武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

ラッシュ時の電車&小さい子

2006年05月09日 10時58分20秒 | Weblog
昨日朝、電車に乗りました。ラッシュのピークは過ぎていたと思いますが、人!人!人! の波に揉まれて、酔ってしまいそうなくらいでした。その上、電車のドアに、ベトリとした液体が…ジュースを振りかけたのでしょうか…触ってしまい、気分は最悪の状態になりました。次の駅でドアから離れることが出来ましたが、きっと何人もの人が、悲しい思いをしたのだろうな。

電車内での飲食は、よく見かける光景です。
小さい子どもに、お菓子を与える。泣く子を黙らせようと、次々に、口の中に甘いものを押し込む。なくなってしまうと、火のついたように、更に泣きます。
最初の一個を、あげてはならない。甘いものをあげてはならない。せめて冷たいお茶を用意して、少しずつ飲ませる。悪循環に陥らぬよう、若いお母様方、お気を付けあそばせ。我慢することを覚えてから、楽しみとして、与えたいものです。

これは私の経験から。
二人目までは、電車で飲食をさせなかった。当然のことと思っていた。親も、子も。しかし三人目の娘に、お兄ちゃん達と同じに与えてしまった!! 一度だけ!!
たった一度の甘い経験が、電車に乗るたび、彼女の頭によみがえります。甘いものを要求し、電車に乗るたびに、泣き叫ぶような子になってしまいました。
失敗です。電車に乗るのが、地獄の苦しみになりました。当時は、車の免許を持たなかったので、移動はバス、電車でした。こんなこともきっかけになり、娘1歳の時に免許を取り、車で移動をするようになりました。

私は、車の利用を選択しました。でも、そのような選択肢を持たない人もいます。
悪循環に陥ったときの対処法、なんてあるのでしょうか。
距離に応じた菓子を持ち歩く。ひたすら泣かせる。電車に乗せない。

ちなみに私は、小田急線利用ですので、できる限りロマンスカーを利用し、泣き始めるとデッキに移動しました。普通車に乗る時には、ドア近くにいて、泣きそうになったら、違うドアに移動する。気分が変わるようですが、ちょっと危険。次の電車を待つことも多かったなあ。くたくたに疲れます。

まあ、子育ての時期は、過ぎてみれば、短い。
楽しんで、苦しんで、子どもと一緒に成長していきましょうね。
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猫のおなか

2006年05月04日 11時23分59秒 | Weblog
猫のおなかが、好きだ。
ぐるぐると喉を鳴らして私の腕の中で身を任せる。
まるで骨などなくなってしまったかのように、意志のないおなか。
意志をなくすことが、ひとつの意志であるように、いつまでもされるままにいる。
根負けして手を止める。ささっと、なにもなかったように、私から離れてぶるっと身震いする。あら、失礼ね。がまんしていたの?

ゴールデンウィークに、猫と遊ぶ。もうすぐ昼だというのに、誰も起きてこない。久しぶりに集まった家族が、夜中に、いつまでも、おしゃべりをしていた。
いつの間にか、大人の顔の息子達。まぶしいな。若いっていいなあ。

猫を呼んでみる。餌じゃありませんよ。ねえ、一緒に遊ぼう。…ふん、という顔で、だれも相手にしてくれない。仕方ない、掃除でもしようかな、と思いつつ、パソコンの前に、でんと座る。ぐるぐるっと足元をすり抜けて、おやすみなさいって? 彼らのいちばん快適な場所に行きました。
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