武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

詩を書く日

2012年05月20日 14時51分47秒 | Weblog
先日ふと、詩が書きたくなった。

パソコンに向かう時点で言葉はなにも浮かんでいない。
テーマも何も考えていない。

ただキーボードの上の指が次々動く。

いやいや、そんなことはないのだけれども、すらすらっと二つの詩が出てきた。


しばらくフォルダにしまっておいて、数か月たったころに蓋を開けてみる。

おいしく熟成しているときと、腐敗しちゃっているときと。

読み返して捨ててしまうこと、しばしばである。


ひとつの単語に、数十年もこだわり続けることがある。
そこから抜け出すことができない。まるで成仏できないでいる魂みたい。
形にしてあげたら、天国だか地獄だか、あるいは自らの腑にストンと落ちる。

こだわりがなくなったら、なんにもこだわることがなくなったら。

そのときって、どんなときになるのであろうか。


風が吹いて
葉っぱが揺れたから
今日は
久しぶりに
詩を書く日


5月の朗読会は、昨日でおしまい。

6月のお知らせは、また改めて…。


年と共に、声の抑制が難しくなるそうで。
毎日声を出しましょう。
声を出すことができないときには、声を出さずに息で読みましょう。

腹筋が痛くなるくらいの息の声で、読みましょう。

…これは、怠け者の自分への言葉。

ぼちぼちと、がんばりましょう。
コメント
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