貴重な休みなので、色々と集中更新。
でもレンズの話です。ごめんね。
PENTAX DA★55mm F1.4
久々の名玉の登場だと思います。
声の届く距離のいきものを撮る人は手に入れた方が良いレンズだと思います。人はもちろんペットでもね。(私は人はあまり撮りませんが)
近ごろ自分のカメラはなぜかわずかに後ピンになってましたので、このレンズを手に入れたついでにペンタックスフォーラムで直してもらいました。
このスペックだと、ピント合わせが生死の分かれ目になります。
少々絞ったって被写界深度は紙のように薄いレンズです。長年愛用のFA77mmでよくわかってます。ペンタックスのAFじゃ大変です。
ただしピントさえ合えばあとはOKなレンズですね。さすが現代最新レンズ。じゃじゃ馬ではありませんでした。
このレンズで撮って見た印象は、第一印象は非常にきめ細かい感じ。エビスで言えばシルクエビス(笑)。
そして使うほどに驚いたのは、まるで3D写真のようだなぁ、と。
いわゆる立体感がすごいと思います。
いきもの向きと申したのは「そこになにかいる感じ」がちゃんと写るからです。
レンズ評で昔からよく使われる「立体感がある描写」という表現がありますが、そうは言われても今まで実感としてイマイチぴんとこなかったんですけどね。
2Dの世界に立体感がアルもナイもないじゃん、って。どの写真も立体を撮れば立体を写したものだとわかる。けど同時に平面的でもあるしね。どういう意味か理解できなかったのでした。
なるほど、こういうこと(説明略)だったんだなぁ。よくわかりました。
逆を言えば、立体感という言葉なんて簡単に使っちゃだめだよね。
少なくとも私の所有レンズの場合、このレンズの描写を見ちゃったら、他の多くのレンズには立体感があるとはとても言えなくなりました。
ちなみに、3/1の桜メジロの写真と3/2ラクウショウの写真がこのレンズで撮ったものです。あの時はフード忘れちゃったんですが…。
室内で撮ると
こんな感じ(すばしっこい奴で目にピントを合わせるだけで精一杯、構図決める余裕はいつも無い)。WEB用に小さくしたから立体感わかりにくいかな?