谷口板長の鯖(〆鯖、鯖のみそ煮)とバスケのコーチ日記

八戸の鯖で作る鯖味噌煮(鯖みそ煮)を紹介し八戸の郷土料理の作り方、趣味のバスケっトを田面小でコーチする日々の話。

7回目・・第三十八日の出丸出港

2008-09-23 12:56:31 | Weblog
写真と連動した・・私のブログ経営者ブログ・・
「鯖のみそ煮とバスケのコーチ」
は下記からご覧下さい

でも一応投稿!
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一日遅れの日の出丸の投稿です。

今朝は・・バスケの父母と懇親会で
二日酔い中でのパソコン・・辛いです。

でも・・この投稿をしなくては・・


昨日の2時の第3埠頭には鯖の巻網船団が終結
これから操業・・出港なのか・・?


こちらは・・第三十八日の出丸・・出港
多くの鮭が網の中に入っている事を・・祈りながら

板長だけは・・太った鯖を見たいの一心です

※先日・・私の19日(金)経営者ブログに
深川氏から・・応援のコメントが・・板長感謝です。


このスクリュウからの白波を写さないと臨場感が湧かない


網を引き上げながら・・深川氏「短時間で揚がった!」
板長・・「どう言うこと?」
深川氏・・「軽いから・・すぐ揚がる・・魚が少ない」
板長・・「ハァー・・」


確かに・・前回よりも鮭の入りが悪い・・

海水温・・21度・・
深川船長は・・「魚は20度を切らないと・・いない」
「この中にいる鮭は・・海水が20度以下の時に入ったんだ
網で出られなくなったから・・この位はいるが・・

ずーと20度以上だと・・何も入らない!!」

板長・・「そうなんだ・・!」海の中にも海流がある
その海水の流れの温度で定置網の漁が決まる・・

その事を知っただけでも収穫です。









多かろう少なかろうが仕事は・・進む!

網を海へ戻そうとした時に「止めろ・・!」の声
船員さんが「網を直す!」







この海の上では・・修理に出すにも岡は遠くに・・
網を直すにも・・自分達の腕1本で直します!

それも「技」を使って。金属は腐食したり金属疲労で使えない
海の網は・・糸の集合体
海の中は「網と綱」だけでで勝負する世界なのです!

「結ぶ業」がいかにここでは必要なのかを知った・・板長
反対に・・蝶結びしか出来ない板長・・当然・・邪魔者

熟練の業で・・あの太い綱が結び直された・・スゴッ!


八戸第二魚市場に水揚げ・・その鮭の選別作業
オス・メス・傷物・・他の魚・・とタンクに分け入れを


作業が終えた・・日の出丸と選別台

深川氏・・「早く温度が下がって欲しい・・」
  「大自然の営みの中・・自分達は・・待つしかない」

確かに・・今は待つしかないんだ・・と・・板長


網の中に・・こんなに大きな「鰆」が1m以上はゆうにある
鰆は・・暖かい海流の魚・・それが入るという事は

種差の定置網の海水温は・・・まだまだ高温・・


他の定置網・・北側の網には・・これだけの鯖・・

あと500m・・冷たい海水が南下すると
第三十八日の出丸の船底に・・大量の鮭・鯖・平目が・・

冷たい海水温が南下する事を祈りながら
八戸魚市場を後にする・・第三十八日の出丸でした

次回の出港は・・26日の予定・・大量を・・ハイ


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