のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング ボランティア 時々花と金魚

通りゃんせ 怖いは疲れの方言  実は哀しい童謡の一つ

2019年11月27日 09時59分24秒 | うたごえ

一昨日は 介護施設への音楽訪問 楽しそうに笑顔が浮かぶのが嬉しい

比較的お元気な利用者の男性が 『通りゃんせ』 の歌が終わってから私に言う

歌詞の中にある『怖い』は 方言で 『疲れたです』 『だから行きは楽だが帰りは疲れるの意ですね』

 

確かに 疲れたことを方言で怖いと言う地域もある そうですねと答える

例え 違っていても介護施設では 頭から否定しないで 時には笑いの中にごまかす

この 疲れ=怖い 説は 諸説ある中で一番多く支持されている

 

しかし 本当はそうだろうか 違う説を披露してみるとこんな風だ

通りゃんせは 日本のわらべうた発祥の地でもあり それは川越・三芳野神社である

御祭神は 菅原道真 天神様である

 

 

川越城が築かれる前からあり 城築城時に城内の一画に移された

従って お詣りには見張り番の許可を得て城内の参道を行く

帰りには 怪しいものが居ないか密偵が参詣客を監視している それで帰りは怖い

 

もう一つは 当時は子どもの成長は 貧しい環境の中で 幼いうちに亡くなるケースが多い

従って 7歳までは 神様に護って貰い 神の子 お礼のお札を納めに行く 人間の子となる

その後はと言えば 口減らしのため売られたり 労働をさせられたりする 哀しく怖い所以である

 

 

いや これは作詞が本居長世 作曲 中山晋平 の説もある

それ以上に 埋蔵金伝説がこの歌に秘められている あるいは7歳になったら人身御供になる説

小田原にも 通りゃんせ の歌碑がある 信じる信じないは あなた次第か・・・

 

通りゃんせ

 

参考 疲れた 各地の方言

北海道・こわい 青森・おたった 岩手・こうぇ~ 宮城・がおった 秋田・こうぇ

山形・こわえ 福島・こえー 茨城・こわえ 群馬・くたびれた 埼玉・かったりー

千葉・東京・神奈川 くたびれた 新潟・こうぇあ 富山・つかれた 石川・ものい

福井・よわった 山梨・えらい 長野・てきない 岐阜・えらかった 静岡・つかれた

愛知・くたびれた 三重・滋賀 ほっこりした 京都 つかれた 大阪 ・えらい

兵庫・しんどい 奈良・きけた 和歌山・くたびれた 鳥取・えらい 岡山・くたびれた

広島・山口 くたびれた 徳島・しんだい 香川・愛媛 くたぶれた 高知・んだれた

福岡・くたぶれた 佐賀・きゃーなゅつ 長崎・きゃーなえた 熊本・大分 なえた 

宮崎・ひんだれた 鹿児島・だれたチ 沖縄・うたたん

 

 

ネットからの借用です 実際には違っているか私には分かりません

因みに 私の小学生時代 信州の山奥 つかれた は ごしたい ごしてぇ と言っていた

どこにも無い言葉 記憶違いだろうか

 

 

YouTube 下町のうたごえ 君恋し バンド コーヒーブレーク

https://youtu.be/DOzbG3hv3IY  私はキーボード 聴いて下さい 私の唯一の動画

昨年5月のもの 新しいブロ友さんへ 再登場させます 参加の皆さん綺麗な歌声です

 

コメントは伝言コーナーへもどうぞ!

     (メルアドは入力しなくてもOKです) 

夜のパソコンを控えています コメントは翌日朝 必ずお返ししますね


コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 眠たくて 今度も録画で さ... | トップ | 外は寒い 歌がほっこり 包... »

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
♪行きはよいよい、帰りはこわい♪ (ふじのりんご)
2019-11-27 10:23:28
のびたさん、お早うございます(^^)/
其方は、1月並みの寒さが続いているそうですね~
お元気なのびたさん、でも お気を付けくださいね。

・疲れた・の方言が、面白いですネ
三重・滋賀 ほっこりした=意外です。
宮崎弁=ひんだれた・・「だれた」は、よく使い「ひん」は強調、、らしいです。
返信する
考えさせられました (ゆり)
2019-11-27 11:29:57
こんにちは。

昔歌ったとうりゃんせ!
怖いは、そのまま怖いと解釈してました。

方言たくさんあってびっくり!
さて、私は疲れたをなんていうのかな?

疲れた~~しんどい、くたびれたも言うかな。
すると私は東京・戸山・静岡・愛知・京都・兵庫・岡山・和歌山と広域でした(*^^*)
返信する
こんにちは (ここあ)
2019-11-27 14:56:07
のびたさん、こんにちは。
「通りゃんせ」の「こわい」は、何の疑いもなく「怖い」の方だと思っていました。なるほどいろんな解釈が成り立つのですね。
青森は確かに「おたった」(「おったった」とも。)と言いますが、岩手や秋田と同じように、「こぇ~」とか「こぃ~」とか言いますよ。これは明らかに「こわい」由来だと思っています。
ところで、青森の言葉は、京都の言葉に近いものがありますよ。(おぼこ(赤ちゃん)、なんぼ(いくら)他いろいろ)
高知の言葉とも同じのがあったり、九州の鹿児島辺りとはイントネーションが近いです。たぶん大昔に、南の地方から青森に移住した人々が多かったのかもしれませんね。面白いですね。
返信する
こわい (ミルク)
2019-11-27 17:25:43
漢字で書きますと、意味が違ってきますが
ここあさんが書いてくれたように、こわいが、なまって、疲れたぁを「こぇがった」と言ってました。
今はほとんど話さないと思いますが・・・漢字で見ると怖い~恐ろしい方ですね。面白いです。
返信する
信州弁・合ってます (ワイコマです)
2019-11-27 19:12:53
「ごしてぇ~」「ごしたい」と言ってます。
今でも、このへんでは当たり前に使いますが
流石に 若者たちは使いません。
この方言も・・我々の時代までかもしれません
返信する
方言 (三浦っ子)
2019-11-27 22:19:43
のびたさんこんばんわ
少しばかり留守にしていました。

そうそう、岩手でも疲れたことをこうぇ・
と言ってましたね。あぁ懐かしい!
方言は面白いですね。なんぼ/いくら
がっこ/あかんぼう・・等

鉄線花がまだ綺麗に咲いていますね。



返信する
ふじのりんごさんへ (のびた)
2019-11-28 08:05:50

風邪も癒えたようですね
東京は ここ2.3日しとしとと降る氷雨 今日も一ケタの気温らしいです
方言 面白いですね
宮崎弁 言葉に強調がある!
方言から学ぶこともありますね
永年 土地に根付いた言葉 その地の標準語です
返信する
ゆりさんへ (のびた)
2019-11-28 08:10:48

相変わらず忙しそうですね
通りゃんせ 凡そは怖い その通りですね
疲れたの表現 いろいろあって面白いです
疲れた しんどい くたびれたの範囲ですか(笑)
かなりの広域ですね

私は 疲れた~ くたびれた~でしょう
疲れたは 疲れている様子ですが くたびれたは もっと くたくたジャガーの様です?
返信する
ここあさんへ (のびた)
2019-11-28 08:21:39

通りゃんせは これまで いろいろ解釈の説が有り どれも一理あるような感じでした
青森の言葉 京都や高知 鹿児島にまで近いものもある
やはり 江戸時代からの政治の移り変わりで 庶民も大きく居住が変わったりした影響もあるようです
江戸 東京も 各地方からの集合体です
文化も鹿児島から 京都へ そして北前船で日本海側の各地へ これもその遠因のひとつですね
結構 面白い方言の背景です
返信する
ミルクさんへ (のびた)
2019-11-28 08:32:22

怖い 疲れた この解釈もいろいろあっって楽しいものです
どれも否定は出来ません
土地によって 同じ意味でも表現が こんなに違うこと 面白いです
それでも土地の言葉 永年の伝承と背景が秘められています 大切にして行きたいですね
返信する

コメントを投稿

うたごえ」カテゴリの最新記事