鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

土用丑の日

2006-07-23 22:43:40 | 思いつくまま

 今日は久し振りに少し陽が差しました。それだけで嬉しいです。少し蒸し暑くも感じたし。

  今日は、土用丑の日。

 昨日も今日もTVではうなぎ関係の料理(食べる)番組をやっていました。

 昨日は四万十川の天然うなぎの漁法の説明と蒲焼、今日は沖縄の大きなうなぎの料理を放送していました。

 四万十川のうなぎ漁はとってもユニークでした。何とか言う木の枝を束ねて川底に沈めておくとそのなかにうなぎが入っているというもの。もうひとつは、あまり深くない川底に20~30センチ大の石を積み重ねてうなぎが入るのを待ち、うなぎを取るときは、その石の周りを網で囲み、石を取り外しながらその網にうなぎを追い込むというもの。

 後者の漁法で灰色のうなぎではない、黄色いお腹をしたうなぎが一杯取れていました。

  また、また、昔話(私が小学校のときです)ですが、広瀬川でもうなぎがとれました。私も何匹かとったことがあります。今もとれるのかもしれません。

 やり方は二通りあって、一つはうなぎバリに大きなミミズやカジカ等をつけて、1メートル前後の竿の先にハリをあてがい、うなぎが住んでいそうな大石や岩の穴を見つけて、そこに竿ごと差し込むというもの。

 うなぎがいると、当りがある。しかし、全てがうなぎとは限りません。かにのこともあります。(もしかしてなまずもいたりして)ガリガリという当りがあっても、なかなかハリがかりはしなくて、穴から引きずり出そうとしても失敗の連続でした。

 うなぎも必死でしょうから、よく磯釣りでいわれる「根に入ってしまった」というようなことが穴のなかでも行われているのでしょう。

 もう一つは、ハリにえさをつけて夜から朝にかけて川底に沈めておくというもの。複数の仕掛けを仕掛けておきます。こっちの方のやり方で何匹かのうなぎをとったことがあります。

 翌朝早く仕掛けを見に行くのがはらはらどきどきで楽しみでした。大半は餌のみとられてしまうのですが、中には水糸を体に巻いて体をくねらせているうなぎがとれました。持ち帰って、魚屋さんでさばいてもらった記憶があります。

  また、増水した川を見に行くのが好きだったため、雨上がりの朝なんかよく川を見に行ったものですが、そのとき誰かが仕掛けたうなぎ仕掛けに、大きな今まで川で見たこともないようなうなぎがかかっていたことがあり、仕掛けた人には申し訳ないことをしましたが、それを我が家に持ち帰ってしまいました。そういうことは一度だけですが。

  うなぎが好きな魚と言うと、鮎であると小さいときからきいてきました。大きくはない、小さい鮎がうなぎつり用のえさとしては最高なのだと。

 鮎釣りをしているとよく根がかりがして、オトリ鮎を川底に沈めたままにして、悔しい思いをすることがありますが、根がかりした鮎は多分うなぎに食べられてしまうのだろうなと、それ以来思うようにしています。

 ただ死ぬよりも、うなぎのためになったと思うほうが少しはいいのではないでしょうか?食の連鎖?です。

  今日は久し振りのいい天気でしたが、明日はまた雨とか、困ったものです。


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