日暮里から歩き始めて 三ノ輪橋まで来ると 都電に巡りあえる
昭和30年代は 東京の道路は 殆ど路面電車が走っていた
順次 車時代になり 路面電車は廃止されて ここだけが生き残っている
通勤にも毎日使用していた都電 発車オーライの合図チンチンの音が懐かしい
今は 冷暖房完備だが 昔は夏は窓を全開して走っていたものである
電気自動車が開発される今 都電はエコの交通手段であり 見直されても良い
三ノ輪橋アーケード商店街 焼き鳥やさんの炎と煙が美味しそう
下町の三ノ輪橋駅を出発した電車は カーブも多く描きながら王子駅まで
ここから高台の街を走り終点は 早稲田まで行く
歩きついでに この路線を辿ってみようと線路を見ながら行く
今 この沿線は バラが線路に沿って手入れされ 大輪の花が咲きそろう
赤いバラ 白いバラ 黄色いバラ まさに いろいろのバラが見られる
そばを歩くと 香りも漂い まさに バラロードである
ほぼ線路に沿って道は併行しているが 時には外れる
なるべく線路の近くをと思うが 道が曲がったりして かなり迂回してしまうこともある
そして また線路が見えると ホッとして歩き続ける
バラの中を縫うように 何台も都電が行きかう 小さな停留所が懐かしい
庶民の足 気軽に乗り降り出来る交通手段でもある
都バスは200円が普通だが ここは160円と表示があった
途中 三河島水処理場がある 広大な下水処理施設だ
この一部を底面にして 小高い台地を作り 自然公園が作られていた
都会の空間を 開発して 庶民の憩いの場所に置き換える良きアイデアでもある
ここも一周したら 出口は町屋の表示 方向感覚がずれたが見覚えのある場所
町屋斎場があった 昔の同僚が酒好きで 遂には私より若くして あの世へ行った
また都電の通りへ出て 熊野前電停 通りを跨ぐ様に舎人ライナーが走っていた
ほぼ休憩無しで3時間歩いたら さすがに疲れを覚え ここから都バスで日暮里へ
出発地に戻り 亀戸駅行きに乗り変え 更に自宅付近まで乗り継いだ
1日500円の 下町探検ウオーキングを終えた
最後までお読みくださいまして有難うございました
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