11月24日の二人会で朗読した『刺青』の、ほんの一部分ですが、公開しました。
毎度申し上げることなのですが、ライブで聴くのが、いちばん楽しんでいただけると思います。
どうしても、息遣いが伝わらないような気がします。
さて先日の二人会で、「臭いを感じる」との感想をいただきました。嬉しいです。なんの演出もなく読みだけの中で臭いを感じていただいたり想像の世界で遊んでいただいたくことが嬉しいのです。
以前にお聴きになってくださったかたは、どうぞ再び、聴きにいらしてください。あきらかな変化も感じていただけると思います^^)
二人会inガス燈 2012年11月 武 順子
この秋から年末にかけて、『刺青』と『よだかの星』という対極の朗読を交互にしているような気がします。いったい頭の中は、大丈夫なのだろうかと、我ながら心配になってきます。最近はこれに『アイヌ神謡集』の稽古が加わって、ますます混沌としてきているようにも思われます。
しかし、この混沌の状態が好きなのです。朗読の楽しみでもあります。どっぷりと浸かっているようでいて、いつも冷めた目をしているのかもしれません。ふふふっ。