鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日もいろいろありました。

2006-07-17 22:54:11 | 広瀬川

 午前中は雨で、午後からは晴れるとか言っていたのですが・・・・。

 それで、川に入るのは午後からにして、午前中は用事を済ませておこうと思い、でもその前に、丁度雨は止んだようだし、川の写真を撮っておこうかと思って、8時半頃デジカメを持って午後から入る予定の川に行きました。もちろん、ブログに写真を掲載したいがためです。

 しかし、・・・  8時40分、15㎝くらい増水している川の写真を撮ろうとして、カメラのケースをはずしたところ、カメラ本体のストラップを持っているとばかり思っていたのですが、ケースのストラップで、肝心のカメラは何と何と川の中に!!! 

 すぐ拾い上げて水分をはじいて拭いて、何とか機能してくれと祈ったのですが、やはりだめでした・・・・。

 ついてない。何年前に買ったのだろうか?「FinePix2500Zoom」200万画素だったけど、さっぱり使いこなしてはいませんでした。今のデジカメは薄くかつ軽くなって機能も満載でしょうが、私には写ればいいのでしたが。

 

 昼食後、おとりを2匹購入して、家から身支度をし、引き船におとりを入れていざ出発。歩くこと5、6分。外は小雨。初めからゴアのレインを着用する。こうすれば寒さも防げるだろうからと思って。

 今日のおとりは増水していることもあって、大きめの鮎にしてもらう。

 竿はシマノの「珪石」90-95・ソリッド穂先。水中糸はホクエツの超極細。ハリは7号くらいの4本イカリ。

  水温は19度。今日の最高気温は22.1度。でもそれほど冷たいとは 感じなかった。

 広瀬川は、解禁日と比べると15㎝以上は増水している。根がかりしたらはずしに行くのは難しいし、右岸にはとても渡れない。心して竿を出し、操作しないとと自分に言い聞かせる。

  12時45分、大き目のおとりを瀬に入れる。今日は最初からごく楽背ハリを使用する。明確なあたりはないが、重くなり、下流に引かれる。どうも最初の当りが面白くない、納得できない、鮎らしくない。

 かかった!!かかった後は引きは強いのだが。少し下って引き抜く。文句のない背がかり。しかも大きい!また大きくなったかとびっくりした。22cmはあるのではないかと思ったが、帰宅後計測してみると21センチでした。

 これが12時48分。凄い!これは入れ掛りか!!と嬉しくなる。しかも人は誰もいないし。(その後一人下流に入ったが、すぐに下っていった)

 しかし、そうは甘くはない。おとりを変えたのにかからない。岩盤の瀬は荒瀬になっていて、あゆはなかなか入らない。50メートルくらい下って、左岸へちから竿を出す。そしたら、13時15分頃、ようやく当たりあり。下って引き抜くも、腹がかり。オトリよりも幅広く感じた。

 しかし、泳いでくれない。やはりかかりどころがよくなかったか。また、おとりを養殖に代えて粘るがかからず。

 また、上流に向かう。最初にかかったところよりも少し上の瀬に、かけた鮎をおとりとして、入れる。そしたら丁度開始から1時間後となる13時50分頃ようやく3匹目がかかる。

 4匹目はすこしして、また少し上流の瀬でかかった。

 しかし、それまで、。その後はかからず。雨脚も強くなる。川面にはガスが立ち込めてきた。釣り人は誰もいない。淋しいくらいである。やはり、何人かの釣り人たちと釣りをしたい、例え知らない人どおしであっても。

 

  9日のシマノの大会のとき、小国川から持ち帰り、川にいけておいた鮎は案の定溺死というか砂に埋もれて死亡していました。9日以降雨が降り続き、増水・濁りで缶のなかに砂がたまったのでしょう、可哀想なことをしました。

  死亡した鮎を中州に捨てて、新しく今日購入した養殖おとり2匹を入れておきました。明日使用しようかと思って。実際はどうなるか分かりませんが。 何しろ雨は止みませんので。

 

  持ち帰った鮎は家族で食べました。いままでで一番美味かった気がします。何故かは分かりません。1日の解禁日の時よりもうまかったです。

 といっても、我が家では鮎の内臓は誰も食べません。それで、いつものことなのですが、私が内臓をきれいに取り除いて、妻が焼くという分業体制をとっています。時には頭もとったり、背開きや腹開きにして、一夜干し、またはフライにしてたべたりしています。鮎の食べ方からすれば邪道でしょう、邪道でしょうが、そうしないときれいに食べられません。

 はっきりいって、私は食べることよりも釣ることが好きなわけで、食べることにはあまり興味がありません。

 でも、今日の鮎は美味かった!!!

 

  前にも紹介しましたが、朝日歌壇にまたも鮎の短歌が載っていました。馬場あき子選。四万十市の島村宣暢氏の作品。「焼き鮎の口腔青く拡がれる四万十川の夏の香を食う」

 多分私はこういう鮎の味を味わったことはないと思います。  

 

 早く汗をかきながら釣りをしたいものです。  

コメント (1)
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