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劇画 毛沢東伝

2007-06-28 22:46:47 | アニメ・コミック・ゲーム

昨日までのコロコロ伝説で、藤子A先生の成分が不足気味なので、それを補うために、こんな作品をば・・・

劇画 毛沢東伝
藤子不二雄A

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何年か前に復刻版としてこれがでて、コレクションしとかなきゃ、みたいな感じで買いました。

中国の人(←広島県出身者にあらず)に、「日本にはこんな漫画があるんだよ」と言って見せたら、おぉ~すごい~とビックリしてはもらえましたが、彼はなんか毛沢東のことが嫌いみたいなそぶりでした・・・(文化大革命のことかなぁ?)

ちなみに、「もうたくとう」は明らかに日本語読みで、本当は「まおつーとん」みたいな発音らしいです(彼におそわったのではなく、昔、英会話の教材で覚えた)。

とにかく絵柄が強烈すぎます。
200706282

A先生のブラックユーモア系の作品も、児童マンガとはまるで違った趣がありますが、あれよりも、かなーり極端、いくところまでいってしまったというか、独特の味わいです。
子供のころ、こんな絵では読む気にもなれなかったでしょうが、すっかりオトナになった今では、すんなり受け入れることができます。
子供のころ苦手だった酢の物とかシメサバとかが、今では大好物になった、そんな感じでしょうか。

(実は、子供のころ、コロコロコミックで読んでた怪物くんの絵が、苦手だった・・・)

「毛沢東伝」という作品があること自体は、子供のころから知ってました。たしか最初に知ったのが「コロコロコミックデラックス ドラえもん 藤子不二雄の世界」という本でした。

そのときは、ドラえもんを描いてる藤子不二雄先生は、毛沢東の漫画も描いたんだぁ~ みたいに、すっかり二人で合作してるんだと思い込んでましたので、関心しちゃってました。

やっぱり、あんだけ絵が違うってことは、二人別々に描いてたわけですよ。

子供のときに読んだコロコロコミックで、藤子不二雄先生が中国に旅行に行った、という漫画を読んだ記憶があります(その中で毛沢東についても触れられてたような・・・)。

その漫画の中で、中国では治安がよくてホテルの部屋に鍵をかけなくても大丈夫、みたいなセリフがあったことを、なぜか覚えています。
30年だった今では、ぜんぜん違うんでしょうね・・・

今、「コロコロコミックデラックス ドラえもん 藤子不二雄の世界」をパラパラと見てたんですが、「ドラえもんの仲間たち」という見開きページがすごい。1回しか登場しなかったマイナー・キャラまでが、せいぞろい(笑)。
「キイちゃん」ってどの作品だったっけ? あれ、でも、これって「魔太郎がくる」に出てきたキャラじゃなかったっけ?


2 コメント

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初めまして。 (ロザリー)
2007-07-04 16:00:21
初めまして。
コロコロで読んだその漫画は多分アシスタント田中君が書いた
藤子不二雄日誌、みたいなタイトルのやつだったと思います。
私も読んで「なんて、中国っていい国なんだ?!」と思いました。
確か中国の前には、NYに先生方は行っていたはずです。
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ありがとうございます。 (本人)
2007-07-04 22:24:49
ありがとうございます。
せっかくなので調べてみました。
残念ながら、コロコロ伝説には、タイトルと著者名だけは載ってますが、作品は掲載されてませんでした。


「フジコフジオ日記」 田中道明

中国にいった話は、コロコロコミック1979年12月号に掲載。
ホテルで部屋に鍵をかけなくていい、だと私は思ってたのですが、実際にセリフとして書かれているのは「ドロボーがいないからカギはないっ!?」でした。

そして、ニューヨークにいった話は、コロコロコミック1979年11月号に掲載。
銀行強盗にあったり、飛行機に乗り遅れて空港で一夜を明かすなど、どうもかなり脚色されたストーリー。どう考えても、フィクションでしょ?と思いました。

・・・ということは、中国の鍵なしホテルも、実はフィクション!?という感じがしてきてしまいました。


(2007-07-06 追記)
中国出身の人(広島県出身者にあらず・・・くどい?!)に聞いてみたところ、30年くらい前は、まじでそうだったそうです。
泥棒がいなかったというのも本当。
泥棒する必要がない、泥棒してもしょうがない、両方の理由があったそうです。
昔は、すべてがみな平等で、泥棒に入ろうと思っても、自分の家と同じ程度なので・・・で、みたいな感じだったそうで・・・
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