一般的。ごく個人的な考えですけど、これでもでかいと思う。エフェクターボード組む人なら小さければ小さいほどありがたいはず。もしもMXRサイズであれば激しく評価したんですけどね。残念ですねぇ。まぁ普通はそんなとこ残念がらないかな。



COMP
かなりわかりやすいです。とても素直に働く。しかも良く効く。1ノブのくせに使いやすいと思います。つまりリリースもアタックも自分じゃ一切変えられないのに、恐ろしく不満のないタイミングで働いているわけで。優秀なベースコンプにはこういう1ノブで問題ない製品が多いものです。それは設計者が良いタイミングというものを理解している証拠。現実的なサウンドチェックを繰り返して開発した証拠かもしれないなぁ。
だいたいねノブの前半しか使えない音のコンプは現実的じゃなく効きすぎ。現実的なコンプほどノブのセンターあたりまで違和感なく使えます。効き過ぎになるのは後半の残り1/4ぐらいからで良いはず。かといって3/4までは変化がわかりにくいのも使いづらい。そこまでの変化はほんの少し回しても反映されるのが理想ですね。
このCOMPはそんな理想を遥かに超えていて、なんならフルにしても大丈夫。こんなことは前代未聞です。そうしてもへんな音にはならないんだからさ、初めて実用的な設計だなと思いました。0~センターまでは音量圧縮のみが自然に行われ、センター~フルまではアタックをパンとはぜさせる加減が出来る。私がコンプで最も重視するはぜる音は、非常に短く、正確にはパンではなく微かな歪みが生じてバッという感じ。艶がなかったり窮屈だったり硬い印象はなく、鮮やかで暖かみのある独特のかっこいい響きです。ヌケる。それもMXR CUSTOM COMPほど鮮明にはならないし、良い塩梅です。そしてリリースは速やかになだらかなのでわかりにくく(ヘッドホンで聴くとわかっちゃうけどね)モワンッと盛り返す嫌な感じがほとんど感じられないです。上出来だと思います。


バイカラーLED
Diamondのコンプはギター用も持っておりますが、このLEDがついてました。このメーカーのお家芸ですね。これがおもしろいのですよ。通常はONにすると黄緑色に点灯します。それがすCOMPで言うスレッショルドの反応時にのみオレンジ色に変わるのです。


Tilt EQ
左に回すとローブースト&ハイカット、右に回すとハイブースト&ローカット。ちょうどシーソーのように働くめずらしいイコライザー。可変する上下幅は聴いた感じではたいして大きくないように思えます。どちらかにフルに回してもどちらかがすっかりなくなってしまうほどには効かないからある意味安心して雑に回せるんじゃないでしょうか。ミニスイッチでシーソーの中心になる周波数を900と250の2点から選べます。
右に回す必要性はあまりないように感じていますが、音像は当然かなりクッキリしてきます。ローが減るけどね。ファットでブーミーな時にちょっと上げると良いかも。あ、ちゃんと試してはいません。スラップの時に上げる人もいるみたいですが、スラップ=ハイを上げるというのがいまいち気に入らない私ですので。
左に回す場合は強くも弱くも楽しめました。1ノブのくせに思いの外、気持ちの良い効き方をします。特に250だとミドルの大半が減ります。ハイカットとは言え中心周波数より上は全部なだらかに下がるわけで、結局はハイだけでなく嫌なミドルが少し減る。そこがきっと良いのでしょう。900だとハイミッドは少し減るかもしれませんがミッド全体はやや上がる感じ。個人的には900では使わないかもしれません。ただしヌケの悪い時は安易には上げない方が良いかもね。それと、リリースの盛り返しも目立つようになりますからね。



VOLUME
クリーンブースター部分ですが、目的としては最終出力をちょうど良い音量に調整する役目でしょうか。このCOMPが上げるほどに全体音量も上がるタイプだから、VOLUMEで少し下げることもあると思います。ここで音量を上げる人はよほどCOMPを回していないはず。



内部基板にあるスイッチ
2つあって、ひとつはEQのバイパスと、もうひとつはハイカットとのこと。いずれも私はノータッチです。ごめんね。
ハイカットについて。耳で判断して物作りしている証拠。この製品は全てがブースト方向に働くタイプなので、COMPとVOLUMEどちらも上げすぎれば、またTilt EQも右に回しまくるなら、(で、大音量の場合)ハイカットした方が良いかもしれません。最近はそのことを意識してハイカット機能を付けた製品もちらほら出てきましたね。優秀なクリーンブースターなら上げてでかい音を出すとハイほど耳障りに上がってきこえるからね(もしそうじゃなかったらクリーンブースターではない)。



電源
なんと電池は使えない仕様。付属の18Vアダプターを使わねばならない。不便な点だな! 同じ18V製品でも、9V電池2個入れたり、9V1個をボルテージダブラー回路で18Vにしたりと、そのような仕様で電池駆動できるようにしてある物が多い中、この製品の最大のウィークポイントです。裏蓋開けるとバッテリーが収まるスペースがないんだよ(笑)。そのかわり基板は設計しやすかったろうな。電源無くても音はバイパスします。専用アダプターは110~120V入力でセンター+です。100Vコンセントで問題ありません。国内正規代理店販売品は100V入力になっているかは知りません。また他社製汎用品が使えるかはわかりません。



ノイズ
一般的に「ノイズは全く無い」と言われるレベル。家庭用アンプチェックではわかりません。普通のライブでは問題ないでしょう。正確にはヘッドホンチェックするとVOLUMEフル時でホワイトノイズが出ますが、そんな人いませんから。COMPはフルにしてもノイズは出ません。もちろん録音に使っても問題はないでしょう。



余談
DiamondにはBass CompとBass Compressorの2種類が存在します。前者はマルーン、後者はブルーの印字。製品としてはフェイスリフトしただけの同一扱いのようで、たぶん中身は一緒でしょうが、もしかしたら前者が現行で後者が古いモデルなのかもしれない。でもわからない。そのへんの情報はwebでも見つからないんだな。
情報少ないのは所有者が少ないからでしょうね。特に新作でもないのに使っている人あまり見ないな。だって円高なのに国内価格はアレじゃ高すぎますよねぇ。


いつ届くかわかりません

2012-10-02 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

多方面から、最近コンプの話題が無くなってつまらんと非難囂々でありますが、

いや~わかりましたッ。わかりましたって。

来月10日にちょうどSFCJ名古屋オフを実施する際にコンプを沢山持参しなくちゃならない都合上、
何か新ネタがある方が良いとは思っておりましたので、この機会に、
無理して逝ってみました。
そうだよ、相当無理してるんだぜ!(涙)工面をね

まぁねぇ…最近あんまり欲しいコンプが無いんですけど、しかたないね。

私のブログ読んできた方なら想像つくであろう候補は2つ。

MXR Bass Compressor
良いという人も多いみたいですけどね…、以前「過大な期待をしない方が良いような気がしますよ」と予想したでしょ、なんか白紙の未来を黒く塗りつぶされそうな微妙な予感がするのですよ(笑)。どうも長年のカンで、ジムダン特有の萌えにくい音だったらどうしようかという不安を感じます。既に国内流通しているので確認しようと思えばできるんですが、未だに試奏すらしていないのにはそういう第一印象からなのです。その理由は簡単、(前も書いたけど)過去にBass Compressorと名付けられた製品はロクなのがないんだってば(笑)。

Diamond BASS COMP
なんせレビューが少なすぎるね(←おまえがしっかりしろと聞こえるわ)。国内じゃ相当売れてないと思うよ。高いから。良くあるサイズだが自分的にはでかい上に、18VのACアダプタが気に入らんです。でも音は既に所有しているギター用から想像するにかなりイケそうな期待があります。アクティブや5,6弦を考慮したとのことらしいしね(本当かねぇ)。そうそう、あの色が変わるLEDも付いてますし。名前はなんとこちらもBass Compressorだったんだけど、現行品はBASS COMPになっています。ならばジンクス当てはまらないでしょ。

さぁ、わざわざ不安いっぱいのUSPS Priority Mail Internationalで送ってもらっている最中のブツはどちらでしょう?

…英語不慣れでマンションの部屋番号を記入し忘れちゃったんだよな。ちゃんと届くのでしょうか。


代理店決まる

2012-03-04 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

実は以前から知っていて、でも迷惑かかるので口外せずにいた、Spectorの代理店問題の件ですが、

先月やっとキョーリツさんに決まったとのこと。ちょっと安心。
で、頓挫しちまってたSFCJ提案企画物(たいして告知していないのになぜか知っている人は知っているようだな…汗)の引き継ぎ確認もふまえて昨日、東京支店へ挨拶に伺ってまいりました。それで人形町だったわけよ。
担当者さんの一人はかつてオカダさんでもSpectorの営業を担当されていたあのお方でびっくり。

それにしても可哀想なのはパールさん。すごく熱心にがんばっていたし今まで非常に良くしてくれていたのでとても気の毒でなりません。アメリカのビジネスって怖いね。パールさんは良い会社です。オカダさん同様にご恩を忘れず応援していきたいです。

さて、キョーリツさんの後は、昨日書いた通りお昼食べて、それからなんと東京駅まで散歩!

途中気になった光景を3つだけ。

やばい。桃乳の意味がわからない。何を飲ませてくれるのだ?(名店らしい)

 

キッチュな無料空気入れ。イイじゃないの。都市のあり方として感心します。

 

去年ケルヒャーで洗浄したばかりの日本橋。中央にある妙にドラゴンくさい麒麟(ちなみに両端は獅子です)は一見、西洋悪魔風だけど、よく見ると阿吽になっています。ちゃんと仏教的なんだな。この歳になって初めて気がつきました。意外と東京の人間ほどまじまじと見ちゃいないのですよ。
なお、上にある首都高をどかせとかいや橋のほうをどかせとかヒマな議論をしている奴らがいるみたいですが、私はおまえらどっちも全然わかってねぇなぁ派なのね。上に低く覆いかぶさる高速道路の圧迫感があってこそスキマから青空チラ見する角度がかっこいいんじゃないか!


ふと思い出したNE-1

2011-10-16 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

なんと随分前に手に入れたっきりだったネーザンイースト専用プリNE-1を昨晩から初めて録音に使っております。

久しぶりに箱から出したら、入手した当時の電池が入りっぱなしでした。焦りましたね。幸い無事でしたが、入っていたのがダイソーの中国製で、かなり「ふっくら」してまして危ない所でした。これでダメにしたエフェクター何個もあるからさ。

で、繋いでオケに合わせ音を出してみると、悪くない!

らくちんじゃないか~!

音作りなんかもう何にも考えずこのままインターフェースへ送ってイケそうな感じ。

リアリーナイスコンプRNC1773とも相性良く。横幅もお揃いだしね。もっと早くから使っておけば良かったなぁ…。

ちなみに前作でRNC1773>VT Bass>APOGEE ONEでしたが、プリのVT Bassの音作りで悩んでどつぼにはまり、なおかつLogic Express9に入れた後あまり好きな音には仕上がらなかったので、今作ではNE-1>RNC1773>APOGEE ONEの順です。このコンプは前にプリを置いたほうが良いような気がしますね。

 

と、開眼したはいいんだけど、楽器を弾くとうちの鳥が発情して困るので、こういうのは奴が寝静まった夜にしか使うことができません。せっかくの休日なのに平日と同じ時間しか出来ないんだからはかどるわけがない(笑)。

 

夕食にビールと唐揚げでも食うか。


すっかり忘れた

2011-10-13 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

頂いたMP3を読み込み、歌詞と展開を聴きながらマーカーで区切っている途中で、今宵はここまででギブアップ

 

何がって?

Logic(Expだが)の使い方だよ!

今週から久しぶりに起動しております。必要に迫られて。

頂いたオケを読み込んだはいいんだけど、これがすごい難曲で、自由奔放にもほどがある変態チック(←褒めてる)な展開に卒倒! テンポチェンジ&拍子チェンジはどうすりゃいいんだっけ? 譜割もDJプレイ真っ青の小節アタマなんか関係ねぇ状態で斬新すぎるし…と、気が狂いそうになる…って、そういう狙いの曲です。

あ、Apogee Oneも繋がなきゃ。それすら忘れてた(爆)。

私の弱点は記憶力。若い頃からメモで弱点カバーしてきたタイプ。馬鹿頭脳の記憶に頼ると間違えて危険だから必ずメモってアンチョコを作りそれを見て信頼する方針で生きて参りました。それさえ見れば絶対ノーミスだからね(カンペとは似て非なる物だよ)。だから学生時代のノートなんかすごいよ。真面目女子のノートみたいに全部書いたりなんかしない。でも見事な要点整理(自画自賛だな)。まるでアウトラインプロセッサのような紙面。大学時代、私のルーズリーフは試験前ひっぱりだこでした。あんなに字が汚いのにみんなよく読めたな(笑)。

それが今のIT時代、あまり字書かなくなったからね。手書きでメモらないからアンチョコが出来ない=いつまでも覚えない。

 

はい。曲を覚えるのも苦手なのは各方面でもうばれてますね。

セッションプレイヤー向きじゃないんだよ本当は(笑)。


ツアー報告2 SFCJ関西オフ編

2011-10-11 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

福井の翌日は高速で一気に南下。兵庫県尼崎市へ。

オフ会場となりますこの楽器店へ向かいました。店主SEIさんはSFCJの前身組織元SOC会員だった方で、Spectorを情熱的に愛し、SFCJにも協力的な素晴らしい方です。

どんだけ素晴らしいかと申しますと…

ドアを開けるとこのように本業のコントラバスやさん。なのに…

ふりかえるとそこには…

関西一やないで~、日本一や~!(笑)

一次会

二次会

そしてオフ会は無事終了したのでした。  <えっ?それだけ?(怒)

つづく


2.9以下の聖域

2011-09-30 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

こう見ると左(4弦)は3.7巻き、右(1弦)が2.8巻きってとこか(もちろんそんなとこ意識したことない)


似たような写真&ネタですみませんが。その後ちょっと気がついちゃった。この歳になって新発見にさわぐ自分(汗)。

先日、間違えて短くカットしちゃって、ペグポスト3巻きできていない弦が…

どうもその弦だけチューニングが全く狂わない!

他の3巻き以上4巻き未満の弦は一晩二晩置くとわずかにチューニングに変化があることが多いのに。

これイイかもよ!

これからは常に2.9以下巻きを目指そうかな。<こまけえよ

 

理屈はホントにわかっていません。巻き数関係なしの別の要因かもしれません(笑)。

でももし真理だとしたら、Dチューナーにあまり巻けないのもあえて巻けないように考えられているんじゃない?根拠がある証拠だよ。

 

そんなこんなでビンテージなSB-1の弦を久しぶりに張り替えて数日、毎晩寝る前にチェックして調節を追い込んで、やっと良い感じに馴染んだ位置にハマってきました。

いつも同じダダリオ人生ならこんなに苦労しないんですけどね(笑)。今回はあまりにタイプの異なる弦だからねぇ。比重も弾性も音速も内部損失もかなり違う感じ。

前がディーンマークレーSR2000(テーパー)のステンで46-63-80-102
現在リチャードココのニッケルの45-65-80-100

この程度じゃネック動かないかなと思ってましたけど、ごくわずかにネックが変化したので調整…といってもほんのちょっとですけどね。一晩目でキッチリ決めて以来安定して動かなくなりました。やはりこのベース、ちゃんとしたネックです。
ちなみにココの方が張力が強いのか微かな順反りに。トータルでSR2000より細いんだけどねぇ、ま、これが「タイプが異なる」ってことだ。こういうこともあるわな。逆を言えばSR2000はネックに優しかったみたいだね。ますます気に入った。NS-2には一生SR2000にしようと誓っちゃいますよ。

一方ブリッジは大変。テーパー&変則ゲージから普通の弦に戻したのでブリッジはめちゃくちゃいじりましたね。めんどくさいので今後は45-100からもう絶対変えません(笑)。あ、105にしなかった理由はたまたま家に100しかなかったからです。

だんだん弾ける状態になってきました。

とか言っちゃって、オフまでまだ日があるので、当日すっかり死んじゃってるかもね(汗)。

 

私、最初のセッティングには徹底的に追い込みます。時間・労力惜しまず。場合により費用も惜しまず。最初だけラムトリックさんに持ち込むこともよくありました。このSB-1もそうでした。そうすると全然違うからね。以後すごく良い状態が安定して維持できるからね(あれは自分では出来ない、超人の神経と感覚を要する神業なのだよ)。最初だけですけどね。その後はずぼら。ロッドなんかほとんど触らない。出来の良い楽器なら触る必要がない。ずぼらで問題ない楽器が出来の良い楽器だと思っています(音の良い楽器とはまた別)。

だから吊しが弾けないの。弾きにくくて。店頭試奏ではいつもgdgdなのよ。…とずれまくりで無駄話は終わる。

 


短く切りすぎてしまいました

2011-09-25 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい

3巻き未満だとなぜか不安になるのだが、弦巻きの理屈は知らん

 

来月のオフ会に向けて、弦交換。<気が早すぎる

だって、その日まで全然暇がなさそうですから。
今回は今までとはゲージの違う弦にする(それしか手持ち在庫がなかった)ので、トラスロッドとブリッジを調整し直さなきゃなりません。それはオフ前日にパーフェクトにできる事じゃないからね。ゲージ変えるとネックなんかすぐ変化しなくても一晩~数日置くと動いてることもよくある。

ところが、肝心なときにやっちまいました。いつも間違えないのに…1弦のカットする長さを間違えました。その結果、写真の状態に(一見3巻きに見えますが3巻きいってない状態)。これ私にとっては一巻き足りません。いつも3巻き以上4巻き未満なので。

ちと心配でしたが、使用上の問題は今の所なし。ほっとしました。

巻き数が妙に少なくて(Fender系の太い軸に2巻き程度とか)ペグの軸がスカスカな人をたまに見ますけど、緩まないか気になっちゃいます。そういう人に限って確固たる根拠があってそうしていることが多いみたいですよね。私もなにもぐるぐる巻きにしたいわけじゃないですが。

ところで、

今回張ったのはいつ買ったかわからないリチャードココ。ココって人気あるよね。でも、正直に言ってあまり私の好みじゃないです。この印象は昔から変わっていなくて、実は今みたいにスリークエリートさんが代理店になるう~んと前、90年代初めに日本に初めて入ってきたばかりの頃、ココを買ってモデュラスなどに張っていた時期があったのですよ。そのころから随分年数が経つので多少進化とかしてるかもなと思っていたんだけど、イヤ全然変わっちゃいないなぁ。同じ印象。メーターは安定しているけど、そこだけで気に入ったりはしません。