鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ミンミンゼミが鳴き出しました。

2006-07-31 23:20:14 | 広瀬川

 今日の夕方の天気予報のとき、7月の天気状況をまとめていました。 仙台市の7月の平均気温は21.6度、これは平年とあまり変わりはない。降水量、これが多い。平年の約2倍の324.5mm。日照時間は平年の42%の51.8時間という状況です。如何に雨が多かったかが分かります。

 今日の最高気温が22.3度くらいですか、朝から低温注意報が出ていました。それでも、午後からは日差しも出てきて、矢も立てもたまらず、居ても立ってもいられず、妻と一緒に帰宅した後、近くのオトリ店へ行って見ました。

  何と、オトリはありませんとのこと。昨日ある人が残り鮎を全部引き取っていったので、天気も思わしくなかったし、ついでに水槽の中も掃除したとのこと。

 こんなことがあっていいのでしょうか??オトリは明日は入るということですが、明日入っても今日は使えません。

 念のためと他の釣具店にも電話したところ、1軒は扱ってないとのこと、もう1軒は組合員証を買ったときについてきた18年度の広瀬・名取川の取扱説明書にはオトリ鮎を扱っていると書かれてある店なのに、何とここもすみませんが置いてませんとのこと。サギではないか!!と叫びたかったが、ぐっとこらえて、ガクッと落ち込んで、さてどうする??

 諦めムードに入っていたところ、何と(「何と」という言葉が「何と」好きなことか!!?)我妻曰く、鮎のルアーとかはないの??と。

 そうか、それがあったか、今回は仕方がない、ルアーで挑戦してみようと気をとり直し、準備をする。

  今日入ろうと思っていたところは、近くの澱橋の次の下流の橋ですが、歩いていくのはしんどいので、妻に車での送り迎えを、そろそろと打診したところ、「いいよ」との心地よい返事。三連休なのに一回も川に入らないのは気の毒だからとも。何ともありがたいお言葉です。

  本当は、今日は今年購入したオリンピックのインテグラ鮎引き抜き急瀬90を使ってみようかと思っていたのですが、それは止めました。鮎ルアーが初陣ではあまりに可哀想です。

 その代わり、この前のダイワの大会の優勝者が使っていたマミヤOPの競技プレジデントを使うことにしました。糸はナイロン0.4号のとおし。

 ルアーは、在庫が3個あり、一つは10余年まえのもので、どうみても鮎には見えないようなダイワのルアー、後の二つはダイワの小型のルアーでシンキングとフローティグ用。これだって10年位前のものかも。

  さて、肝心の釣りです。午後4時、橋のすぐしたから竿を出しました。水は濁りなく、やや多目、肝心のコケはない。石や岩盤は滑らない。水温は19度。

 最初は小型の鮎らしい形をしたルアーを使用し、瀬を中心に釣り下る。他の釣り人はいない。もっとコケが出てくれば、最高の釣り場所になるのになあと思いつつ、半ば釣れる事はないだろうけど、もしかして同情心に富んだ鮎がかかるかもしれないとはかない希望を抱きつつ、瀬を釣り下る。

 30分経過、全くかかりそうもない。ここの釣り場で最高の場所と思われるところでもかからないので、ルアーを取り替える。古いルアー。

 でも、それでかかるほど現実は甘くはない。今度は、入川場所に戻って、右岸側のへちを攻めてみる。15分立ってもかからず。そろそろやめようかなと思いつつも、釣り下る。

 5時。ガツンと強い当たり!!!やったあー!!いた!!かかってくれた!!人の気持ちが分かる鮎が居てくれた!! のされないように、竿を立てて取り込もうとするのだが、なかなか寄ってこない。寄ってこないどころか、オトリ鮎(ルアー)さえ浮いてこない。竿は限界に近いくらい曲がっている。

 ああ、これはまたしてもニゴイかと絶望感が襲う。下流側は岩盤で複雑な流れをしている瀬が続く。とても釣り下ることはできない。強烈な引きを味わわせて?もらっただけでもいいやと思うことにしよう、ルアーの回収は多分無理、それも仕方がないと諦めて、糸と竿を一直線にして糸を切ることにしました。

 かくて、今日の鮎釣りは終了しました。これが鮎つりといえるのか?甚だ疑問ですが、鮎つりモドキをしたということでしょうか。

  残りの糸を回収し、竿を仕舞って川を後にし、妻に電話して待ち合わせ場所に迎えに来てもらいました。楽をしようとしたのがよくなったのでしょうか?そうかも?

コメント (2)
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