雨上がり、畑行ってみたらすっきりしてた。
小径はずれて畑の方へ登っていく道、
きれーに散髪されてた。
こないだまで、膝上の草踏み分けて進んでたのに。
さらにこの上に畑ある人らが刈ってくれはったんや。
「ええよ、ええよ。機械やからすぐやから」
春もそう言うて刈ってくれはった。
のこぎり鎌1本でやってる私としては、ものすご助かる。
ありがたいことです。
草丈が短かなって、
ちびガエルがいっぱい跳ねてるのが見える。
やあやあやあ、こんちは、こんちは。
こないだから花咲いてた秘伝豆、
鞘ついてきてる。
実ぃ、カメムシにチューチューされんと、
無事膨らんでくれるかなあ。
今日はお昼から大正琴の演奏会があるゆうんで、大急ぎで帰った。
総勢10人くらいの人たちが、歌いながら演奏してくれはった。
大正琴にもソプラノ、アルト、バスみたいに、
楽器によって音の高低が違うのがあるんやって。
演目は10曲くらいやったかしらん。
あれは演歌ゆうんやろか、歌謡曲ゆうんやろか。
八代亜紀やら春日八郎やら。
知ってる人らは配られた歌詞カード見ながら、次々合唱してはった。
春、ブラスバンドが来てくれはった時、
一曲目がいきなりの「ルパン三世のテーマ」やった。
のりのりで体ゆする男性もおりゃあ、
大音量にびっくりして耳ふさいでる女性もいてはったなあ。
ここの入居者は今、60代から90代まで。
下手したら40歳ほどの年齢差。
親子以上の開きあるもん。
「高齢者」ゆうてひとくくりには、
むずかしいわなあ。