鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

「鮎釣り烈士伝」

2006-07-13 22:52:56 | お知らせ

 今日久し振りに「JUNKUDO書店」に行ってきました。

 神戸が本店のこの本屋は、仙台に2店あります。しかも仙台駅のすぐ近くに。どちらもお客さんは多いようです。そのお陰で地元の本屋は数店も倒産していますが。

 この本屋ばかりではなく、紀伊国屋書店や丸善が大型店として進出してきているもので、地元勢はとても太刀打ちできなかったようです。淋しい限りですが、大型書店は便利です、やはり。  

 「つり人8月号」が発売されていないか見に行ったのですが、つり人社発行の「鮎釣り烈士伝」が目に入りました。これはYodakinboさんのブログで7月に発売されるので、是非とも購入するようにとの記事を目にしていた本でした。

 早速購入しました。定価1800円プラス消費税で1890円です。 総ページ319Pの大きな厚い本です。著者は鈴木康友氏。

  目次を紹介すると、最初の烈士は「村田 満」《友釣り界の帝王・不撓不屈の精神で、今なお時代をリードする巨人》で、以下「室田 正」「西角嘉昭」「伊藤 稔」と続き、最後は今を代表するソリッド穂先の名人「伊藤正弘」まで、合計19人の鮎釣り名人の烈士伝となっています。他に「外伝」もあります。

 希望を言えば、「永井 茂」名人や「大西 満」名人についても書いてくれれば申し分なかったといえるのでは。

  まだほんの3人前後しか読んでいませんが、ためになるし、とっても面白い本です。鮎つりの歴史がそのまま分かるようになっています。現在の鮎釣りの裏にはこういう名人たちのひたむきさ、研究心、探究心、努力、発想の転換等があったわけです。

  「創意工夫」、これこそがマンネリ化を防ぎ、進歩に向かわせてくれる唯一の必要なことかもしれません。私にとっては呆け予防にもなりますし。

  鮎釣り師にとっては必読な本といえるような素晴らしい本です。


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