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(FreeBSD) ataraid、gmirrorのRAIDのステータスを毎日チェック

2008-06-05 23:47:39 | デジタル・インターネット

FreeBSDで、ataraidを使ってミラーリングしている(RAID1)ボリュームがあるんですが、ふと気がつけば、ハードディスクドライブが1台、認識されてませんでした。どうやら、ずいぶん長いこと、ドライブ1台だけで動いていたみたいです・・・冷や汗。

おかしいな。だって、

/etc/periodic/daily/405.status-ata-raid

というスクリプトがあって、これで毎日dailyが起動したときに、ataraidのステータスチェックがされるんじゃないの?!と思ったんですが

/etc/defaults/periodic.conf を見てみると・・・

# 405.status-ata_raid
daily_status_ata_raid_enable="NO"                       # Check ATA raid status

と書かれていて、デフォルトではNOになっているわけでして、ataraidのステータスはチェックされてませんでした。

チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに

daily_status_ata_raid_enable="YES"

と書いておく必要があります。

どうして、危険な方の選択肢がデフォルトなのかと、ぶつぶつ文句をいいたくなる気分。

ataraidのほかに、たとえばgmirrorを使っている場合でも、

/etc/periodic/daily/406.status-gmirror

がありますが、これもデフォルトでは、チェックは無効にされています。

同じく、チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに

daily_status_gmirror_enable="YES"

と書いておく必要があります。

これで、rootあてに送られてくるdailyのメールの中に

Checking status of ATA raid partitions:
ar0: ATA RAID1 status: READY subdisks: 0 ad6 ONLINE 1 ad8 ONLINE

というようなものが出力されるようになります。

ataraid、gmirror以外にも/etc/periodic/dailyの下に、いろいろあります。
一度、/etc/default/periodic.confに目を通しておくとよいのではないでしょうか。

ところで、gvinum用のものは見当たらないのですが・・・

それ以外に、たとえば3ware社のATA RAIDカード用のユーティリティが

/usr/ports/sysutils/tw_cli/

にあります。このportsをインストールすると、dailyでステータスチェックするスクリプトがインストールされるのですが、これまた、デフォルトでは無効になっています。

同じく、チェックを有効にするには、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに

daily_status_3ware_raid_enable="YES"

が必要です。

periodicの設定は、/etc/periodic.confか/etc/periodic.conf.localに記述することになっているのですが、私はよく間違えて/etc/rc.confに書いてしまい、「あれ?動かない。どうして?」となることがあります。私だけでしょうか。

最近は、/etc/src.confなんていうファイルも増えていて、/etc/make.confと使い分けるようになっていたりします。/etc/*.conf、/usr/local/etc/*.conf、いろんな設定ファイルがあって、混乱したりしません?


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