CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

回すのが恐い

2014-08-14 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
いや~2年ぶりの夏休みでありますよ(去年は無かったの)。

そんな夏休みの一日を利用し、恐る恐るOPBのネック調整をしました。
恐る恐るというのは、あまりしたくないことだからです。
うちのOPBはカスタムショップ製のツルシなのですが、昔のオリジナルの構造にちゃんと則っていまして、つまりネックをボディから外さないとトラスロッドを回せないのです。
まぁそれはべつに珍しい仕様ではありません。古いベースを模した製品ならよく採用されていることです。
でも、私はこれがとても苦手なのです。

その理由は、トラスロッドを回す難しさではなくて、
実はボルトオンネックを締める力加減がわからないから、なのです。
だからネックを付けたり外したりしなければならないこの仕様はとてもイヤ。

このネジ、どこまで強い力で締めたら良いのでしょう????

まさか全力で締めても構わないものじゃないですよね?
なぜなら、あんまり強く締めるとプレートが変形してボディの木材にめり込んでしまいそうですし……実際そういうプレートを何度も見たことはありますからね。

木ネジなのですから丁度良い適切な締めトルクがあるはず、その箇所に必要にして充分なね。しかも何度も同じ穴に締めるわけですから、相手は木である限り、既に出来ているネジ山の強度なんてたかが知れていますよね。繰り返す程に脆くなっていくに決まってます。

私は木じゃなくたってネジ山をバカにするのは大変得意なのですよ(笑)。

この部分、木ネジを木材に締め込むのではなく、せめて埋め込みナットにボルトを締める構造であったなら、自然に止まるまで締めれば悩むことないのですがね。そういう楽器も今なら存在するとは思いますが、これは古式OPBですからねぇ、望むのも無理な話ですね。