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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

我が家にはマイケルのCDが2枚しかなかったが

2014-09-23 | (かつての)今日のBGM
家のモンにせがまれて仕方なくXscapeを入手しました。
そっとしておいてあげないんだ、と私は批判的でしたが、実際聴くと悪くないです。
まるでDangerousよりも古い頃のマイケルのような印象です。プロデューサーお上手だと思う。
でも名曲は特にないかなぁ。
音質は今の時代ですからこういうノーマライズの効いた感じになっちゃうのが残念ですけれどね……こういう音にしているからもともとCDをちゃんと買っていた世代も買わなくなっちゃうんだよ!

それから心貧しいこと(笑)を言わせてもらうと、ちと値段が高いと思うよ。
最近すっかりせこくなっちまった私だからなおさら感じるんですが、例えばこんなたたまれた小さいポスターなんか入れられても誰が要りますかい!

ファレルの2nd

2014-05-06 | (かつての)今日のBGM

今や一流に成ってしまったファレル・ウィリアムスをかけています。これまた嫁さんのリクエストで買いました(笑)。
私も最近あんまりCD買わなくなったから、こういう流行モノなどは数ヶ月遅れて手にしている始末ですよ。
(蛇足ですが、私の周りでTOP40音源を聴いている人って他にはもう1人ぐらいしかいませんね。誰も聴かないのかな?と思うこともありますが、思えば私も邦楽は聴きませんから実は似たようなもんです。アンテナの向きが違うだけなんですよ。話を戻します。)
でもファレルの場合は「しぶしぶ」は一切ありません。1stからそれなりに評価してましたからね、この2ndもいずれは買っていたかもしれません。
ただし最初に聴いた時は戸惑いました。新旧二つがあまりに似てないから。
後ノリを強調したゆる~いラップ専門だった1stの面影は全く無い、2ndはジャスティン・ティンバーレイクばりなオサレ歌モノポップスですなあ(ジャスティン本人もぬかりなく参加してる)
まるで同姓同名の別人のようですよ。この調子だと(話早いけど)次作がどうなってしまうのか心配になるね。

なお、そのポップスとしては見事なメインストリームに位置していると思います。ここ数年で一番の傑作ではないでしょうか。久しぶりに捨て曲が無いアルバムに出会いましたよ。80年代にあった全曲シングルカットされそうな感じのね。
リズムの表現も新鮮で、黒人の作品の中でもずば抜けて洗練されていると思いました。

でもね……これ、もはやブラックミュージックではないね。

仮にこういったクリエイティブ方針だとラファエル・サディークみたいになるのがブラックミュージックの真っ当な姿でしょ。なんかね、黒人ならではの意地とでも言うかスピリッツが無いんですよね。
いやこのボーダーレスが今後のブラックミュージックの指針になるのかもしれませんが、もしそうだとしたら、私はもう今後出るブラックミュージックを聴かなくなるかもなあ。
こうして誰もが時代とともに頑固じじいになっていくのでしょう(笑)。クラシックブラックミュージックだけを墓に入れてもらいます。


増税前にあわててCDを

2014-03-28 | (かつての)今日のBGM

随分長らくCD買っていませんなあ。CD買う小遣いがないのもありますが、音楽を聴いていない=聴く余裕もない日々が続いていたからですねぇ。

これじゃいかんと思って増税前にポチったのは、それでも自分の聴きたい音楽よりも、我が嫁のリクエスト中心です。

それは、ブルーノ・マーズの1stと2nd、それと去年のダフトパンク。

どれも新譜とは言えません。というかあんなにラジオでかかるのにあえて手元に欲しいかぁ?(笑)
でもちゃんと家のオーディオセットで鳴らすと聴き心地が違いますからね。どちらもなかなか楽しい音楽ではありませんか。
誤解ないと思いますが、私は昔からTOP40モノは買っておりますからね。ポップス好きですから。偏見ないですから。

ブルーノ・マーズはこの冬のスーパーボウルのハーフタイムショーで私の評価が上がりました。洋楽でもシンガーが貴重なご時世、歌モノの継承者は支持します。でもホントに本当にポピュラーミュージックなんですね。フェードアウトも少なくこじんまりとまとまったカラフルな曲が次々と続く展開で、ラジオオンエアとショービスを意識した内容。ダイナミクスのないロー満タンな音圧も現代的ですねえ。
彼のバックバンドがなかなか良いのは知ってますから、もしもライブ盤が出たら生演奏になることでダイナミクスが出てもっと楽しめるかも知れません。

ダフトパンクはこのアルバムでは意外なことに一流ミュージシャンによる演奏力をフューチャー。ベースはネイザン・イーストとジェームス・ジナス、ドラムはジョン・ロビンソンとオマー・ハキム、ギターはポール・ジャクソンJr.とナイル・ロジャースといった具合で、わざとらしいレトロファンキー路線かと予想して聴いたら大間違いでした。意外にオリジナリティ。ミュージシャンたちを手なずけて音色まで自分たちの音楽の支配下にコントロールしていて感心させられました。

まあ去年のTOP40モノを今頃熱く語っても仕方ないんですけどね。一年浦島太郎ですよ。

んで、
自分のCDは買わなかったのかというと、実は一枚。
それはダフトパンクもこなしてしまうすごい水野晴郎、

ネイザン・イーストのソロ~!

こういう音のベーシスト、実際に見たことがありません(笑)。

私もネイザン・イーストのアウトボードプリアンプ(安物)持ってますが、あれを使っても似た音が出せている気がどうもしない。

そんなことはさて置いて、
アルバムは旨味たっぷりで気持ち良いです。ベーシストのソロじゃないみたいですね。
唯一の問題はヒーリング効果が強すぎることでしょうか。
かつてド深夜に車を運転している時J-WAVEでフォープレイがかかるとも~眠くて危なくってしょうがなかったのですが、あれと同じ快眠作用があります。おそるべしネイザン・イースト・サウンド。
結局、買ってから今まで一度も最後の曲まで聴けたことがないんですよ。
仕事を終え帰宅してメシも風呂もすませてから聴いたりすると、絶対途中で意識を失って眠ってしまうのはどうしたものか…。


THANK YOU 2014.3.20

2014-03-23 | (かつての)今日のBGM

長ーくブログを休んですみません。理由は業務上都合により。消費税8%増税に向けて変えなければならないモノを製造しており多忙を極めておりました。
そんな仕事も実は昨日の出荷でやっと大きな山を乗り越えた状態となりまして、本日は久々の休日の日曜です。

ちなみにこの2ヶ月間、土日祝ナシの毎日残業完全無休でありました。
さすがに心身共におかしくなるもんですなあ。
そんな疲れを癒してくれたライブの話を書きましよう。
つい先日3月20日の夜に見て参りました。よく行けたよなあ!(汗)
もともと昨年末からこの日程は決まってましてね、その頃から恐らく一番忙しい頃だろうとわかっていましたから、日が近づくにつれてヒヤヒヤしましたよ。なんとか会社を早退して冷たい雨の中、会場の日本青年館へ向かいました。
そのライブとは…

Megumi Nakajima Final Live THANK YOU 2014.3.20


まめぐのファイルライブ!!!

一緒にチケをとってくれたすまぼさんに大感謝!!
声優のライブはほぼ初参加でしたが、私はまめぐを声優というより歌手として見ています。それも最高の歌手として。
以前からランカの歌をTVで聴いてはいましたが、上手に歌う声優が当たり前の昨今は彼女とて目立つわけではなく、白状すると特別に高く評価していたわけではありませんでした。
それがね、昨年秋ですよ、ホント最近ですよ!ある日ラジオをつけると某学園祭でのFM Nack5の公開生放送をやってまして、ゲストとして突然まめぐが登場&ミニライブで生歌披露。
この時の生歌にはやられました。
やっぱ生ですよ!
生は伝わりますね。生には心鷲掴みされますな。
近年CD売れないと聞きますがライブイベントやフェスは高額チケ代でも大盛況じゃありませんか。生で聴く音こそ魅力があるのですよ。
まめぐ今頃気がついてごめん。
そこからすまぼさんのおかげもあり毎日全曲ヘビロテですよ。
それがね…俺が聴き出したら歌手活動休止かよ?!と。

まあね、もう涙堪えながらライブ拝ませていただきましたよ。本当に素晴らしい歌声でした。マジ天使ですよ。
その歌を支える演奏が西脇辰弥チャッピー大先生なのも涙腺刺激されましたね。彼はピーク期の谷村有美のプロデューサーで、当時は地獄の新入社員時代の若かった私のくじけそうな心を支えてくれた一人。言ってしまえば谷村有美の音楽の魅力の半分は西脇辰弥ですよあーた!
したがいましてライブアレンジはどの曲も(CDでは西脇辰弥編曲ではない曲であっても)全てチャッピー大先生の味わい満載。一曲目「愛の重力」から西脇節全開で昇天しそうでしたが、特にアニソン史上で格別の曲と断言する「ありがとう」(尾崎亜美作佐藤準編曲)の鳥肌が立つメロディにトゥーツ真っ青のクロマチックハーモニカがカウンターで絡む名演を聴かされるといよいよ私の精神状態もやばい状態に。そしてとどめは「星空」ですよやはり。谷村の「友達」(余談:ベースはスラップしない時のどろ~んとした一面の故青木)を彷彿とさせるあのピアノを生演奏で体感できるとは…もうシニますよ私(笑)。って、これまだライブ序盤ですからね。
ええ、一生の思い出となりました。

こんなにイイ声なのにねえ。聴けなくなるとは…惜しいです。
必ず復帰して欲しいですね。休止という言葉を信じてますよ。


Cherrelle

2013-06-20 | (かつての)今日のBGM

赤い彗星も思わずこける、シェレールの1st."FRAGILE"を中古でゲット!(シェレールを1枚だけならふつう2nd.を奨めますよねぇ)

今どき買いますか84年のジャム&ルイスを(笑)。

だってシェレールは持ってませんでしたから。ええ、ジャネットやキャリン・ホワイトはちゃんと行きましたけど、シェレールはねぇ…1枚も買いませんでした。

懐かしいと思うほど記憶に残ってもいなかったです。R&Bのシンガーとして印象が薄いからですかねぇ。

でもちゃんと聴いてみたら……やばいわ。これやばい。

相当いい声だわ。ストレートで音圧がある声。スローだと鼓膜にくる感じ。SOUL特有の表現に頼らなくても普通にさらっと歌っているだけで魅力があります。

オケは当時のアレですし、ジャケもなんかアレですけど、そういったダサさ古臭さに眩まないよう評価してますからね。

 


今頃かえってきたTHE ISLEY BROTHERS LIVE!

2013-03-26 | (かつての)今日のBGM

肝心のロナルドがピンボケに見えますが、そういうジャケ写真なのです。こういう所がマイナー製品。

 

いつの間にかCDがなくなっている経験はありますか?
私はよくあります。
きっと誰かにかしたっきり忘れちゃったんでしょうねぇ。でも、思い出せない。
そういう時、かした相手を探し出すようなことは、したことがない私です。
仕方ないので、本当になくして惜しいCDであれば、私は再び買ってしまいます。
お金もったいないけどね。
でも新品で売っていればまだいいんですよ。
時には廃盤になってしまったCDもあるでしょ。そうなると中古を求めるしかない。廃盤に限って中古価格がなぜか割高ですもんね。あれがしゃくでねぇ。

このアイズレーのライブ盤は93年マイナーリリースのちょっと珍しい逸品です。
マイナーなライブ盤と言えば大概は盗み録りを何も整えずに焼いただけみたいなロクな音質ではない物がほとんどですが、これは一般的なライブ盤同様の優れた音質で、同時期の来日ライブを観に行った経験もあいまって大変気に入っておりました。

それが、いつの間にか我が家のCDラックから消えてしまいました。どこ行っちゃったんでしょうねぇ?

このCDも中古では高額であることが多いので、再び手に入れるのをずーっとためらっていたのですが、つい先日、非常に珍しくも激安出品されているのを発見。で、思わず買っちまいましたさね。

久しぶりに聴いてます。…やっぱりイイです(涙)。

私は自分の披露宴のBGMをアイズレーにしたほどのファンですから…

 

 

披露宴っていつだったっけ?(汗)


やばいっしょこの衣装

2012-06-16 | (かつての)今日のBGM

先日もVAモノでちょこっと触れましたけどね、The Sweet Inspirationsを最近思い出したように聴いています。いや聴くと言うよりなんというか味わっています。

ここ見てくれる人でこれ知ってる人は2人ぐらいしかいないと思うから簡単に紹介すると、あのホイットニーのお母さんシシー・ヒューストンがいたコーラスグループといえばわかりやすいかな。この73年アルバムは脱退後の作品だけど、92年のリマスター盤というわけでおまけとしてシシー在籍時のボーナストラックも2曲入っています。もともとはずっとAtlanticだったんですが、この1枚のみなぜかSTAXなんですよ。だからか知りませんがSOULとかGOSPELじゃなくてどっちかっつうとBLUES寄りまくり。そこがかえって気に入っているの。貴重な存在だと思うよ。

ジャケが抜群にイイ。何がって?この白い衣装がさ!(笑)チャーリーズエンジェルに通じるというかね、サブリナダンカンが着そうでしょ(似てるわけじゃない)。

ピーもしきりに接近して凝視しています。

 


Respect Staxelf

2012-06-02 | (かつての)今日のBGM

朝から聴いているCDであります。前に載せたっけな?載せてないよね?

なんかの付録だったはず。かなり古い雑誌のおまけでした。内容は写真見れば想像つくでしょう。不思議な音楽で、この内容だと雑音の中でも気持ち良く聴けます。今日みたいに早朝から修繕工事の騒音がガーガーうるさい日なんかにゃばっちり対応できます。

とにかくすんばらすい選曲。まぁだいたいオリジナルの方も持ってはいますが、こういうVAものもイイトコ取りなので、聴くにはおいしい。

The Sweet Inspirationsのスウィートさに涙すら出る。

 

SoulばかりじゃなくBluesもたっぷり。そのへんが融合しているのがStaxなんだな。

 

文句があるならJohnny Taylorの"Who's Making Love"のダックダン節を聴いてからにしてくれ!

 


衰え、微塵も無かった

2012-05-13 | (かつての)今日のBGM

ここんとこ気に入って聴いているのはRUSHの2011年のライブ盤です。2枚組みにぎっしり。確かな満足。

私はこのゲディ・リーってとても好きなのですよ。若い頃コピーしたりね。<うそじゃない(笑)

遥か昔のライブ盤も長く愛聴してますが、こんな最近になってもパフォーマンスおんなじなんだよ!

音色まであまり変わらない。ジャズベ一筋になってもう長いけど、スタインバーガーやウォルでのライブ音源と大差ないんだから。タイムスタンドスティルやサブディビジョンズなどのキーボードの曲もあの当時と同じ懐かしいあの音色まんま。

マラソン聴いてハァハァしちゃうわ。

 

と、

気分良くここまでブログを書いていたら…

突然の訃報が飛び込んできまして、私は驚きました。

 

信じられないけどあのドナルド・ダック・ダンが! 今朝、東京で亡くなったそうです。そんなぁ…

R.I.P.

かつてバーナード・エドワーズもJTスーパープロデューサー講演後に都内のホテルで亡くなったのを思い出しました。

好きなミュージシャンが亡くなる地であって欲しくないです。

 


Simone Vignola “Going to the next level”

2012-05-03 | (かつての)今日のBGM

裏ジャケ見るとベース弾きだとわかります

 

さぁ、この人を知ってる人、何人いるでしょう?ググってもちっとも出てこないぞ(笑)。たぶん現時点でブログ書いている日本人は私を含めて5人もいないと断言できるな。私も教えてもらうまで全然知らなかった。これはイイものを教えてもらったぞよ。

今日は久々の音楽ネタ。もう久々の興奮ですよ。こんなナイスなのは滅多にない。個人的嗜好のモロど真ん中に来た。

もうね、Bravo!!!!!!!!!!!!!!ですよ。

シモーネ・ヴィニューラというイタリアの若者。

ずばりベースヒーローである! しかし!完璧なLOOPプロデューサーでもあります。トータルで面白いんですよ。一人バンド。

ふつうねベーシストのソロなんてね、技術面を聴いて驚愕するだけでしょ。その喜びは否定しない。でもベースに興味ない人に聴かせてもたいして気に入ってくれないよ。音楽として聴かせようとするモノが偏っているもんな。

このアルバムも技術面はベースサーカス状態。だからどんな素人でもまずそこに耳は行ってしまう。それなりに派手に鳴ってるからな。ところがこの人の音楽は聴かせようとするモノが違うからそんな表面でとどまったりしない。心に響いてくるのは楽しい音と当たりの良いメロディとイナセな声の歌。それを作るのに賑やかなベースを使っているだけ。これだけ弾いてもその目的が音楽を作る材料としてだからさ。ベースソロ曲じゃなくてあくまでも一人バンドだからね。木が目に入るけどちゃんと森が見える。この森がなんともイイ空気の森なんだよ。

まさにネクストレベルのLOOP&ベースを融合させる表現能力を見せつけておきながら、服の着こなしや髪形や顔の表情に親近感が湧く(笑)。次世代を感じましたね。(YouTube探すと見られるよ)

ベーシストだと教えずに知らない人にだま~って聴かせてみよう。今の若い音楽としてばっちり楽しく聴けるはず。

 

なお、どういう経歴の人かはライナーノートを一切読んでいません。あしからず。

 

私も555+氏とのミクネタでこういう感じに弾けたら理想的なんだよなぁ…(生憎こちとら技術的に難あり)。

 


こりゃきっと世評はイマイチじゃないかな

2011-09-07 | (かつての)今日のBGM

なんだかとってもローコストに見えますね

 

I'M WITH YOUをつい買ってしまいました。

いつまで買うだろうか、いつまでこの連中に付き合うだろうか…いつも新譜が出るたびにそう悩んでしまいます。

この写真は中ジャケ。もちろん表も裏もたいしてかわらない印象。魂が抜けてるような白い紙ジャケ。

音はなんというかソフトね。似合わない言葉だけどナチュラル。聴きやすい。
よく若い少年バンドがたった1つ2つ上の先輩にえらそうに説教される代表的な例のような(笑)、バッキングは優しく弾いて、大サビや間奏になったらヤンヤしてるのが、なんともユニークなアルバムですね。

肝心のベースについてはもはやバンド名のような激辛唐辛子的刺激はありません。しかし丸くなったようで~一般リスナーや普通のファンはたぶん気がつかないでしょうが~実は恐ろしく上手すぎるし、円熟とは矛盾するけど異常にタフ。出す音の表情がよろしい。とても真似できない。今回のもそうだけど、最近のフリーのプレイはかつてみたいにガッツとか勢いとか気合いでは、絶対真似できませんよ。従来からフリーを追ってコピーし続けてきたバキバキ体力派の青年諸君はここにきて(ご自身の年齢もそろそろそこそこだし)同じように弾けないだろう煮込んだプレイがわんさかで戸惑うはず。音数は減ってるのに逆にいよいよついて行けないんじゃないかな。敵さんはこちとらと違っていいエンジン積んでるなって感じです。

また、チャド・スミスはここ数作の内じゃ一番いい感じだと私は思うなぁ。露骨なファンキーが少なくてね。あまり好きではなかったんだけどちょっと見直しました。まるでニール・パートみたいな所もあるよ!

でもボーカルはちょっとふぬけ気味かな(笑)。え?ギタリスト代わったんだって?知らなかった。

 

結論。私はこれは全然キライじゃないRED HOT CHILI PEPPERSです。

思えば私はONE HOT MINUITEも好きでしたからね。なるほどねぇ。

 

 

…ええと、Dream Theater はたぶん買いません(笑)。


新譜2枚

2011-08-29 | (かつての)今日のBGM

友人に教えてもらうまで気がつかなかったという、YESの新譜。まさかの新譜。ボーカル替わってますが、言われないとわからない程度(正確に言えば全然違うんだけど、似てるしフィットしている)。演奏は懐古的でかなり昔のYESの感じに近く、想像していたより淡く柔らかい音でした。飽きずに聴けそうです。

ジャケはいつもの絵。今回は猛禽と青い鳥が萌え要素。<私だけか

自分が若造の頃この絵に魅かれ(CGなどなかったあの当時こういうテクニカルなイラストには度肝を抜かれたものです)て、青いドラゴンの舞うASIAの1stを知識ゼロでジャケ買いしたら、その翌週にダイヤトーンポップスベストテンで大ヒットしたのでびっくりしたっけ。

ところで今回、気になったことは

い、イタリア盤CDなんて初めてかも。このバンド、以前からイタリアとなにか関係深いような。

肝心の聴いた感想は「意外と、バグルス臭ぷんぷん…でもなかった(笑)」です。

 

それから今回はもう一枚。

山下達郎の新譜を買いました。私が邦楽でいまだに購入する唯一のアーティスト。きっぱり。私は子供の頃から達郎ファンです。ここ近年の作品は音に納得してませんが、ファンなら買います。今回は俺の空の歌がイイです。新HEY REPORTER!状態ですがウイットが効いてる甘い感じがあって痛くないです。

遅ればせながら初回限定版を今ごろ。金欠で買えずにいたんだけどまだあって良かったです。なぜ初回かという理由はおわかりでしょう。おまけのJOY1.5目当てだからさ。

<クロスプロセスでこんな色に

達郎のライブもかなりごぶさたの私です。かつて行った時サンプラザの会場内に長いマイクを何本も立てて「本日は録音させて頂きます」と言われたので、いつJOY2が出るんだろうとわくわくしたあの日から時は流れ、結局出ないなぁとあきらめて、忘れておりました。だから今回はこの初回限定のおまけを逃すわけにはまいりません。これでJOY2はいずれ必ず出ると確信を得たタイトルなので嬉しさひとしおです。

聴いた感想は「ライブ録音ってこんなに良い音で録れるものなの?!」です。

 


WAYNE BRADY

2011-07-03 | (かつての)今日のBGM

CDなんて撮ってないで、私をもっとかまってと目で訴えています。

 

ブレイディといえば普通トム・ブレイディを連想しそうですが、ウェイン・ブレイディも覚える価値がありますよ。

これね、知ってる人いないだろうな。2008年の作品なので新しくないんですが、もうね、ここ数年の中じゃ一番のボーカルアルバムですな。ずっとカーステレオの愛聴盤なんです。そういやブログで紹介したことなかったなと思いまして。

曲がすごくイイですね。捨て曲無しですよ。甘くて爽快で聴いてて気分良くなる。

所謂アーバンアダルトなんですが全体にうっすらと50~60年代風の不思議な雰囲気が漂っているのが良い感じなのです。でも単なるR&Bをわざとらしく再処理した「よくあるもの」とはちょっと違うんだな。オリジナリティあると思う。ブラックミュージックにしては安易にグルーヴを押し出しすぎず(露骨なグルーヴ強調傾向はキライです)なかなか洗練されている感じ。ヒップも入っていない。そういうカラッとした曲。無いんですよこういうのが。ボーカル用のオケなんだな。よく練れてるなって思います。

歌は当然いける。スムーズでやや渋い表現。古典的ソウルの1スタイルとも言えるフェイク&シャウトの少ない素直な歌い方。

なんというかね、この人きっとサム・クック大好きなんだろうなぁと。オリジナルのあの熱っぽさは実は全く無いし、声質も柔らかくて全く違うんだけど、そんな影響がちらほら。その証拠に有名な1曲"A CHANGE IS DONNA COME"のカバーが入ってまして、そりゃぁもう、よみがえるサム・クックですよ! 物真似師の芸に近いです。

でもまだお若いんだよ。

しかも驚くなかれ、なんとコメディアンとしても成功している人らしいよ。そのへんは詳しくないけどね。むこうの芸能人の才能は半端じゃないね。

現在2枚しかないんだけど、数年に1枚ペースでいいからコンスタントにアルバム出して欲しい人ですね。

 


最近買ったCD

2011-06-16 | (かつての)今日のBGM

えっ、こんなのを、今ごろ?って品揃えですが。

手前:フレッド・ジョンソン "LIVE at B.B.Joe's"

全然、新しいモノではございません。このライブ盤一枚しかない人なんだけど、その一枚が結構有名な人気盤だったようで、数年前からこの通りCDで手に入ります。演奏ズージャー・歌ソウルというありそうであんまりない内容。なるほどこういうのがDJにはウケるんだね。オサレなお店のBGMとしても人気らしい。でも、BGMで垂れ流すにはもったいない程のかなり聴きこめる内容だと思いましたけどね。まぁよくあることです。思えばかつてチャッキー・ブッカーのソロを初めて知ったのも渋谷のどこかのお店のBGMを耳にして「おやっ!」と気になったんだっけな。古い話でした。
ちなみに、こんな名前ですから音楽界に同姓同名多数で、しかもほぼ全員が知名度いまいち。フレディ表記の時もあったりするし。

 

左:クリストーン

これも新しいモノではございません。これが一番珍しいんじゃないでしょうか。とは言えレアでもなんでもなくて、知名度だけの話。恥ずかしながらこの歳になるまで知りませんでした。オマリオンあたりに似ているかなと。いかにも90年代後半のヒップではない方向に伸びようとした所謂ニュークラシックソウルドンズバですが、その他大勢の「模倣組」のわりに野暮ったさがなく洗練されていて案外うまいなと。その後、この芽がたいして伸びていないのが惜しまれますねぇ。

 

奥:ブーツィーの新譜

新しいのはこれだけ。ついつい買っちゃうね。先月のベーマガの表紙になっていたのは知ってましたが立ち読みすらしませんでした。内容はP-FUNKな曲が少ないです。ゲスト多数で、ブーツィ本人のあの声も少なめです。でも「らしさ」はたっぷりあります。音は妙に現代的ですがブーツィではない誰かの音楽ではないことは確かです。

 

右:レイラ・ハザウェイの4th.

これまた古いな。個人的には彼女のアルバムの中ではこれが一番よろしいと思います。生演奏中心の中庸加減と音づくりが。いいなと思っていながらなぜか3rd.とこのアルバムだけ持っていませんでした。インターネットラジオでよくかかるからCD買わなくなるよねぇ。でも改めてCDで聴けば音質がすばらしくて、買ってよかったです。